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ゴルフの調子が悪い日は「今日はこんなものか」という割り切りが大事
スコア80台でラウンドするためのゴルフ学|メンタル&マネジメント VOL.67マネジメント編
腕に自信のあるゴルファーにありがちなのが「教えたがり病」。他人との距離を保ちつつ、よきアドバイザーとなれば皆からも好かれるゴルファーになれる。
ゴルフトゥデイ本誌627号/68〜69ページより
取材・構成・文/三代 崇 イラスト/庄司 猛
調子がよくない日こそミスを想定したマネジメントが大事です!
一歩引いて セーフティな 攻めに徹しよう
調子のいい日は何をやってもうまくいくけれど、調子が悪い日は何をしてもうまくいかない。よくあることですよね。ツアープロたちも同様で、逆に調子はあまりよくないのに6~7アンダーで上がったり、調子は悪くはないけどボギー、ボギー、ボギーと続いたりすることもある。やってみないとわからないのがゴルフなのです。
ところで調子がよくない日や、うまく流れに乗れない日は悪い流れを断ち切るキッカケが欲しいところでしょう。マネジメント面でどんな点に注意すればいいかというと、ミスを最小限に食い止めるためのリスクマネジメントに気を配るのが一番だと思います。結果があまり出ていないときは行けると思ったエリアまで飛んでいなかったり、当たりの感触はまずまずだけど曲がり幅がいつもより大きかったりしているものです。
結果が出ない日はリスクマネジメントを第一に考えよう
スコアが伸びなくなると「リズムが速くなっているかな」などとスイングが気になってきますが、普段は考えないことを考え出すときは危険です。マネジメントへの意識がおろそかになりやすいからです。プロたちもよくあることで、そんなときはプロキャディの立場として「ミスのことは忘れて、次のショットに集中しましょう」と声をかけるようにしています。
メンタルの要素も大きく関わってきますが、90切りを目指すゴルファーの方ならボギーを叩いた後はバーディで取り返してやろうなんて思わないこと。「今日はこういう日なんだな」と割り切って冷静なマネジメントを心がけましょう。ドライバーの曲がり幅がいつもより大きいなら、よりセーフティなエリアを狙う。アイアンが普段より飛んでいないなら、一番手大きいクラブを持つ。いつもはSWで打つアプローチもザックリが出そうな気がしたら、AWやPWで打つ。最高の結果を求めるよりも、最悪の結果を避ける作戦を立ててプレーすることが悪い流れを断ち切る最善策なのです。
サンディエゴパドレスのスタジアムに行ってきました。
伊能恵子(いのう・けいこ)
千葉県出身。男女ツアープロをサポートするプロキャディの第一人者。現在は主に片岡大育のキャディをつとめる一方、リンパセラピストとしても活躍中。
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