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藤田寛之が教えるグリーンの読み方&打ち方

第7回 ボールのコロがりをよくする

2022/01/11 ゴルフサプリ 編集部

コロがりをよくすれば傾斜に負けにくく、最後のひと伸びでカップインしやすい。その極意を伝授!

GOLF TODAY本誌 No.595/126〜129ページより

連続写真で見ると無回転に近い状態で飛び出し、そこから順回転に移行しているのがよくわかる。

連続写真で見ると無回転に近い状態で飛び出し、そこから順回転に移行しているのがよくわかる。

無回転からの順回転が理想のコロがり

コロがりをよくするには、まず「ボールの回転」について考えてみましょう。ドライバーやアイアンなどと同様、パターにもロフト角があるため、インパクト直後にほんのわずかですが打球は浮き上がり、逆回転(バックスピン)が加わります。

ショットでの逆回転は、浮力を得たり止めたりするのに有効ですが、パットの場合はコロがりが悪くなってしまいます。それを極力抑え、「無回転に近い状態で打ち出して順回転でコロがす」というのが私の理想です。もちろん、スクエアなインパクトで余計な横回転(サイドスピン)を加えないことが必須です。

そのために心掛けているのが、ヘッドをボールの真横から入れて、レベルブローに打つこと。「真横からはたく」イメージです。これはティアップをしていれば比較的簡単ですが、地面の上にあるボールに対してヘッドを真横から入れようとすると、フェースが開きがち。フェアウェイウッドのすくい打ちでフェースが開いてしまうように、パターも下から上に振り上げるミスが出やすいので注意してください。

真横からはたく

ドライバーのように、パターもヘッドをボールの真横から入れて、レベルブローに打つ(写真はイメージ)。これにより逆回転の量が減り、コロがりがよくなる。

下から上に振り上げるのはNG

下から上に振り上げると、フェースが開いて芯に当たらない(左)。反対にヘッドを上から入れると、ボールが跳ねてしまい、コロがりが極端に悪くなる(右)。

強い球でコロがりをさらによくする
アドレスもインパクトもハンドファースト!

手(グリップ)を左足太モモの内側に置き、インパクトで再現する。

ボールをつかまえるイメージが湧いて強い球になる

私は、アドレスで手を前(目標方向)に出し、ハンドファーストに構えたら、インパクトでそれを再現するようにストロークしています。こうしてパターのロフト角を立てることで、俗に言う「ロフトを殺して打つ」ことができ、ボールを無回転に近い状態で打ち出せるわけです。

加えて、下から上に振り上げるミスも未然に防止できるのがメリット。ハンドファーストのインパクトはボールをつかまえるイメージが湧き、パットでも強い球を打ちたい私にとってはとても重要な要素です。ただし、手を出しすぎるとボールを上から潰してしまうので、左足太モモの内側が目安です。

体が突っ込むミスに注意

ハンドファーストのインパクトを作ろうとするあまり、体が突っ込んだり流れたりする人がいる(左)。インパクト後まで体をしっかり残すことが鉄則だ(右)。

ティに触れないようにヘッドを水平に動かす
ボールの 後ろに ティを 深く挿す。ティに 触れないように レベルブローに 打つ。

フェースの芯とボールの芯が揃いコロがりがよくなる

ボールのコロがりが悪いという人は、次のような練習をしてみましょう。まず、ボールの後ろ側(飛球線後方)にティを深く挿し、ティの頭の部分だけが表面に出るようにセットします。ティの代わりにコインを置いてもかまいません。

そして、インパクトでそのティに触れないように、ヘッドをできるだけ水平に動かします。最初は小さい振り幅から始めてください。こうすると真横からはたく動きを作りやすくなり、フェースの芯とボールの芯が揃うことでコロがりがよくなります。ヘッドが下から入る人はティに当たってしまうので、セルフチェックとしても有効です。

上達の秘訣|ライン読みは低い体勢で目の位置を低くする

グリーンの傾斜は、立って見るよりも、低い体勢で目の位置を低くしたほうが読みやすく、細かいアンジュレーションがわかる。初~中級者はこの動作をおろそかにしがちなので気を付けよう。

藤田寛之

藤田寛之
ふじた・ひろゆき
(葛城GC)
1969年6月16日生まれ。168㎝、70㎏。福岡県出身。ツアー18勝。年齢を重ねるごとに勝ち星を増やし、40代で12勝をマーク。2012年には年間4勝を挙げて43歳にして初の賞金王に輝いた。23年連続で賞金シード入り。得意クラブはパター。


【藤田寛之が教えるグリーンの読み方&打ち方】


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