「アイアンマン」たちに学ぶアイアンの打ち方と上達のヒント|第5回
アイアン上手への道はこの一歩から!
アイアン使いの巧者と言えば、すぐ思い浮かぶのが、大人気イベント「アイアンマンカップ」に出場する鉄人たち!第1回~第3回では彼らの“こだわりポイント”を紹介してきたが、第4~6回では本誌未公開のエクストラ企画として、鉄人たちが普段どんな練習をしているかを拝見!
ぜひ参考にしてみては!?
「ティアップ打ち」と「スタンス変更打ち」でスイングCHECK
●序 章:アイアンマンたちに聞く、最も重視しているポイント
●第1回:アイアンマン畠山さんの打ちこなし術
●第2回:アイアンマン日永さんの打ちこなし術
●第3回:アイアンマン山本さんの打ちこなし術
●第4回:本誌未公開! 畠山さんの「練習法」
●第5回:本誌未公開! 日永さんの「練習法」
●第6回:本誌未公開! 山本さんの「練習法」
しっかり上からインパクトする感覚を養う
ドライバー用のティにセットされたボールを、ティを打たないようにクリーンにヒットする練習をしています。地ベタから打つアイアンはクラブが下から入れば、即ミスにつながりますから、しっかり鋭角に上からヒットしてあげる感覚を身につけるためです。しゃくり上げてしまえばティを叩いてしまい、鈍い当たりになるので、ミスも明確で効果的だと思います。
スタンスをいろいろ変えて、対応力&応用力を養う
練習場でいつも取り入れているのは、スタンスをいろいろと変えて打ってみることです。両足をそろえてみたり、オープンに立ったり、クローズに立ったりして、そのときにどんな球が出るのかを把握することが目的です。いざコースに出たときに、インテンショナルフックやスライスを打たなければならない場面もありますし、逆の球(ミス)が出てしまったときの応急処置としても使えます。
【ボクの秘密兵器はコレ】手首ベルトで「左手首使い」をCHECK!
ボクは悪くなるとインパクトからフォローにかけて左手首が折れがちになります。なので、その悪いクセを矯正するために、練習では手首の折れ曲がりを防いでくれるベルトを巻いてCHECKしています。スイング矯正に効果的なのはもちろんですが、知らず知らずのうちに狂いやすいスイングを毎回リセットでき、自分なりの理想のスイングを取り戻せていると思います。
●アイアンマン
日永正彦さん(47歳)
・ゴルフ歴17年
・平均スコア88
・ベストスコア78
5番アイアン 170ヤード
7番アイアン 150ヤード
【アイアンマンってどんな人?】
アイアンのみを担いで27ホールラウンドする名物イベントに出場する強者たち!
本誌名物企画「アイアンマンカップ」に出場する鉄人たちのこと。使用クラブはアイアン、パターの9本以内。真夏の炎天下の中、バッグを担いで27ホールをセルフプレーする、まさに真夏の祭典「鉄人」コンベ。今年も7月、8月に開催。詳しくは「アイアンマンカップ2019」にアクセスを!
取材・文/今泉純子
撮影/相田克己
取材協力/シャトレーゼヴィンテージゴルフ倶楽部
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