アイアンのダフリの原因と防止策|アマチュアの2大ミス徹底解決 Part7
女子プロのダフり防止策を状況別に聞いてみました(4/4)
ディボット跡でダフらない!ボールを“下目”で見てアドレスする
●アイアンのダフリの原因と防止策|アマチュアの2大ミス徹底解決
Part1:低打ち出しがあなたのダフリを無くす!
Part2:ダフリの原因を正しく把握しよう!
Part3:ダフらないスイングイメージ
Part4:女子プロのダフり防止策を状況別に聞いてみました(1/4)
Part5:女子プロのダフり防止策を状況別に聞いてみました(2/4)
Part6:女子プロのダフり防止策を状況別に聞いてみました(3/4)
Part7:女子プロのダフり防止策を状況別に聞いてみました(4/4)
ディボット跡でダフらない!ボールを“下目”で見てアドレスする
ささきしょうこ
(日本触媒)
1987年11月11日生まれ。愛知県出身。2008年プロ入会。ツアー通算2勝。今季は「ダイキンオーキッド」2位タイ、「サロンパスカップ」3位など好調。2年ぶりの優勝に手が届きそう。
顔を地面に向けず目線だけをボールに向けると背すじが伸びて軸が決まる。
顔をやや起こして目線だけを下げる
ディボット跡の端にボールがある場合はヘッドの入れ方がイメージできますが、真ん中にあると目土の仕方が一定ではないので厚みや深さがわかりません。そのため慎重になり過ぎてダフることがあります。
このケースではスイングよりアドレスが悪くなっていることが多い。ちゃんと当てようと思うあまりボールに目が向き、猫背のアドレスになってしまうんです。これだと体が回らず手打ちになってダフります。
ボールは“下目”で見るのが正解。アゴを上に引くようにして顔を上げ、やや正面方向を向くようにして目線だけを下げる。この構えができると適度に背すじが伸びて体が回り、ディボット跡のボールでもクリーンに打てます。
“下目”でアドレスできるとアゴが上に引かれて上体がほどよく起きたいいアドレスになる。
背すじが適度に伸びるとバックスイングで体が回る。手打ちにならずダフりづらい。
インパクトではボールだけをクリーンに打つ感じに。ディボット跡なのでハーフトップはOK。
クリーンに当てようとするあまり、ゆるんだアドレスになるのがディボット跡でダフる原因。
背中が丸まったアドレスになっていると正面からは顔が見えない。
猫背気味だと、バックスイングで体が回らず手でクラブを上げ下ろしやすい。
手が主導のダウンスイングになると体がクラブに引っぱられてダフる。
アイアンのダフリの原因と防止策|アマチュアの2大ミス徹底解決 Part7(終)
取材協力/こだまゴルフ倶楽部
取材トーナメント/サマンサタバサガールズコレクション・レディーストーナメント
GOLF TODAY本誌 No.567 48〜49ページより
アイアンショットを上達!打ち方のコツやスイング練習方法をプロが解説!