22年女子ツアーの「予選カットライン」の平均スコアが、歴代最高をマーク!
今季、予選カットがあった36試合の平均予選カットスコアは0.69オーバー。これは2019年の0.97オーバーを更新する歴代で最もいいスコアとなった。
予選カットスコアがアンダーパーだったのは13試合。これもまた昨季の10試合を塗り替える歴代最多である。最もいいスコアだったのが楽天スーパーレディースなど5試合でマークされた2アンダーだった。
ミレニアムイヤーの2000年、平均予選カットスコアは5.43オーバーだった。そこから約20年で5ストローク近くカットラインは上昇している。
カットラインがアンダーパーの試合数は2000年からの10年間でわずか6試合。今季の半分にも満たなかったのである。
2010年代に入ってからアンダーパーの試合数が徐々に増え、今季は全体の36%を占めるまでになった。パープレーも含めれば半数を超える20試合。もはやオーバーパーならば決勝ラウンドに残れないようなレベルになってきたわけだ。
優勝スコアの平均でも今季は歴代最高の12.66アンダーを記録した。ここ数年の伸び率は予選カットラインに比べれば緩やかだが、着実に上昇している。
予選カットラインの上昇度は全体の層がより厚みを増してきたからだと推測できる。平均がアンダーパーとなる時代はすぐそこに来ているようだ。
女子ツアー過去5シーズンの平均予選カットライン
| 年 | 平均予選カット |
|---|---|
| 2017年 | +2.44 |
| 2018年 | +1.47 |
| 2019年 | +0.97 |
| 2020−21年 | +1.40 |
| 2022年 | +0.69 |
撮影トーナメント/ゴルフ5レディス スタンレーレディス 富士通レディース 伊藤園レディス リコーカップ
撮影/相田克己
文・宮井善一
1965年生まれ。和歌山県出身。スポーツニッポン新聞社でゴルフ記者を8年間務め、2004年にフリーのゴルフライターとして独立。ゴルフ誌などに執筆のほか日本プロゴルフ殿堂オフィシャルライターとして活動している。元世界ゴルフ殿堂選考委員。
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