Q. 転がしのアプローチが苦手です A.9番アイアンでのランニングを使いましょう|ゴルフ新理論「グラビティメソッド」
カラダが喜ぶ、グラビティメソッド Season3 vol.18
スイング中の重心を整え、再現性を高める「グラビティメソッド」。
シーズン3では、ゴルファーの具体的な悩みを解決していきます。
GOLF TODAY本誌 No.594 110〜111ページより
Q. 転がしのアプローチが苦手です
A.9番アイアンでのランニングを使いましょう
アイアンで転がせば、安定してランが出る
ウェッジで低い球を打って転がす方法もあるが、それならアイアンを使ってアプローチするほうが簡単。ソールが刺さりにくく、低い打ち出しで安定したランが出る。
キャリーとランの基準を作っておく
転がしのアプローチがやさしいとはよく言われることですが、意外と使いこなしているゴルファーは少ないようです。難しいのは、どのくらい転がるのか把握できていないことも要因でしょう。目安となるのは、最近のアマチュア向けアイアンの9番でキャリー4に対してランが6。ライが平らか少しの上りなら、概ねこの比率になります。現代のアイアンセットはロフト角が様々なので、9番にこだわらず、このキャリーとランの比率となる番手を選びます。
グリーンに転がせるスペースがあれば、転がしのほうがリスクが少なく、傾斜を把握しやすいメリットがあります。また2段グリーンの上にピンがあるときなど、キャリーでピンが狙えない状況のときは、下の段から転がす作戦が有効な場面は多いのです。ウェッジに比べると、アイアンのほうが地面に刺さりにくく、コンタクトも安定する特徴があります。ぜひ積極的に試していただきたいですね。
9番Iのランニングは、キャリー4:ラン6
ランニングアプローチの打ち
ヘッドを“真っすぐ”動かすと、ミスになりやすい
大本研太郎
(おおもと・けんたろう)
レッシュプロジェクト・マスター級トレーナー資格を所持し、データと理論に基づくレッスンに定評がある。新理論「グラビティメソッド」で、2018年PGAティーチングアワード最優秀賞。「GPC恵比寿」主宰。1974年生まれ。
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