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「DaichiゴルフTV」菅原大地がレッスン!! ドライバーのミスの原因&解決法|ドライバーのミスはアドレスで直る!

《完全保存版》ドライバーからパットまでQ&Aで悩み解消! PART1

2021/07/09 ゴルフサプリ 編集部

ドライバーのチョロや大スライス、チーピン。こうしたミスは命取りになるケースがとても多い。そこでYouTubeレッスンで大人気の菅原大地がミスの原因とカンタン解決法をアドバイス。これでドライバーを気持ちよく振り切れて、グッドショット連発間違いナシだ

GOLF TODAY本誌 No.589 26〜35ページより

Q|テンプラがよく出て困っています

A|ボールの右横を見てスイングしましょう!

①アドレスからトップ、インパクトまで頭が左に突っ込んでいない点がプロたちの共通点だ。
②インパクトで頭がしっかり残っているからカラダとクラブが引っ張り合うイメージで振り抜ける。

石川遼いしかわ・りょう
1991年9月17日生まれ、埼玉県出身。175cm、70kg。2007年のマンシングウェアKSBカップを15歳で制して大きな注目を浴びた。翌年にプロ転向し、09年には18歳で史上最年少の賞金王。通算17勝。CASIO所属

「テンプラ=すくい打ち」のカン違いをなくそう

テンプラはボールが高々と上がってキャリーが低下するミス。ダウンスイングでカラダが突っ込んでクラブが鋭角に入るのが原因なのに、ボールが高く上がるから「あっ、すくっちゃった!」と口にする人が多いんですね。もっと上から打ち込もうとしてテンプラが悪化してしまうという悪循環に。

解決法としては突っ込み打ちを直すことですが、まずアドレスを修正しましょう。ドライバーショットの場合、ボールを左カカト内側の延長線上にセットするのが基本ですから、ボールを上から見ないでカラダの軸を少し右に傾けて、ティアップしたボールの右横を見るつもりで構えるのが正解です。あとはアドレスの目線をスイング中もキープするだけで構いません。石川遼選手のように頭をしっかり残して、適正のアッパー軌道でボールをとらえることができ、テンプラが一発で直りますよ。

ドライバーはボールを左カカト内側の前にセット。ボールの右横を見る感じで、カラダの軸を少し右に傾けて構えよう。
アドレスの目線をインパクトまでキープすれば、適正の角度でボールをアッパーブローにとらえられる。

テンプラの原因

ボールを上から見るようなアドレス。そしてダウンスイングで頭が左に動き、フェースが下を向いたまま上から鋭角に入ってしまう。
ネック寄りのフェースがやや薄くなったところに当たるため、テンプラになる。球はほぼ真っすぐか、左に飛びやすい。

Q|チョロやトップが止まりません。どうしたらいい?

A|左肩が浮かないように気を配りましょう!

左肩をラクにするだけで左肩がスムーズに回転し、チョロやトップを簡単に防げる

左肩をラクにしてあげることが一番の解決策

クラブヘッドがボールの上っ面に当たると、ボールが低く飛び出すトップ。辛うじてボールにかすった場合はボールが数ヤードコロがるだけのチョロが生じます。トップの悪化版がチョロで、最悪は空振りとなりますが、下からあおり系のスイングになっているという点では共通です。どうしてそうなるかというとインパクトで左肩が浮き上がってしまうためですが、そもそもアドレスで左肩が硬直しているところに問題点があるのです。

アドレスを作るときは最初に左腕をラクにして、下に向かって振り下ろしましょう。そうすると左肩が下がって、完全に脱力できますよね。この左肩をリラックスさせた状態で左手をグリップしてください。スイング中はインパクトで左肩が浮かないように注意するだけでOK。アドレスの前傾角度をキープし、両肩を入れ替えるイメージで回転すれば左肩の浮き上がりを完全防止できます。

左肩の力みをとればアドレスの前傾角度をキープしやすくなり、フェースの芯でボールをヒットできる。

両肩を入れ替えるイメージ

前傾姿勢を作り、クラブを両肩に当てて上体を左右に回転しよう。両肩を入れ替えるイメージで回転するコツがつかめる。

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チョロ&トップの原因

上体が力んで左肩が上がったアドレス。そのためダウンスイングで左肩がさらに浮きあがり、下からあおるスイングとなる。ボールの上を叩けばトップ、ボールを少しかすっただけならチョロが生じる。

左腕の力感のチェックが重要

アドレスを作るときは左腕の力を抜いて下に振り、左肩をいったん下げるといい。その力感のままで左手をグリップしよう。
右ヒジを軽く曲げて、右ワキにそっと触れるように構える。カラダの軸はやや右肩下がりが原則だ。

Q|大スライスの直し方を教えてください

A|左手をストロングに握ればフェースが開きません!

左手ストロングならインパクトでフェースが開かず、ボールをスクエアにとらえやすい。

稲森佑貴いなもり・ゆうき
1994年10月2日生まれ、鹿児島県出身。169cm、68kg。2012年プロ転向。18年と20年の日本オープンを制覇。ドライバーの正確性に定評があり、フェアウェイキープ率は15~20年と6年連続で1位。国際スポーツ振興協会所属。

フェースが開きにくいグリップを作るのがスライス防止の近道

大スライスに関しては軌道的要因か、フェース的要因かで原因が分かれます。簡単にいえばクラブがアウトサイドから下りてきて、フェースが開いて当たってしまうのがスライサーに多く見られる傾向ですが、スイングを根本から直すのはかなり難しい。そこでグリップの見直しをオススメしたいと思います。

スライスがよく出る人は、左手を浅く握っているケースを多く見受けます。こうしたウィークグリップはインパクトで手元が浮きやすく、フェースが開きやすいのです。そこで左手のナックルがつ見えるまで左手をかぶせてストロングに握りましょう。

こうするとインパクトで左手を下に向けてパワーを向けやすく、フェースが開きにくくなります。最初からフェースが開きにくいグリップを作るだけで、スライスが一発で解消できてしまう人が多いですから一度チェックしてみてください。

稲森佑貴もストロンググリップ

「日本一曲がらない男」の異名を持つ稲森佑貴のグリップもストロング。左手をかぶせて、右手を浅めに握っていることがわかる。

大スライスの一番の原因はコレ

左手の握りが浅いとインパクトでフェースが開きやすい。左ワキがあいて、手元が浮いてしまうためだ。
大スライサーの多くはアウトサイドインの軌道。フェースが開くため、ボールが右方向に出て、さらに右に曲がる球筋が生じやすい。

グリップでスライスを解決できる

①左手グリップを作る前に左腕をラクにして、左肩をいったん下げよう。②左手の人差し指、中指、薬指の3つのナックルが見えるまで左手をかぶせよう。親指と人差し指のV字は右肩よりもさらに右を指す。
右ヒジを軽く曲げ、右手をクラブの下から添えるように握る。
右ヒジが突っ張って右肩が浮いてしまうのはNGだ。

テークバックでフェースを開かないことも重要項目

スライスの簡単解決法をもう一つ。これはスイングのポイントですが、目を向けるのはテークバックだけ。ボールが大きく右に曲がってしまう人は、テークバックで腕を右にネジってフェースを開きながら上げる傾向があります。スイングの初期段階でフェースを上を向けてしまうとインパクトで元に戻すのが難しく、オープンフェースで打ってしまう結果に。テークバックではフェースをやや下に向けましょう。フェースがボールを見続けるイメージです。今のドライバーはフェースの開閉を使わないほうが合理的で、シャットフェース気味に上げるのがスライス防止のコツなんです。

稲森佑貴もフェースを開かずにテークバックする。
フェース面がボールを見続けるイメージで上げていく。
ダウンスイングでもフェースが開かないで下りてくるからボールがつかまりやすくなり、スライスをすぐに解消できる。
テークバックでフェースが上を向いてしまうのもスライスが生じる原因だ。
フェースを元に戻すのが難しく、オープンフェースで打ってしまうことになる。

Q|チーピン病はどうやって直せばいい?

A|アイアン感覚でクラブを左に振りましょう!

クラブを目標の左に振り抜き、体をスムーズにターン。

アウトサイドインの軌道でボールを上から打つイメージ

ドライバーは基本的にはボールをアッパーブローにとらえますが、アッパー軌道とインサイドアウトの軌道がきつくなるとチーピンが生じやすくなります。ボールを下からあおり打って、フェースが急激に返るためボールが左に急カーブするように曲がるのです。

これを解決するにはスイングのドライバー的要素を減らし、アイアン的要素を加えてあげるのが一番。ボールを通常よりも個ぶん内側に置いて、カラダの軸を真っすぐセットしてもいいですし、アイアンショットのイメージでクラブをやや上から入れて、インパクト後にクラブを目標の左へと振り抜くのも効果的です。クラブの軌道と入射角が改善されてチーピンがすぐに止まりますよ。

チーピンの原因

アッパー軌道が強すぎて、ボールを下からカチ上げるように打つのが一番の原因。
インサイドアウトの軌道とアッパー軌道が重なると左曲がりがいっそうきつくなる。

アイアン寄りの要素を加える

スイングをアイアンショットに近づけてアウトサイドインの軌道でボールを上からとらえるイメージを持つといい。

Q|飛距離をもっと伸ばしたいのですが...

A|本気の素振り練習をしましょう!

①クラブを胸の前に戻す
思いきり振り抜いた反動で、クラブが勝手に胸の前に戻ってくるくらいのマックススピードで振ろう。

お腹に力を込めて苦しいスイングで飛ばす感覚をつかもう

本気で飛距離を伸ばしたいなら、ボールを打たないで素振りの練習を多くやることが効果的。ボールを前にすると当てに行ってしまう人でも、素振りで思い切り振ろうと思えば結構速く振れるもの。それもカラダの全体を使って、自分のマックスのスピードで振りましょう。

大事なのは思い切り振り抜いた反動でクラブを胸の前にすっと戻してくること。ラクなスイングでは絶対に飛距離アップしません。普段の練習でもドライバーで打つときはコースと同様発に絞り、球ごとに魂を込めて打つように習慣づけてください。

左ヒジが曲がっても、オーバースイングになってもいいから、とにかくバックスイングの助走を大きくしよう。
クラブを胸の前に戻すまでは、息ができないくらいお腹に思い切り力を込めておこう。
お腹が緩むと思い切りスイングした結果、足腰がよろけてしまう。

Q|フェアウェイの幅にボールがおさまりません

A|自分の球筋を考慮して目標を絞りましょう!

打つべき目標をしっかり決めたら、あとは迷わずにスイングするだけ。やるべきことを実行すれば方向の狂いも減るはずだ。

ショットのイメージ作りの習慣づけが大事

ショットの方向が定まらずフェアウェイに運べないというのはスイングに原因を求めるよりも、ショットの目的が曖昧なまま打っているところに問題点があるといえます。「真っすぐ飛んで欲しいな」とか「曲がったらイヤだな」となどと考えて漠然とスイングするだけではダメ。スタート前の練習で「スライスが多く出たな」と思ったら、当日の球筋を計算に入れて目標を左寄りに設定し、その目標に対して真っすぐ構えるようにしましょう。

ホールの状況を確認し、安全なエリアを狙って、「こんな球を打とうというショットのイメージづくりがフェアウェイキープ率のアップにつながるのです。

ルーティンを大事にしよう

ボールの50センチ前方の飛球線上に仮の目標を設定し、そこにフェース面を真っすぐセットする。
左足、右足の順でスタンスの位置を決めたら、最後に左腕をラクにしてから両手をグリップ。

①打ちたい目標を決めて、「こんな球を打ちたい」と決めたら、イメージした球筋が出やすいアドレスを作ることが重要だ。
②「ボールに当てよう」と思うとスイングスピードは上がらない。本気の素振りで「思い切り速く振る」感覚に慣れよう。

解説&Lesson

菅原大地すがわら・だいち
1989年生まれ、神奈川県出身。23歳のときゴルフ歴わずか4年でティーチングプロ試験合格。19年に開設したYouTubeチャンネル「DaichiゴルフTV」は30万人を超える登録者数を誇る。今もっとも注目される若手ティーチングプロ。ブルーフコーポレーション所属。

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写真/相田克己
協力/千葉セントラルゴルフクラブ

「DaichiゴルフTV」カリスマ Youtuber 菅原大地の飛ばしのノウハウを一冊に集約!!

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●《完全保存版》ドライバーからパットまでQ&Aで悩み解消!
Part1:ドライバーのミスの原因&解決法!! ドライバーのミスはアドレスで直る!
Part2:フェアウェイウッド&ユーティリティで番手なりに距離を打つ! FW&UTはカラダの回転が大事
Part3:強い女子プロをお手本にして苦手を克服!! アイアンの成否はバックスイングで決まる!
Part4:パッティングのミスの原因&解決方法!! パットのミスは支点に視点ですぐに修正できる!

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