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アイアンのダフリ解消レッスン|第5回「池越え&谷越えのパー3の対処法」

《全7回》第5回

2019/05/07 ゴルフサプリ編集部

アマチュアにとって、アイアンの最大の悩みといえば「ダフリ」。いくら練習場では上手に打てても、ゴルフ場にはダフリやすい厄介な状況がそこかしこにある。そんな厄介な状況からでもクリーンに打てるようになるヒントを、堀尾研仁が伝授!!

●第1回どんな状況でもクリーンに打つための3つのポイント
●第2回「左足下がり」の対処法
●第3回「ツマ先上がり」の対処法
●第4回「フェアウェイバンカー」の対処法
●第5回「池越え&谷越え」のパー3の対処法
●第6回「打ち上げ」パー3の対処法
●第7回「打ち下ろし」パー3の対処法

「池越え&谷越えのパー3」でのダフリを止める!

ティを低くして、左目でボールを見続けよう!

「池越え、谷越えのパー3」で絶対やってはいけないのが上げようとする動きと、結果を気にすること。この2つを直すためには、まずアドレスでのティの高さがポイントになります。ティが高いと下からあおる動きが生まれてダフりやすくなるので、ティはなるべく低くが鉄則。

そして結果が気になるのはわかりますが、左目でボールを見続けてスイングすることが大切です。こうすれば、顔が上がることなく軸を保ったままクラブがスムーズに下ろすことができ、結果、上げようとする動きや結果を気にすることなく、クリーンに打てるようになります。

ティを高くすると下からあおってダフる。

ボールが完全に地面から浮くようではティアップが高すぎ! 下からあおり打ちしやすくなり、ダフリの原因に。

【ここがポイント】
テークバックで顔を右に向けよう!

テークバックで顔の向きを右に向けるように動かすと、上体がスムーズに右に回りやすくなる。ダウン以降は左目でボールを見続けたまま腕を真下に下ろすように振り下ろせば、体が左に流れることなくクリーンヒットできる。

【ここがポイント】
フォローで右腕を伸ばそう!

フォローで右腕を伸ばそうとすることで、最後まで顔が上がらず、体がスエーしてしまうミスも防げる。

堀尾研仁
1971年4月16日生まれ。岐阜県出身。デビッド・レッドベターに師事してゴルフティーチングの世界に入る。2001年に独立。2002年からツアープロ帯同コーチとして活動を始め、田島創志、髙橋竜彦の初優勝や、谷口徹の海外での活躍に貢献する。現在もツアープロコーチとして活動しながら、アマチュアゴルファーのためのKEN HORIO GOLF ACADEMYを運営している。

取材協力/マグレガーカントリークラブ

GOLF TODAY本誌 No.541 46~57より