「ゼクシオ 13 アイアン」を打ってわかったのは、打ちやすくて振りやすく、当たりやすいってこと!
「ゼクシオ 13 アイアン」をロマン派ゴルフ作家が検証する!
アイアンの仕事は何か?「ゼクシオ 13 アイアン」が教えてくれる

「ゼクシオ 13 アイアン」を打ってラウンドして、わかったことを挙げる。
● 打音打感:音量はやや大きめ、濡れた鞭系に硬質のミックス、シャープな音。打感は軽めで、手応えは敏感。芯感はクリア。
● 弾道球筋:高めの中弾道。曲がりには鈍感。少しとらえた挙動があり。スピンは強烈。ミドルアイアンもその場で止まろうとする。
● 飛距離:クラシックロフトの1番手アップ。慣れてくれば、もう少し飛ぶ予感。
形状やソール幅などの伝統はそのままに、スコアアップさせるために進化をした意欲的なアイアンだった。
クラシックロフトより1番手アップは飛距離性能として当たり前で、物足りないと感じるゴルファーもいると推測するが、ランがほとんどなくなると考えると飛ぶアイアンなのだ。5ヤードも転がるアイアンはそれだけで半番手飛んでいるわけで、実際のキャリーはそれを引いて計算するしかない。
「ゼクシオ 13 アイアン」は、単純にキャリーだけで1番手飛んでいる。リアルに考えると、それは十分に飛んでいるのだ。距離をしっかり打ち分けることがアイアンの仕事だ、という信念みたいなものが感じられた。狙った距離をしっかりと打てるアイアンは、そうでないアイアンよりもスコアが良くなる。
本格的な雰囲気なことばかり書いたので、難しいアイアンなのか、と感じたゴルファーもいるかもしれないが、そこは「ゼクシオ」である。打ちやすさ、振りやすさ、当たりやすさの三拍子が揃ったアイアンに仕上がっている。
まとめると、「ゼクシオ 13 アイアン」はやさしくスコアアップさせてくれるアイアンで、ヘッドスピード40m/s以下のゴルファーにオススメするクラブなのである。

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篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年生まれ。東京都文京区生まれ。板橋区在住。中一でコースデビュー、以後、競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れる青春を過ごして、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、2000年にメルマガ【Golf Planet】を発行し、ゴルフエッセイストとしてデビュー。試打インプレッションなどでも活躍中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。

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