UTで微妙な距離を狙って打つにはスイングはいつも通り。ティの高さを3ミリUPで飛距離だけ落とす!

いつも通りのスイングとは背骨を軸に体を回転させてムダな動きをしないシンプルなスイング!

微妙な距離はムリにスイングで調節しない

昨年の試合中に6番アイアンだと届かないけど、4番U Tだと少し飛びすぎるパー3ホールがありました。普段だったらコントロールショットで飛距離を少し落としますが。その時は球が左右にバラついていてコントロールするにもどうすれば良いのかわからない状態でした。

そんな時キャディさんに教わったのが、ティアップで距離を調整するこの方法です。少しティを高くして、打点を前後には外さずフェースの上っ面でインパクトすることによって、微妙な距離の調節に成功しました。ティは3ミリくらい高くしただけですが、インパクトの瞬間、ティアップの高さを変えるだけで、スイングで調節するのが難しい場面も微妙な距離の調節を可能にしてくれます。

ただ、ティを高くすることによって、ラフで球が浮いている状態と同じ状況になります。球をすくうようなあおり打ちをしたくなりますが、そうすると打点が前後に外れてしまい、球も左右にバラついてしまうので、背骨の軸が傾かないように意識してスイングしてみましょう。

この縦の動きが背骨を軸に回転することを一番感じやすい!

背骨を軸にすると体をスムーズに回しやすくなる

スタンスの中心を軸にして体を左右にズラさないレッスンをよくみますが、私の中の軸は背骨。体の正面を軸と考えるよりも、より体をスムーズに回転しやすくなり、軸をハッキリと感じることができます。

スイング軸がブレなければ 打点は前後にズレない

ティアップすることによって、インパクトで球はフェースの少し上面に当たる。打点の高さの調整だけで、5ヤードという微妙な調節ができる。

ティアップしたからってあおり打ちや突っ込みはご法度!

ティアップすると、ヘッドを下から入れやすく感じ、アッパー軌道のあおり打ちや、体を突っ込むスイングになってしまいがち。すると、インパクトで打点を前後に外してしまうから距離も方向性もバラバラになる。

スイングを変えないのでグリップも変えない

微妙な距離の調節をした時はティアップを変えるだけだから、グリップの握り方も普段と変わらない握り方をする。

淺井咲希
(小杉CC)1998年6月13日生まれ。兵庫県尼崎市出身。2017年プロテスト一発合格。18年のQTで2位に入り19年度前半戦の出場権を獲得すると、同年8月の「CAT Ladies」で初日から首位を守る完全優勝で初優勝。20年度は初シードで臨む。

撮影協力/木更津ゴルフクラブ

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淺井咲希のFW&UT 微妙な距離の調整は私にお任せ!

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【シリーズ一覧】
●VOL.1:ユーティリティで球が沈んでいるラフから芯を捉えるには?
●VOL.2:ユーティリティで微妙な距離を狙って打つには?
●VOL.3:フェアウェイからFWで高く打ち出すには?
●VOL.4:FWで風に負けない低くて強い球が打ちたい
●最終回:インテンショナルなフック球が打ちたい!