勘違いしていませんか?腰は「回す」のではなく、「後ろに引く」ことでヘッドスピードが上がります
ドラコン女王・高島早百合のぶっ飛びLESSON|あなたは今より+20ヤード飛ばせます!【Vol.11】
![高島早百合](/images/articles/10008399/big_main10008399_20230227153140884565.jpg)
ゴルフ雑誌ゴルフトゥデイで掲載されている大好評・連載企画「ドラコン女王・高島早百合のぶっ飛びLESSON」の第11回は、「飛ばすための腰の使い方」コツをレッスンします!このレッスンで、あなたの飛距離を+20ヤード伸ばしましょう!
GOLF TODAY本誌 No.609/102〜103ページより
8割のゴルファーが勘違いしていること。腰は回らない!「引く」ことで体が回る
バックスイングでは右足のカカトに体重をかける
![バックスイングでは右足のカカトに体重をかける](/images/articles/10008399/big_4621052_202302131017562579511.jpg)
ドライバーで頑張って飛ばそうとしたときに、皆さんは腰を一所懸命に回そうとするのですが、腰だけを回そうとしてもヘッドスピードは上がりません。そもそも体の構造的に腰は5度前後しか回りません。
腰の動きとしては回すというよりも、後ろに引く感覚が正解。
バックスイングでは右腰を後ろに引くことで右の股関節に体重が乗って、上半身がしっかり回ったトップになります。そしてインパクトからフォローにかけては左腰を後ろに引くことで前傾角度をキープしたまま体が回っていくので、インパクトの姿勢が安定するのです。
腰を後ろに引くときのコツは足裏の体重移動です。バックスイングで右足に体重を乗せるときは右足のカカト側に体重をかけると、右腰を後ろに引きやすい。
ダウンスイングでは右足のツマ先に体重をかけて、左足のカカトに体重をかけると左腰を引きやすくなります。左右の足裏の体重配分としてはカカト側とツマ先側でクロスしていることがポイントです。
ジャンプする感覚で左腰を引く
![左腰を引く](/images/articles/10008399/big_4621056_202302131017561427111.jpg)
インパクト以降は地面を踏んでジャンプするように体を回すと、左腰が後ろに引ける。
実際にドラコン選手やツアープロでもジャンプしながら打っている人は多い。
バックスイングは右腰を引くことで捻転が深くなる
![](/images/articles/10008399/big_4621058_202302131017564339901.jpg)
腰を引くことで上半身が回りやすくなる。上半身はタテ回転ではなく、ヨコ回転で回してバックスイングでは胸が目標と反対方向、フォローでは胸が目標を向くまで回す。
右の股関節に体重を乗せる
![右腰を引く](/images/articles/10008399/big_4621060_202302131017565456931.jpg)
右腰を引くことによって、トップでは右股関節の上に上半身が乗る。
腰を引かないと軸が傾いてしまう
![軸が傾く](/images/articles/10008399/big_4621062_202302131019581039161.jpg)
腰を後ろに引けないとバックスイングとフォローで腰が伸び上がってしまうので、上半身の軸が横に傾いてしまう。
![高島早百合プロフィール](/images/articles/10008399/big_4621063_202302131023446878101.jpg)
高島早百合
たかしま・さゆり/1992年9月3日生まれ。高校ゴルフ部の名門・東北高校を経て、2011年のプロテストに合格。主にステップ・アップ・ツアーに出場しているが、17年にドラコン大会に出場すると365ヤードという女子の日本記録を出して優勝。元々、ドラコンで有名な和田正義プロからスイングを教わったこともあり、現役女子プロとしてはトップクラスの飛ばし屋。YouTube「さゆーちゅーぶ!高島早百合チャンネル」も好評。
![](/images/articles/10002577/big_main10002577_20230125171429297013.jpg)
2024年最新ゴルフボールおすすめ人気ランキング25選|初心者・中級者・上級者向け
ゴルフ初心者・中級者・上級者におすすめのゴルフボールをランキング形式で発表!飛距離が出やすい「ディスタンス系」、スピ...
![](/images/articles/10008202/big_main10008202_20230113102318691611.jpg)
体に負担をかけずにヘッドスピードを上げるには?ヒップターンのリードが欠かせないんです!
ロングヒッターとしても鳴らしたホーガン。「飛距離アップというと、肩と腰の捻転差など、体に負担をかけがちですがホーガン...
![](/images/articles/10007922/big_main10007922_20221108161158718253.jpg)
回転不足で手打ちになってない?9番アイアンでできる解消法、紹介します
アニカ・ソレンスタムのような体の回転を使ったシンプルなスイングがお手本という信岡史将さん。回転不足からの手打ちになら...