「三角形をキープ」とは「両肩の付け根からグリップを結んでできた三角形」これは◯は✕か?
逆上がりできないティーチングプロのゴルフが上手くなる話|第60話
ショットとアプローチは違う
ショットの際は、左腕を伸ばして大きなスイングアークが作れるようにしたほうがいいというのは、1940~50年代に全米プロ, 全米オープン、マスターズを複数優勝し、『モダン・ゴルフ』というゴルフレッスン書のバイブルを書いたベン・ホーガンの頃から提唱され続けているわけで、未だにその教えは絶対的なものだというのはあります。
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ですが、左腕を伸ばしての三角形を意識しすぎると、アプローチでは少し邪魔になることもあります。特にショートアプローチ。ショートアプローチで大事になるのは、クラブを振り下ろしてスイングスピードを出す動きではなく、スイングスピードを上げすぎないこと。
スイングスピードを上げずゆっくりとした動きをコントロールするには、重いものを両手で持っている時の腕の感覚を思い出してください。5キロの米袋を投げられて、キャッチしたような体勢です。そのまま左右に動かすような体の使い方です。
この時に意識するのは、ヒジから先の三角形です。ヒジから先を作る時にも、右腕が高い位置にこないように、右ヒジを下に向けるのはショットの時と一緒。
ゴルフは、力加減や体のポジショニングなど、個人でしか感じられないものがたくさんあります。概略は文章でも伝えられると思いますが、感じてモノにしていくのは絶対に練習量が必要です。
みなさんも、色んな三角形を思い出しながら「ボールが乗る感覚」をつかんでください。それには三角形イメージは必ず役に立ちますよ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
文・名取 確
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逆上がりできないティーチングプロ(ペンネーム)
世田谷区在住。世田谷区喜多見で<ゴルフのある人生を共に歩もう>をテーマに、インドアゴルフ練習場EndlessGolfを運営しています。ティーチングプロと不動産業のリアル二刀流。一生ゴルフで感動し続けられる仲間をたくさん作りたい想いの溢れる40代です。
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