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テーラーメイド「Qi10」シリーズ。新世界基準のやさしさを達成したドライバーの真相やいかに!?

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2024/02/01 ゴルフサプリ編集部

期待値を超えてくれて楽しく打てた「Qi10 LS」

「僕が一番飛んだのはQi10 LSでしたが、大多数の人がコースで安定したパフォーマンスを発揮でき、なおかつ飛距離が伸びるのはQi10 MAXでしょう。

僕にとっては2つとも個性が強くて楽しいのですが、一般的なアマチュアの方にはQi10 MAXをオススメしますね。というのも、テーラーメイドらしい操作感や振り抜き感がお好みならQi10 LSかQi10がオススメですが、テーラーメイドが大好きで、オートマチック感覚で“飛んで曲がらない”クラブがいいな、という方にはQi10 MAXがオススメだからです。

石井良介

従来のロースピン系モデルは、その通り低スピンで飛びますがピーキーなモデルが多い。じゃじゃ馬というか、鋭敏な一面がありますが、Qi10 LSは安定感がありブレることなく強弾道、低スピンの球が打てます。ちゃんとつかまるし、ライ角的にフラットで左にヒッカケづらそうなのも好印象。打ち出し角はクラブが作ってくれてスピンはべらぼうに少なく、期待値を超えて楽しく打てました」

Qi10 LS
暖かい季節に打ったらどうなるのだろう? キャリーもしっかり出ている。・計測はトラックマンを使用。・試打スペックはロフト9度、ディアマナシルバーTM50(S)

ヘッドスピードが速いプレーヤーが低スピン、強弾道で飛ばせるように作られたモデルがQi10 LS。ディープフェースでコンパクトなヘッド形状はタイガー・ウッズやローリー・マキロイら世界のトッププレーヤーのお好みだ。

好みに合わせで弾道調整ができる「NEWエアロトラックスライディングウェイトシステム」を搭載したのもQi10 LSの特長。ステルス2 プラスと比べて、ウェイトをより前方、かつ低い位置に移動できるように設計して寛容性とロースピン化を促進させた。エアロダイナミック効果を高めた新たなソール形状は空気抵抗の低減に一役買っている。

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「ユーザーがドライバーに何を求めるかで選び方は変わりますが、Qi10を感じたいなら、まずはQi10 MAXを打つべきです。曲がらなさに驚いたらQi10 MAX一択でOKです。

Qi10 MAXは振りづらい、あるいはヘッドの大きさが気になる。かといってQi10 LSだとスピンが少なくて難しく感じる。そう感じた人、特にテーラーメイドユーザーならスタンダードなQi10が向くと思います。

ステルス2 HDのようなハイドロー系のモデルを使っている人もQi10でいいと思いますが、Qi10はオートマチック感が強いので、ステルス2 HDのようなハイドロー感は、欲しければカチャカチャでロフトを増やす、あるいはアップライトにして左を向かせる、といったことで対処すればいいでしょう。

びっくりするほど真っすぐなボール。初速性能は3モデルとも同等。
びっくりするほど真っすぐなボール。初速性能は3モデルとも同等。・計測はトラックマンを使用。・試打スペックはロフト9度、ディアマナブルーTM50(S)
Qi10

僕もQi10 LSについては9度と10.5度を打ちましたが、究極的には9度を2メモリ増やしたら丁度良くなりました。実質10.5度あるかないかですが、プロパーの10.5度よりつかまり感が出るので、僕は9度でロフトを増やそうと思います。Qi10でもこのようにすればハイドロー感が出るはずです。

Qi10 LSはヘッドスピードが必要ですが、それほど速くなくても打ち出し角さえ担保できれば打てると思います。例えば風が強いコースでよくラウンドするゴルファーが、ロフトを増やして打ち出しだけ高くしてドローンとしたボールを打つのはアリ。もちろんステルス2 プラスのようなタイプで調子よく打てているならQi10 LSです。

Qi10 MAXとQi10なら、直進性が高いのか、操作感があるのかが選択基準。操作感と低スピンをお望みならQi10 LSという形で、至極まっとうなセレクトができると思います」

石井良介

Qi10はオーソドックスなヘッド形状ながら従来よりも低重心。高弾道でさらなる飛距離を実現し、寛容性にも優れたトータルバランスのいいドライバーだ。他の2モデル同様、テーラーメイドの定番であるプラスマイナス2度のロフト調整ができる「ロフトスリーブ」を搭載。独自の「貫通型スピードポケット」はミスヒット時の余計なスピンを抑えてボール初速をキープしてくれる。

標準シャフトはQi10がディアマナブルーTM50、ディアマナWB63、ツアーAD VF-6、スピーダーNXブラック60。Qi10 MAXがディアマナブルーTM50。Qi10 LSがディアマナシルバーTM50、ディアマナWB63、ツアーAD VF-6、スピーダーNXブラック60となっている。

まず始めに試してほしいのは「Qi10 MAX」ドライバー

Qi10 MAX

ここまで読んでいただいた読者は、Qi10シリーズそれぞれのモデルの特徴をしっかりつかんでもらえたと思う。それを踏まえて、編集部が考える『まず始めに試打をすべきQi10シリーズのモデル』はQi10 MAXだと伝えたい。

その理由のひとつは、Qi10 MAXにはQi10シリーズの開発コンセプトが集約されていると考えるからだ。もちろんQi10、Qi10 LSもステルスやステルス2シリーズの見た目(ディープフェース)のままに、慣性モーメントを高めつつ、重心をより低くするなどして飛距離性能をさらに向上させていて……正直言えば魅力的。だが、Qi10 MAXはテーラーメイド史上最大の慣性モーメントというアドバンテージを”本当に上手に活かしている”モデルだと言える。

それを示すのが石井良介を含め、編集部内また石井以外の有識者のQi10 MAXに対して発した「これ振りやすいぞ」という第一声だ。10Kの慣性モーメントのドライバーに対する第一印象が「振りやすい」、これはすごいことである。「ダウンスイングで尻が垂れる」「スクエアに戻しにくい」といったネガティブな感覚がないのだ。それはゴルファーが何の違和感もなく、最大級の寛容性を手に入れられるということだ。

そして、その極大の慣性モーメントによる相乗効果なのか? Qi10 MAXは新しいカーボンフェースによる飛距離性能が十二分に発揮されていると感じさせてくれる。実際、ヘッドスピード39m/sの編集部員が試打をして初速60〜61m/sを記録していた。また、スライサーであるにも関わらず、右に曲がる球は一球もなし。かと言って、フックが出やすいわけでもない。つかまりやすくはなっているが、つかまりすぎることはないのである。

こうしたことから、アマチュアがティショットにおいて最も求めるべき「安定感と飛び」を、一度に得るならQi10 MAXしかないでしょ、というのが編集部の見解である。それでは、カーボンウッドの新しい扉を開いたQi10 MAXの飛びを、その爽快な打音も含めて、試打をして確かめてみてほしい。

【試打解説・石井良介】
いしい・りょうすけ。1981年生まれ。『令和の試打職人』として各種メディアに引っ張りだこの人気解説者。PGAティーチングプロA級。You tube「試打ラボしだるTV」が人気。早くからトラックマンを活用したレッスンを開始。高い経験値と分析力で正しいスイング、正しいギアへと導く指導と的確な試打インプレッションに定評がある。

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