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距離が長めのパー3は徹底的に楽をする! 絶対届く番手でプレッシャーの少ない“広いほう”を狙え!【吉本舞のレッスン】

吉本舞がコーチ スコアメイクの万能クラブFW&UTの使いこなしテク教えちゃいます! VOL.11

2025/03/19 ゴルフトゥデイ 編集部

距離の長いパー3ホールではFWやUTを使う機会が増える。「目標が遠くなるとミスを怖がってボールに当てに行きやすいので注意してくださいね」と吉本舞コーチ。ナイスオンの確率アップの作戦を教えてもらおう。

GOLF TODAY本誌 No.634/96~97ページより
写真・圓岡紀夫、協力・新武蔵丘ゴルフコース

目標を広くとってノンプレッシャーで打ちましょう!

ピンの右側のグリーンの面が広く使えるエリアに打つ。
ピンの右側のグリーンの面が広く使えるエリアに打つ。
ボールの真後ろから目標を見てターゲットラインを明確にイメージしておくのも大事なポイント。
ボールの真後ろから目標を見てターゲットラインを明確にイメージしておくのも大事なポイント。

ピンを狙うよりも安全なエリアを探そう

ピンばかり狙うのはリスキーだ。ピンと逆サイドのグリーンの面が広い場所を狙えば、仮にグリーンを外しても安全といえる。

ボールの先の芝を薄く取るイメージで「滑らせる」FW&UTのダフリはこれで解消!【吉本舞】

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ティアップしていてもボールの先のターフを薄く取るつもりで打つ

160~170ヤード以上あるパー3ホールのティショット。「ちょっと遠いな」とか「アイアンでは届きそうもない」と思ったら、FWまたはUTの出番です。飛距離は人によって差がありますから、「このクラブなら必ず届く!」と自信が待てるクラブを持ちましょう。

ただし、目標が遠いほどミスしたくない心理が働きやすく、ボールに当てにいくような中途半端なスイングになりがちです。ピンを狙って打つのが不安なら、不安なく打てるエリアに目標を絞りましょう。

ピンの位置がグリーンの真ん中近くなら真ん中を狙えばいいですが、写真のようにピンが左で手前側にバンカーがある場面ではピンの右側のグリーンの面が広く使えるエリアに目標を置くとプレッシャーをあまり感じないで打てます。このメンタルがティショット成功の決め手なのです。

ティアップは高めのほうが安心かもしれませんが、キャリーがあまり出ず手前にショートしやすくなります。ボールが芝の上に少し浮くくらいの高さがベストです。そしてフェアウェイからのショットと同じようにボールの先のターフを薄く取る気持ちでスイング。距離を出そうなんて考えないことです。このクラブなら届くと決めたのですから「8割くらいの力感でしっかりスイング」を心がけてくださいね。

フェアウェイと同じ感覚で打つのがベスト。
フェアウェイと同じ感覚で打つのがベスト。

迷いのないスイングでボールをしっかり打ち抜く

安全なエリアに目標を絞っておくことでストレスなくスイングできる。「このクラブなら届く!」と安心して打てるクラブを選択しよう。

ティの頭が芝から少し出るくらい

ティアップの高さはボールが芝にちょっと浮いて見えるくらいが理想的だ。
ティアップの高さはボールが芝にちょっと浮いて見えるくらいが理想的だ。
ティアップが高すぎるとフェースの上のほうに当たりやすくキャリーが落ちる。
ティアップが高すぎるとフェースの上のほうに当たりやすくキャリーが落ちる。
ボールの先のターフを取るイメージでクラブを低く出していけばミート率がアップ。
ボールの先のターフを取るイメージでクラブを低く出していけばミート率がアップ。
大振りせず8割くらいの力感で振ろう。フィニッシュはややコンパクトがいい。
大振りせず8割くらいの力感で振ろう。フィニッシュはややコンパクトがいい。

ココに注意!

上げようとしない

ボールを上げたい心理は、すくい打ちにつながる。結果は大ダフリかチョロだ。
ボールを上げたい心理は、すくい打ちにつながる。結果は大ダフリかチョロだ。

ココに注意!

打ち込みすぎない

上から鋭角に打ちすぎると、インパクトが詰まってスムーズに振り抜けない。
上から鋭角に打ちすぎると、インパクトが詰まってスムーズに振り抜けない。
吉本 舞

吉本 舞
佐賀県出身。USLPGA Teaching&club Professionalの資格を取得し、現在は森守洋が主宰する東京ゴルフスタジオで多くのアマチュアをレッスン。一人一人の悩みに寄り添った丁寧でわかりやすい指導で好評を得ている。

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