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初心者と初級者の違いは?100を切ったら中級者?上級者の条件は?ゴルファーのクラス分けを考察する

ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が現場で感じたゴルフエッセイ【毒ゴルフ・薬ゴルフ】第84回

2023/09/15 ゴルフサプリ編集部 篠原嗣典

1周回ってスコアか?ゴルフ歴か?20世紀の呪縛から解放されるのは今なのか?

ハンディキャップボード

たくさんの人の話を聞いて、独断と偏見であることは百も承知のうえで、こんな基準が理想だと考えました。

● またゴルフに行きたい、と思えたらゴルフ初心者。
● 迷惑がかからないスコアで回りたいと努力をして、目標を定めるようになったら初級者。
● 時々パーでプレーできるホールもあるようになって、他のメンバーのプレーも観察できるようになったら中級者。
● 初級者の面倒を見たり、中級者からリスペクトされるようなゴルフができて、前後の組まで見える余裕の観察眼があり、言い訳を飲み込んだやせ我慢が自然になったら上級者。

もともと初級者とか中級者というようなレベル分けは、ゴルフクラブを作るメーカーやゴルフショップが売りやすさと購買意欲を刺激するために定着させたという説が有力です。

昭和の頃、ゴルフ用品のカタログには初級者用とか上級者向けなどという表現が当たり前に使われていましたし、初級者用のクラブから中級者用のクラブに替え買えることを目標にして頑張る、というゴルファーもたくさんいました。“90を切ったらホンマ”というコピーに、死ぬ気で挑戦する人も後を絶ちませんでした。

21世紀になってからプロが使用する用具とアマチュアゴルファーが使用する用具の差が縮まって、クラス分けが曖昧になったのです。中級者とか上級者とかそんな言葉は、20世紀から続く呪縛に過ぎないのだという意見もあります。令和の今だからこそ、呪縛から解放されて楽しくゴルフをすればいい、というわけです。

しかし、クラス分けを過去のものにしてしまうのはもったいない、と思うのです。自称するのはカッコ悪いのでやめるべきですが、他の人からの評価であれば中級者、もしくは上級者はかなりシビれる褒め言葉として機能するからです。

評価されたいと頑張ることは自分のゴルフの充実に直結しますから、照れずに精進するのが正解なのだと、強くオススメしたいのです。

篠原嗣典

篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年生まれ。東京都文京区生まれ。板橋区在住。中一でコースデビュー、以後、競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れる青春を過ごして、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、2000年にメルマガ【Golf Planet】を発行し、ゴルフエッセイストとしてデビュー。試打インプレッションなどでも活躍中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。


ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が現場で感じたゴルフエッセイ【毒ゴルフ・薬ゴルフ】

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