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「ゴルフは春から」のあなた!シングルプレーヤーが考える防寒対策をしてでもラウンドした方が良い理由は?

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2023/01/10 ゴルフサプリ編集部 もう少しでシングル

ゴルフ場

ゴルフブロガーのもう少しでシングルです!みなさんは、冬にラウンドしていますか?私は冬でもラウンドをする派です。今回は防寒対策をしてでも冬にラウンドをした方が良いと考える理由を説明させていただきます。

私の冬のラウンド数と平均スコアは?

みなさん、あけましておめでとうございます。今年の初打ちはもう終わりましたか?私は例年同様に、1月2日に初打ちをしてきました。会員権を持っているゴルフ場で新年杯が行われるので、毎年参加しています。

みなさんは、冬にラウンドをしますか?世の中には冬の間はラウンドする派と、ラウンドしない派がいます。私は冬でもコンスタントにラウンドをする派です。

ちなみに、過去3年間の月ごとのラウンド数は下記のグラフの通りです。私がサラリーマンということもありますが、毎月コンスタントにラウンドをしていて、冬でもそれほどラウンド数は減りません。

私はゴルフのスコアアップにはラウンド数をこなすことも重要と考えていて、年間のラウンド数を増やすためには、冬でもラウンドする必要があります。

月ごとのラウンド数

次に、月ごとの平均スコアは下記のグラフの通りです。年によっても違いますが、冬の間はやはりスコアが悪くなります。早朝はグリーンも凍っていますし、芝も薄く、どうしても厚着になるので、なかなかイメージ通りのショットが打てません。

2022年の平均スコアは87.4回でしたが、1月から3月は2打から3打ぐらい悪くなっています。しかも、私の場合はこの時期に100叩きする確率が最も高いです。

月ごとの平均スコア

私は冬の間のスコアは基本的にあきらめていますが、今年は異変が起きました。今年の初打ちで自己ベストを更新しました。これまでのレギュラーティーからの自己ベストは77回だったのですが、今年の初ラウンドは75回でした。

自己ベストの更新は例外だと思いますが、冬のラウンドでもしっかり対策をすれば、それなりのスコアは維持できると考えています。

冬にラウンドした方が良い理由は?

私が冬でもラウンドした方が良いと考える理由は下記の4点です。

(1) 予約が取りやすく、料金が安くなる
(2) 薄い芝から打つ練習になる
(3) アプローチの引き出しを広げられる
(4) ライバルに隠れて、コソ練をするチャンスになる

(1)冬の間はラウンドしない方が多いため、人気のゴルフ場でも予約が取りやすいですし、ラウンドの料金も安くなります。1月と2月は料金が安めに設定されますので、普段は価格的にハードルの高いゴルフ場でもラウンドしやすくなります。

(2)薄い芝から打つ練習になります。冬なのでフェアウェイだけでなく、ラフでも芝が薄くなっています。地面から直接打つような状態になりますので、トップやダフリのミスをしやすくなります。

ティーショットとパッティング以外はほぼ薄い芝からですので、ラウンドの回数を重ねていると勝手に慣れてきます。春以降でも薄い芝等のライの悪いところからのショットをする機会があると思いますが、自然と苦手意識がなくなっていきます。

(3)アプローチの引き出しが広げられます。グリーン面が凍っている場合は、グリーン手前から攻めていくことが冬の間のマネジメントの王道です。グリーン周りも芝が薄いので、トップとかダフリのミスをしやすくなります。

パター、アイアン、ユーティリティを使って転がすアプローチが効果的です。冬の間にさまざまなクラブを使ってアプローチをしておくと、アプローチの引き出しが勝手に広がります。

(4)ライバルに隠れて、コソ練をする絶好のチャンスです。多くのゴルファーは冬の間はラウンド数が少なめになります。冬の間もコンスタントにラウンドをするだけでもそうですし、ゴルフ場のアプローチ練習場で薄い芝からアプローチ練習を継続すれば、春からのゴルフシーズンを最高の状態で迎えることができると思います。

冬の間にゆっくり過ごしていたライバルに差をつけるチャンスではないでしょうか。

冬のラウンド対策は?

私が行っている冬のラウンド対策は主に下記の4点です。

(1) 防寒対策をする
(2) スタート時間を遅めにする
(3) スコアに対するハードルを下げる
(4) 天気が悪ければキャンセルする

(1)当たり前ですが防寒対策をすることです。昔と比べると、暖かい防寒インナーが多く発売されていて、冬にラウンドするゴルファーの必需品になっています。高機能の防寒インナーと防風のアウターを重ね着し、ネックウォーマーや暖かい帽子、カイロを併用すれば、昔よりは薄着でラウンドすることができます。

加えて、保温性の高い水筒に暖かい飲み物を用意して、ラウンド中に飲むのもオススメです。対策しても早朝は寒いと感じることも多いですが、日中になれば暖かくなって、汗ばむこともありますので、重ね着でうまく温度調節できるようにしておくのがオススメです。

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(2)スタート時間をなるべく遅めにすることです。多くのゴルフ場では凍結防止のためのシートをグリーンにかけています。ただ、グリーン全面がおおわれていることは少ないですし、シートがかけられていても凍っていることもあります。

スタートを遅めにすることで、凍ったグリーンを回るホールを少なくでき、スコアへの悪影響を抑えることができます。ただ、あまり遅いスタートにすると、ラウンド後半が寒くなったり、日没や帰りの渋滞を気にする必要がありますので、ご自身に最適なスタート時間を探してみてください。

(3)スコアに対するハードルを下げることです。ラウンドするのでできれば良いスコアで回りたいと考えるのがゴルファーの宿命です。ただ、冬の間は、ラウンド中にグリーンも凍っている状態から融けて、最後は乾くといったように変化し、それに合わせてボールの転がりも変わってしまいます。

このグリーンのスピードの変化に対応するのはかなりハードルが高いです。加えて芝も薄く、フェアウェイやラフも凍っていることがありますので、単純にミスショットの頻度が高くなります。冬の間は練習ラウンドと割り切って、ベストスコアを目指すよりも、ワーストスコアの目標を設定してラウンドするぐらいの心の余裕が必要だと思います。

(4)天気が悪ければ無理をせずにキャンセルしましょう。寒さだけなら対策は可能ですが、雨や強風が加わると、対応にも限度があります。冬の間もクラブ競技は開催されていますので、私はスケジュールが合えば全てエントリーしています。

しかし、冬の間はあまりに天気予報が悪ければ、クラブ競技でさえキャンセルするようにしています。天候が悪い時に無理にラウンドして体調を崩すのが一番もったいないことだと思っています。

それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

プロフィール

    もう少しでシングル(ペンネーム)
    東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGA/USGAハンディキャップは7.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。


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