プロが21度のクラブを見直し始めた!? アマチュアも見直すのは同じ番手?
鹿又芳典の“推しクラブ” こぼれ話 第19回
170~180ヤードをしっかり打てるクラブが入っているか?
とくに27度のクラブについて議論を深めてみましょう。ウッド型UTだとメーカーによってU5やU6という番手表記になるし、FWでいうと11Wくらいになります。21度が7W、24度が9W、27度が11Wということ。アイアンでいえば、ストロングロフトになっている今は6Iや7Iになります。
27度というロフト帯は、ドライバーのHSが40m/s前後の人にとっては170~180Yのレンジになるでしょう。そのクラブが、しっかりと球の高さが出たりスピンが入ってグリーンを狙えるのか? というところは、コースマネジメントをしていく上で重要なポイントに違いありません。
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距離は同じでも、飛び方が異なる2本を入れるのもアリ
このレンジを攻めるときに「高さが出せてキャリーで狙えるクラブ」と「高さが抑えられてラインが出せるクラブ」というように、打つ距離がかぶっている2本をセッティングしてもいいんじゃないでしょうか。同じ距離を打つにしても、ハザードを越えたいときは高さが出せるクラブを使う、高さを抑えたいときはライン出しができるクラブを使う、というように状況によって使い分けるということ。あとは、ティショットで打つならアイアンでいいけれど、セカンドで(地べたから)打つなら球が上がりやすいFWやUTにする。というように、よく行くコースで使用する場面も含めて検討してみましょう。
イメージした弾道と距離が打てれば、FWやUTのブランドやモデルが“バラバラ”でも問題ありません。現に、そういうセッティングで活躍しているプロもいます。FWとUTはクラブの長さも違いますし、ムリに同じモデルでそろえる必要もないし、同じモデルでそろえても構いません。結果を求めるなら「目的に合うクラブ」を選ぶように心がけましょう。
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鹿又芳典
かのまた・よしのり 1968年生まれ。年間試打数2000本超え。全てのクラブに精通するクラフトマン。豊かな知識と評価の的確さで引っ張りだこ。ゴルフショップマジック代表。
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