リスク大のグリーン周りで大きなミスを避けたいなら52~58度のウェッジではなく、アレのほうがいい
オグさんがお答えします!
80台後半までは、シビアなアプローチはいらない
グリーン周りのアプローチは、基本的にミスした後のリカバリーショットになります。無意識に、”うまく寄せて1打でも少なく上がってやる”など、「取り返そう」という心理が働きがちです。そういった心理がスイングテンポを狂わせたり、力が入ったりとミスを呼び込みます。ただでさえグリーン周りは難しいライになっていることが多いですから、そういった心理とシビアな状況が合わさって大きなミスになってしまうことが多いのです。
シンプルなピッチエンドランのアプローチが、打ちやすい50~52度のウェッジであれば弾道のイメージもしやすく、大きなミスになりづらいはずです。技術を要するアプローチは、80台でプレーするのに必要ないと私は思います。例え、18ホールすべてパーオンできなくても、アプローチでグリーンに乗せて、1回でも1パットがあれば、80台ですからね。
50~52度のウェッジで安定したアプローチができるようになれば、56~58度のウェッジのミスの割合が小さくなってきます。そこからテクニックを磨いても決して遅くはないと思いますよ。
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■オグさん(小倉勇人・おぐら はやと)
元ゴルフ雑誌編集者のスウィング&クラブアドバイザー。現在は千葉県にあるゴルフ練習場「ユニオンゴルフクラブ」にて「ゴルフフィールズ ユニオンゴルフ店」で店長をしつつ、過去の経験で得た知識を武器にゴルフライターとしても活躍中。飛距離は250ヤード、持ち球はフェード。ベストスコア68。
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