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タイガー・ウッズ、松山英樹が出場!全米プロ、今年の見どころは!?

レックス倉本のGOLFアメリカンな話”ちょっと聞いて〜や‼︎”/第24回

2022/05/18 ゴルフサプリ編集部 レックス倉本

タイガー・ウッズ、松山英樹が出場するメジャー大会の全米プロ!今年の見どころは!?

今回は今週行われる今年2つ目のメジャーである全米プロの事前情報をお届けします。ディフェンディングチャンピオンのフィル・ミケルソンの出場は残念ながら実現せず。主催のPGA of Americaとしてはミケルソン出場のサポートする準備はできていたが、本人の意思で出場を辞退したという発表がありました。

メジャー大会の開催実績が多いサザンヒルズで開催

最初に出場を辞退したディフェンディングチャンピオンのフィル・ミケルソンについて話をしたいと思います。今週火曜日にミケルソンの暴露本が発売になったということですから、取り巻く環境も考慮しての出場辞退というところもあるのかもしれません。となると、リブゴルフに本当にフィルが出場するのかどうかも気になりますが、その後にある全米オープンの出場はどうなるのか。

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ミケルソンとしたら生涯グランドスラムを達成するためには全米オープンに勝ちたい思いは強いでしょう。全米オープンを主催するUSGAは現時点でははっきりとした見解は示していませんが、表に出ているコメントでは、全米オープンは世界に向けてオープンの大会だからミケルソンにもちろんオープンな立場である。但し、大会主催者として世界の主たる団体が除名するような選手はひょっとして出場させない、という権利がないわけではない(マイク・ホワン)、とは言っています。いやー、なんともこの先の行方が読めない微妙な状況です。

さて、話を全米プロに戻します。今回開催されるコースはオクラホマ州のサザンヒルズ。過去何度もメジャー大会が開催されました。そのサザンヒルズですが2019年にリストレーションされました。リストレーションというのは「もともとの形に戻すことに主眼をおいた改修工事のこと」。よくリノベーションという言葉は聞きますがこれはデザインを新しく変更する工事のこと。最近ではアメリカのコースではリストレーションが多くなっている傾向にあります。

それを手掛けたギル・ハンス(コース設計家)がしたのは、昔のコースの写真をもとに木を小さく、小さいグリーンを大きくして昔のコースの姿に復元しながら、現代のツアープレーヤーたちがコースを攻略する上での戦略的なバンカーを配置するなどの改修です。土に埋まってしまっていたコース内を流れていた小川も再現し、かなりのホールでその小川もプレーに影響するようになりました。

もともとこのコースを設計したは有名な設計家のペリー・マックスウェル。彼はオーガスタナショナルのコース改修にも関わったことがあり、そのオーガスタナショナルを意識して設計したのがこのサザンヒルズ。なのでこの二つのコースは似ているところがあります。ハンスのリストレーションで、今回のサザンヒルズはグリーンは大きくなったもののグリーンの使える面積は20%小さくなり、アンジュレーションも多くアイアンの正確性とスピンを効かせたショットでグリーンに止める技術を要求される難易度の高いコースになっています。

今年の大会の注目選手で外せないのがやはりタイガー・ウッズ。
マスターズの時よりも足の状態はいいということですので期待はどうしてもしてしまいます。

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2007年のサザンヒルズでの大会では圧倒的な強さで勝利したタイガー。実はその時のタイガーはドライバーを全く使いませんでした。とことん2番アイアンなどでのティーショット。それでフェアウェイを捉えて他の選手らと同じところからセカンドショットを打つという攻め方をしましたがそれでもぶっちぎりで優勝。今の俺ならドライバー打たずとも勝てるよ、という計算があって勝ち抜きました。さすがに今年はそういう攻め方は年齢的にも距離のアドバンテージがないのでできません。そんなタイガーがどんな作戦でリストレーションされた新しいコースを攻略するのかは見所です。

そして私の一押しの選手は、なんと言っても勢いノリノリのスコティー・シェフラーです。シェフラーはサザンヒルズをめちゃくちゃ好きなコースと言っています。大学1年生の時にリーグ戦の最終戦がここで開催され個人優勝を果たしています。高い弾道でグリーン上で止めるショット、ショートゲームもうまい、すごいイマジネーションの持ち主と彼のゲームそのものを発揮できるコースなんですね。

最後に日本から6人の選手が出場します。松山選手も先週のプレーぶりを見ると調子も上がっているようです。ただ、日本からこの試合のためだけに来る選手はこのコースを攻略するのはなかなか手強いと思います。何が難しいかというと、硬い砲台グリーンに落とし所が狭いグリーンの形状で距離もそこそこある、そんな環境でプレーをする機会がほぼほぼ日本にはないので準備ができていないんじゃないかと。コースとの戦いになるのは間違いありません。

まだまだここに書ききれなかったさらに詳しい話の続きは、下記「レックス倉本のBYTC GOLF」のYouTube音声動画で引き続きお楽しみ下さい。Podcast、Anchorでも配信中。「レックス倉本」で検索してください。

レックス倉本

▼レックス倉本 プロフィール
本名は倉本泰信(くらもとやすのぶ)。1991年プロゴルファーに転向/コメンテーター歴14年広島出身。広島カープの大ファン。毎朝、目覚めとともにカープの試合状況をチェックするのが日課。大学時代をアメリカで過ごしたとき、唯一日本のブリヂストンのボール”Rexter”を使っていたのでゴルフ部のチームメイトから”REX”(レックス)と呼ばれるようになる。アマチュアゴルファー時代は、広島県の瀬戸内高校ゴルフ部からアメリカのオクラホマ州立大学を経てイーストテネシー州立大学ゴルフ部で腕を磨く。在学中には2度オールアメリカンに選出され、1990年に日本アマチュア選手権優勝、全英オープン出場を果たす。大学卒業後、1991年に日本のプロテストを合格しプロデビュー。その後、ヨーロピアンツアー、カナダツアー、アジアツアー、日本国内ツアー(1995年2部ツアーの賞金王に輝く)に参戦。2007年より米国ゴルフチャンネルでUS PGA Tour 、European Tour、US LPGA Tourなどのコメンテーターとして活躍。現在はフリーランスとしてGOLF TVでの解説のほか、 NHK、WOWOWでUS PGA Tour、US LPGA TOURの現地レポーターとしても活躍中。


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