Q. 傾斜地のアプローチが苦手です A.自然に立てるポジションで打ちましょう|ゴルフ新理論「グラビティメソッド」
カラダが喜ぶ、グラビティメソッド Season3 vol.16
スイング中の重心を整え、再現性を高める「グラビティメソッド」。シーズン3では、ゴルファーの具体的な悩みを解決していきます。今回は傾斜地からのアプローチに関する悩みとその解決方法を解説します。
GOLF TODAY本誌 No.592 96〜97ページより
Q:傾斜地のアプローチが苦手です
A:自然に立てるポジションで打ちましょう
人間はバランスを保つセンサーを備えている
バランスセンサーを生かして自然に立つ
この連載で何度も紹介していますが、人間は誰でも自然にバランスを取ろうとするセンサーが働いています。よろけながらも踏ん張れたり、不安定な足場でも立っていられるのはそのセンサーが働いているからです。
傾斜地でのアプローチでは、このバランスセンサーを活用します。傾斜に立っただけで、人間は自然にバランスを取るので、安定して立てているはずです。その体重配分のまま打つのが、傾斜地のアプローチで重要なポイントになります。よくあるセオリーでは、傾斜に沿って構える方法と傾斜に鉛直に立つ方法がありますが、強い傾斜になるほど、ミスが出やすくなります。
左足上がりではボールは高く上がりやすく、左足下がりではボールは低くなりやすくなります。その傾向を生かしてシンプルにアプローチするのが可能ですが、中上級者であれば、少しボール位置を動かして球の高さを揃える方法も有効です。
傾斜地でも体重配分は50:50
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フェースの開閉がダフリを防ぐ
左足上がりの当たり方
左足下がりの当たり方
大本研太郎
(おおもと・けんたろう)
レッシュプロジェクト・マスター級トレーナー資格を所持し、データと理論に基づくレッスンに定評がある。新理論「グラビティメソッド」で、2018年PGAティーチングアワード最優秀賞。「GPC恵比寿」主宰。1974年生まれ。
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