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SPECIFICATIONS VOLKSWAGEN ARTEON 4MOTION R-LINE ADVANCE|アートに目覚めた優等生

最上級に乗る|極致のクオリティを求めたクルマの味わい vol.9

2021/01/01 ゴルフトゥデイ 編集部

ゴルフ場に乗っていくなら、こんな車がいい。そう思わせてくれる最高のクオリティを備えた“最上級のクルマ”たちをご紹介します。

GOLF TODAY本誌 No.583/102〜103ページより

華やかなルックスと高水準の走りと実用性。スキのない頼れる相棒

フォルクスワーゲン(VW)といえば、看板モデルはゴルフ。ただし、その由来は海流の名称だ。このほかにもVWには、自然現象にちなむ車名が多い。しかし2017年に登場した、このフラッグシップとなるアルテオンは違う。アートと、かつての最上位モデルであるフェートンなどに共通する語尾を組み合わせて、プレミアム感をアピールしている。

4ドアクーペ風のスタイリッシュなフォルムだが、リヤにはテールゲートを備え、その下にあるのは流麗な外観から予想できないほど広大なラゲッジスペース。積み方次第では、ふたりで泊まりがけのゴルフに行けるくらいの荷物を呑み込む。長いホイールベースを生かし、余裕のある後席空間も確保。クーペとセダン、ワゴンのいいとこ取りといった感じの優秀なパッケージングだ。

2ℓターボのパワフルな走り、スポーツモードでもコンフォートモードでも安心感あるステアリングなど、走りにもスキがない。しかも20インチタイヤを感じさせない乗り心地で、長距離でも疲れ知らず。高速道路主体で12㎞/ℓに迫る燃費も、280psマシンとしては良好だ。ファッションセンスもスコアの安定感も備えたゴルファーのようなアルテオンは、理想的なパートナーになってくれるだろう。

速度計のほか、安全装備の作動状況や、ナビゲーションの進路を示す矢印も表示するヘッドアップディスプレイ。視界を妨げず、走行中も安全に情報確認できる。格納式なので、車内清掃時などには邪魔にならない。
テールゲートを開くと、通常時563ℓ、最大1557ℓのラゲッジルームが現れる。右側の仕切り板は脱着式で、外せば標準的なキャディバッグを横積みできる。長尺クラブが当たるようなら、後席の背もたれかアームレストを倒せば余裕で縦積み可能だ。
テールゲートを開くノブにもなるリヤのVWエンブレムは、バックカメラのカバーも兼ねていて、シフトセレクターをRレンジに入れると自動的に開く。見た目がスッキリするだけでなく、カメラの汚れ防止にも役立つ。
VWらしい優れた操作性や使い勝手に、最上級モデルにふさわしく高い質感も備えたインテリア。室内は広く、後席は身長175cmでも脚を組みかえられるレッグルームと、拳ひとつ分のヘッドルームがある。

SPECIFICATIONS VOLKSWAGEN ARTEON 4MOTION R-LINE ADVANCE【スペック】

■ボディサイズ(㎜):全長4865×全幅1875×全高1435
■ホイールベース(㎜):2835
■車両重量(㎏):1720
■エンジン:直列4気筒 DOHCターボ
■総排気量(cc):1984
■最高出力:206kw(280ps)/5600-6500rpm
■最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1700-5600rpm
■駆動方式:4WD
■トランスミッション:電子制御式7速DCT
■車両本体価格:625万円・税込み

文/高橋 アキラ
撮影協力/サザンヤードカントリークラブ


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