1回のラウンドを最大限ゴルフの上達につなげるため、スタート前に向かうべき場所はどこ?
金無いのにゴルフやってるオヤジのはなし 第8話
前回、金無いのに2年間で43ラウンドした方法について書きました。一回当たりのラウンドに掛かる費用はかなり抑えられていますが、それでも、それなりの金額は掛かります。
そのため、一度のラウンドをどれだけ有効に使うかを考えています。今回は、その話をしたいと思います。
「金無いのにゴルフやってるオヤジ」とは?
金無いのにゴルフやってるオヤジ、と申します。50代のおっさんです。 スコアも通常100前後という完全なアベレージゴルファー...
せっかくのラウンド。大叩きを回避すべく、スタート前のショット練習は入念に
ゴルフを始めた独身時代の時、さらには、14年のブランクの後に「金無いのにゴルフやってるオヤジ」として復帰してしばらくも、ラウンドのメインは会社のコンペでした。
ラウンド当日は練習時間を確保すべく、ゴルフコースに早めに到着するように向かいます。到着後、まずは、練習場のコインを買って30球ほど打ち、残りはパターを少々転がして、最後は同じ組になった同僚たちと談笑して、スタートということになります。一般的なゴルファーのスタート前練習といったところだと思います。
年に数回のラウンドですから、スタートホールのティーショットでOBや、セカンドのアイアンでの大ダフリなどで、いきなりの大たたきという事態は避けたいので、コインを買って練習場にも力が入ります。
最終的なスコアも、100と99では周りに与える印象が大きく違いますから、一打でも減らしたい、無難にスタートしたいという思いが強く、予定していたより到着が遅くなり、練習時間がどうしても取れないとき以外は、練習場でのショット練習をとにかく最優先していました。
一人予約でのラウンド経験が、スタート前の練習を大きく変えた
前回、ゴルフを上達させるべく、費用を抑えた一人予約でのラウンドを開始したという話を書きました。そして、スタート前練習に対する考え方が大きく変わったのです。
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30歳過ぎて結婚し、金無くなって一旦ゴルフを引退するも、その後、14年ぶりに会社のコンペに辛うじて復帰して、スコア95で回...
まず、コインを買って練習場で打つということをしなくなりました。これは、練習のコイン代をケチっているという意味が無いわけではないのですが、それよりもせっかくのラウンドを、上達のために有効に使いたいと考えているからです。
練習場に到着すると、まず向かうのが練習グリーンです。そして、スタートするまで、ひたすらパターを打ち続けます。東京都在住なので、練習場に芝の練習グリーンが併設されているところはほぼ無く、芝の上でパターを打てる機会は、なかなかありません。打席待ちの時間向けにカーペットのようなものが敷いてある練習グリーンはあったりしますが……ゴルフコースでは、芝のグリーンで無料で練習し放題なのです。
それに対して、コインを買って練習場で打っても、マットの上からなので、日ごろの練習と変わりません。マットの上から打つのは、いつでもできるので、練習グリーンより優先度が下がることになりました。
もちろん、スタート前にショットの練習をしていないので、最初のティーショットで左に引っ掛けてOBとかは普通にあります。しかし、一人予約でのラウンドですので、100を99にしても誰かに称賛されることはないので、それほど問題ではありません。
また、ゴルフコースによっては、アプローチ練習場を併設している場合があります。芝生の上からアプローチの練習ができる機会は、まずありませんので、その場合は、パターの練習は一切せず、ひたすらアプローチ練習をします。
パターの練習無しでスタートすると、タッチを合わせるのに数ホールは掛かりますが、それで2,3打落とそうが、私のスコアなど誰も見ていません。今はとにかく、ゴルフの技術の底上げのために、ラウンドを有効活用しようと思い、このようなスタート前の練習をしています。
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午後スルーでも朝からゴルフコースへ
一人予約で安いプランを探していると、時折、昼食無し午後スルーで安いプランが見つかるときがあります。
そのときでも、いつも通り、早朝5:30に家を出発して一般道でゴルフコースに向かいます。9:00前には練習場に到着しますが、到着後すぐに、車の中で途中で買ってきた昼食を、時間は早いですが食べてしまいます。
そして、午後のスタートまで、練習グリーンでひたすらパターを打ち続けます。人が混んでくると、少々休憩して、空いてきたところで、再び集中して練習します。カップが切ってあれば、10メートル以上のロングパットを2打で上がる練習をしたり、本当に人が少ないときには、カップの付近でショートパットを集中的に練習することができたりするので、なかなか飽きません。
一度、午後スルーを予約して、朝から行ってみたものの、練習グリーンにカップが切っていなくて、ロングパットを寄せるだけの練習になりました。さすがに、これは辛い3時間でした。
埼玉県のゴルフコースの午後スルーを一人予約したときのことです。いつもの通り、9:00前に到着して、車の中で早めの昼食を取り、スタート前の3時間、ひたすら練習グリーンでパターを打ち続けました。
3時間練習グリーンでパターを打ち続けていれば、さすがにそのグリーンにタッチが合って来ます。また、カップの周りもどれくらい切れるか分かってくるので、どんなロングパットでも、ほぼ2打でホールアウトできるようになります。プレッシャーもないので、手が動くというところもあります。
ようやくスタート時間に近くなり、一人ゴルフで予約した組のメンバーが集まってきます。その中の一人のおじさんから、「練習グリーンで見たけど、パター、上手いね」と称賛されました。
しかし、多くの人に踏み固められた練習グリーンと、午後になって芝が伸びてきた本グリーンとでは、速さが違い過ぎます。また、上手いと言われたこともプレッシャーで手が動きづらくなり、本番のラウンドでは3パット連発で恥ずかしい思いをしました。
しかし、3時間、芝のグリーンでパターを練習できたことで、パッティング技術の底上げはできたと思うので、コストパフォーマンスの良いラウンドだったと思います。仮に今、コンペに参加するなら、一打でもいいスコアで上がるために、ショット練習を最優先に行います。ただ、今は金無いながらも一回一回のラウンドを出来るだけゴルフ技術向上につなげたいと考えているので、上記のようなスタート前練習をしています。
金無いのにゴルフやってるオヤジ(ペンネーム)
東京都在住の50代のおっさんです。25歳からゴルフを始め、現在はスコア100前後のアベレージゴルファーです。金は無いですが、70台でラウンドできる上級者になるべく、ゴルフを頑張っています。「金無いのにゴルフやってるオヤジの日記」というブログもやっています。こちらもご興味があれば覗いてみてください。
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