人気すぎて当たらない!PINGの会員向けイベントでは何が行われている?野村タケオがレポート
野村タケオのゴルフ実験室|トッププロと対決できる大人気イベント「CLUB PING ファン感謝デー」は、PINGならではの温かさがあった
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。PINGといえば契約選手の活躍が目覚ましく、最近発売されたG430シリーズも絶好調です。そんなPINGとユーザーを結ぶファンクラブのような存在である「CLUB PING」の会員向けイベント「CLUB PING ファン感謝デー」が開催されました。このイベント、ここ2年はコロナの影響で開催を見合わせていたのですが、やっと3年ぶりに開催されたんです。いったいどんなイベントなのでしょうか?実際に参加したので、レポートしたいと思います!
<取材・文・写真提供> ゴルフバカイラストレーター 野村タケオ
人気すぎてなかなか当たらないんです~
この「ファン感謝デー」はPING契約プロが多く参加するとあって、毎回大人気!今回の募集人数は160名なのですが、当然申し込みが多く、抽選で参加者が決まるシステムになっております。
僕は、まだPINGがここまでの人気メーカーになる前から「ファン感謝デー」に参加していました。当時は抽選でもけっこう当たっていたのですが、ここ数年はなかなか当たらず。コロナ前の数回は残念ながら抽選に外れてしまい、参加することができませんでした。
今回も3年ぶりということで人気が出そうなので、きっと外れるだろうな~と思いながら応募したのですが、なんと久しぶりの当選!いや~本当にうれしかったです。「どうせ野村はコネで参加してるんだろ?」みたいに思う人もいると思いますが、毎回ちゃんと普通に応募してるんですよ、マジで。
で、せっかく当たったんだから、参加できなかった人のためにレポートしようと思ったわけです。
今回の開催コースは埼玉県にある「太平洋クラブ江南コース」。男子の日本プロ選手権が開催されたこともあるコースです。
このコースにはPINGのショップがあって、クラブからアパレルまで買うことができるし、もちろんフィッティングもできるんですよ。そんな絡みもあって「江南コース」が選ばれたんでしょうかね。
スタート前にもいろいろイベント盛りだくさん!
まずは、コースに着いたら車でコースに入るところでチェックがありました。事前に登録した車のナンバーチェックや名前と当選ナンバーのチェックが行われます。有名プロがたくさん来ていることもあるし、コロナの問題もあるので、セキュリティをしっかりやっているのでしょうね。
チェックインして着替えが終わったら練習場です。練習場にはG430シリーズや発売前のi230アイアンが用意されており、いろいろなシャフトに挿し替えながらの試打ができました。
パターグリーンでは2023パターやPLDミルドパターの試打ができたり、堀尾研仁プロや勝又優美プロのパターレッスンを受けられたりしました。
コースのグリーンでプロからアドバイスをもらえるってのは、なかなかないのでありがたいですよね~。
そして、4メートルくらいのパットをワンパットで入れると、ピン特製サンシェードがもらえるイベントもやっていました!練習は何回やってもいいんだけど「本番です!」と言われた1球が入らないとダメなんです。
僕は見事に入れてサンシェードゲットしました~!ちなみに使ったパターはPLDミルドパターの「DS 72」でした。欲しくなっちゃうな~。
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今年、PINGが発売した「ChipR(チッパー)」を使ってのイベントもあって、チッパーで的に当てればPINGの歴史が描かれた非売品のマンガ本がもらえました。もちろんこれもきっちりゲットしましたよ~。
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前半9ホールのダブルペリアコンペからの記念撮影!
そしてラウンドです。このコンペは前半9ホールのダブルペリアスコアで順位を決めるハーフコンペ方式。使用ティーはレギュラーで、距離的には短い設定。
ただ前半は少し雨が降っていたことと、グリーンがけっこう速くてピン位置がまあまあ難しかったことで大変でした。んで、僕のスコアは7ボギー、2パーの43。いつも通りのまったく波のない、ダブルペリアにはまったく向かないスコアになってしまいました。これじゃ優勝は無理ですね~。
そしてお昼ご飯なのですが、その前に女子プロの皆さんとのお楽しみ写真撮影ターイム!6人ずつに分かれた女子プロの方々と写真を撮っていただけるのです。
しかし、コロナ禍ってこともあり、握手やサインは残念ながらできず、女子プロのみなさんの前の椅子に座って一緒に写真に写るスタイル。ちょっと残念ではありますが、でもやっぱうれしいです。だってすごいメンバーが揃ってますからね~。
後半はプロの凄さを体感!男子の飛距離ヤバすぎ!
お昼ご飯が済んだら後半のスタートです。後半はコンペには全く関係なく、何ホールかでプロとのイベントが待っています。まずスタートの10番ホールでは、高瀬プロによるワンポイントレッスン。高瀬プロとは初めてお会いしたのですが、めちゃイケメンでビビりました。ビビりすぎて写真撮るの忘れました(笑)。
そして14番ホールでは男子プロとのイベント!僕たちアマチュアがティショットを打った後に男子プロがティショットを打って、プロのすごさを見せつけちゃおう!ってイベントです。待ち構えていたのは永野竜太郎プロ、ソン・ヨンハンプロ、大岩龍一プロ。
僕のティショットはまあまあいい当たりだったのですが、大岩プロに70ヤードくらい置いていかれました。男子プロ恐るべし!ちなみにプロは一人しか打たないのですが、ほぼ大岩プロが打っていたらしいです。
先輩の命令には逆らえなかったらしいっすね(笑)。ちなみにINスタートの方々は塚田好宣プロ、金谷拓実プロ、亀代順哉プロが待ち構えていたらしいです。
女子プロとはニアピン対決!
そして最終ホールでは女子プロとの対決!このホールではティショットは打たず、ピンまで120ヤード辺りまで移動して、そこからのニアピン対決です。
僕たちの組と戦ってくれたのは鈴木愛プロ!賞金女王(2017・19年)にショートアイアンでニアピン対決なんて勝てるわけないじゃん!と思うのですが、奇跡が起こるかもしれないしね。鈴木プロは僕たちの組からニアピン対決に参加したらしく、まったく乗る気がしないと言いながら打っていました。
…が、しっかりと2.5メートルくらいに乗せちゃうもんね~。ちなみに前の組は竹山佳林プロ、その前の組は一ノ瀬優希プロと対決していました。
僕は乗ったものの、少し引っかけて10メートル以上左奥に。結局、僕たちの組は誰も鈴木プロよりも近くには乗せられませんでした。なので、4人の中で一番ピンに近い人が鈴木プロのサイン入りグッズをもらっていました。
このホールではショットを打ってからグリーンまで鈴木プロと話をしながら歩いたり、グリーン上では鈴木プロがラインを読んでくれたりと、とても楽しかったですね~。鈴木プロもトーナメント中継で観る感じとは違い、とても気さくでいろいろと話してくれました。
トッププロと対決できたりするのも、このイベントの醍醐味ですね~。
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ラウンド後もツアーバンの見学ができたり
ラウンドが終わったところで、基本的にはこのイベントは終了。コロナ禍ということで、表彰式などはなく、前半のスコアを元に出された順位表を渡されて終了です。
以前は表彰式があって、順位発表や所属プロの質問タイムとか、来シーズンに向けての決意表明とかいろいろあったんですけどね~。また再開されるといいな~と思います。
ちなみに僕は予想よりもハンデがついてOUTスタート81人中15位でした。なので賞品はなし。
そして、ラウンド後にはツアーバンの中を見学できたので見てきました。ここでいろんなプロのクラブを調整したりしてるんですね~。
全組がホールアウトするまでは、練習場でのフィッティングやパッティンググリーンでの試打、レッスンなんかもまだまだやっていたので、僕はまた練習場に。注文済みでまだ届いていないG430 LSTドライバーにどんなシャフトが合うのかをいろいろと試打してみました。
小野寺誠プロがいらっしゃったのでちょっとレッスンしてもらったりとかね。
とにかく朝から夕方まで、みっちりと楽しい時間をすごさせてもらいました。
PINGファミリーになれる素敵なイベントでした!
久しぶりに参加したPINGの感謝デー、いや~本当に楽しかったです。とにかくプロの皆さんもスタッフの方々も、参加している人に楽しんでもらおうという気持ちが溢れている気がしました。
PINGは契約プロやスタッフを「ファミリー」と呼ぶことが多いのですが、PINGのクラブを使っているゴルファーも同じファミリーとして迎えてくれるという温かさを感じます。「お客さん」ではなく「ファミリー」。これは他のメーカーにはないPINGならではの感覚なんじゃないかと。
僕が初めて参加した小規模の感謝デーの頃に比べると、PINGという会社はとても人気が出て大きな会社になりました。契約プロもスタッフさんもめちゃくちゃ増えました。
でもね、根底に流れるPINGならではの空気感というものは何も変わっていない。昔のような手作り感のあるイベントではなくなりましたが、本当に素敵な一日を過ごさせてもらいました。
野村タケオ
ゴルフバカイラストレーター、野村タケオ。京都府出身。
様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。
毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。
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