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SWで「コロがらない打ち方」ってどうやるの?【グリーン奥からピンに寄せるコツ】|スコアアップに繋がるダボ対策シリーズ

ゴルフのスコアアップに繋がるダボ対策ワンポイントレッスン|第5回

2024/04/18 ゴルフサプリ編集部

ゴルフのスコアアップを目指すうえで、ダボ(ダブルボギー)対策は重要なポイントだ。そこでゴルフコースでの様々なシチュエーションを想定しながら、ダボを防ぐためのショット・アプローチのワンポイントレッスンをお届けする。

今回は、グリーン奥からピンに寄せるコツについて紹介する。

●第1回風の強い日のティショットのコツ
●第2回薄芝の花道からピンに寄せるコツ
●第3回湿った砂のバンカーからピンに寄せるコツ
●第4回下りのショートパットを確実にカップインするコツ

レッスン第5回 グリーン奥から近くのピンに寄せるコツ

ロフトが一番多いSWで、コロがらない打ち方をしよう。

グリーンオーバーの結果、下りの難しいアプローチが残ってしまった場面です。グリーンエッジまでが近く、ピンまで20ヤード近くあればパターで寄せる手もありますが、この場合はピンが近いためにインパクトが緩んだり、強く打ちすぎたりして距離感が合いにくいものです。

そんなときに有効なのがSWの「ヒール浮かせ打ち」です。クラブヘッドのヒールを浮かせて構え、パットの要領で手首を固定してスイングするだけですから簡単。飛ばないクラブを持ち、飛ばないスイングをすることでキャリーは少なくなります。グリーンの手前に落としてやれば、トロトロとゆっくりコロがっていくため、ピンに寄る確率が高まります。

落とし場所はグリーンエッジの手前!

ボールがグリーンエッジから5ヤード、ピンまでは13ヤード。パターで寄せる手もあるが、ピンが近くてグリーンが下がっている場合は、パターはかえって難しい。SWで寄せてみよう。

SWを持って近づいて構えればOK!

通常の構え(左)よりボールに近づき、クラブヘッドのヒール側を浮かせてハンドアップに構えよう(右)。

パターの要領で手首を固定して打とう。

パッティングするときと同じように構え、手首を固定してスイング。大きめに振ってもボールが飛ばないから安心だ。

町島久晴(まちじま・ひさはる)
1968年9月13日生まれ。茨城県を中心に多くのアマチュアをレッスン。聴覚障害者にも手話で指導している。ボンドゴルフ所属。

※ゴルフトゥデイ525号197~201ページを再編集したものです。

※第6回は「ツマ先上がりのセカンドショットからグリーンに乗せるワンヒント」をお届けします。お楽しみに!

取材協力/サザンヤードカントリークラブ(茨城県)

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