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90切りしたいなら知っておこう！この状況ピンを狙うべき？判断のポイントとは

90切りしたいなら知っておこう！この状況ピンを狙うべき？判断のポイントとは

スコア80台でラウンドするためのゴルフ学｜メンタル&マネジメント VOL.45 マネジメント編

2022/10/26　ゴルフサプリ編集部

90切りを達成する条件の一つに、自分にとって都合のいい状況をなるべく多く作り出すことがあげられる。ミスが出にくいクラブ選択やネガティブな思考を消すなど、すぐにできそうなことなら直ちに実行してみよう。80台のスコアはもうすぐだ！

ゴルフトゥデイ本誌605号／76〜77ページより
イラスト／庄司猛

ピンを狙っていい状況かどうかの見極めがスコアに影響します！

どこを狙えばストレスなく打てるかを判断

ピンの位置が右寄りでグリーンのすぐ手前にバンカーが待ち受けている場面で、長いクラブを使いたい距離ならピンを狙うのはリスクが大きい。グリーン左半分を狙うのが正解だ。

90切りを目指すゴルファーの方々はショット能力が上がっていて、それなりに自信をお持ちのことと思います。でも自信が「過信」になると落とし穴にはまりやすいので、状況次第では十分な注意と警戒が必要です。

たとえばピンの位置がグリーンの右寄りで、グリーンのすぐ右手前にアゴが高いバンカーが待ち受けている場面を考えてみましょう。

ここでピンを狙った結果、当たりが薄いとバンカーにつかまる危険性が高いし、バンカーに入れなかったとしてもピンが手前では難しいアプローチが残ってしまいます。

80切りが目標の人でしたら8番アイアン以下のクラブで打てる距離は大抵ピンを狙いに行きますが、それよりも長いクラブ、とくにフェアウェイウッドやユーティリティで打つ距離はボールが右に出やすいのでピンの位置が右のときはグリーンの左半分狙いの安全策を選択します。

逆にピンの位置が左寄りで、グリーンのすぐ左手前に難しいバンカーが配置されている状況の場合、8番アイアン以下のクラブ、とくにウェッジで打つ距離はボールが左に飛びやすい点を考慮し、安全にピンのやや右サイドを狙います。

状況次第でピンをあえて狙わない作戦を立てることも必要

バンカーが池だったら絶対に避けるけれど、バンカーだとちょっと迷うかもしれません。こんなときはピンを狙っていいかどうかをしっかり見極めましょう。

ピンの位置とグリーン周りの状況だけでなく、ピンまでの距離と使うクラブによって出やすい球筋や自分の癖などを総合的に考えて、どこを狙えばストレスなく打てるかを的確に判断することがとても重要なのです。

ピンの位置がグリーンのほぼ中央ならストレスなく打てるからピンを狙っていいと思います。でもピンの位置が難しくてプレッシャーを感じるようでしたら、ピンと反対側の広いスペースに目標を絞るのがスコアロスを防ぐコツですよ。