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アイアンのダフリ解消レッスン|第4回「フェアウェイバンカーの対処法

《全7回》第4回

2019/05/06 ゴルフサプリ編集部

アマチュアにとって、アイアンの最大の悩みといえば「ダフリ」。いくら練習場では上手に打てても、ゴルフ場にはダフリやすい厄介な状況がそこかしこにある。そんな厄介な状況からでもクリーンに打てるようになるヒントを、堀尾研仁が伝授!!

●第1回どんな状況でもクリーンに打つための3つのポイント
●第2回「左足下がり」の対処法
●第3回「ツマ先上がり」の対処法
●第4回「フェアウェイバンカー」の対処法
●第5回「池越え&谷越え」のパー3の対処法
●第6回「打ち上げ」パー3の対処法
●第7回「打ち下ろし」パー3の対処法

「フェアウェイバンカー」でのダフリを止める!

左足だけ深く掘り、右を向いたまま打とう!

「フェアウェイバンカー」でダフってしまうのは、球を上げようとして上体が右に傾いて開き、手前にクラブが落ちてしまうから。これを解消するには、ボールを低く出すイメージを持ち、左足だけ砂を2回ほど削り深く埋めて、左足体重のやや左足下がりのアドレスを作るのがコツ。

この左足体重をキープし、顔をトップの向きのまま振り下ろせば、体が開くことなくクラブをしっかり上から下ろすことができ、クリーンヒットできます。

結果が気になって顔を上げると体が開く!

ボールを上げようとしたり、結果が気になって顔を早く上げると、あおり打ちになってクラブが早く落ちてダフりに。

【ここがポイント】
地面に足が沈むぶん短く握る。

左足を深く埋めるぶんだけ、クラブを約3センチ短く握ろう。

【ここがポイント】
ハンドファーストに構える。

ボールを低く打つイメージで、右肩を下げずにボールを少し右に置きハンドファーストの構えを作る。

【ここがポイント】
顔をトップの向きのままで振り抜く。

トップまでは普通と同じでOKだが、ダウンからはトップの顔の向きをキープして振り下ろすことが大事。そうすることで肩が開かず上からクラブが下りてきてクリーンに打てる。

堀尾研仁
1971年4月16日生まれ。岐阜県出身。デビッド・レッドベターに師事してゴルフティーチングの世界に入る。2001年に独立。2002年からツアープロ帯同コーチとして活動を始め、田島創志、髙橋竜彦の初優勝や、谷口徹の海外での活躍に貢献する。現在もツアープロコーチとして活動しながら、アマチュアゴルファーのためのKEN HORIO GOLF ACADEMYを運営している。

取材協力/マグレガーカントリークラブ

GOLF TODAY本誌 No.541 46~57より