距離計測器を持たない人のための距離感の計り方
もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話
ゴルフブロガーのもう少しでシングルです!今回は距離計測器を持ったほうが良いかどうかを考えてみました。距離計測器は比較的高価なゴルフアイテムですが、スコアアップを目指すなら持つことをオススメします。距離を計測してもその通り打てないから距離計測器は不要と考えるのではなく、その通りに打てなくても何ヤード打つということを意識してショットすることが上達への近道です。
ゴルフ場で距離をどのように把握するのか?
みなさんはゴルフのラウンドに行って、残り距離をどのように把握していますか?下記のいずれか、または併用だと思います。
● キャディさんに聞く
● ゴルフカートナビの表示を見る
● ヤード杭を参考にする
● 距離計で計測する
キャディさんはそのゴルフ場を知り尽くしているので、その日の風、打ち上げや打ち下ろしを考慮した距離をアドバイスしてくれますし、やはり一番頼りになります。ただ、コスパを考えるとキャディ付よりもセルフプレーを選択しがちですし、そもそもキャディ付のプラン自体がないコースもあります。お金に余裕があれば、毎回キャディ付でラウンドしたいと思っていますが、現実はなかなか難しいですね。
セルフプレーでも使えるのが、多くのゴルフ場が導入しているゴルフカートナビです。ホールのレイアウトが表示されるだけでなく、カートからピンまでの距離、バンカーや池などのハザードまでの距離を把握することもできるセルフプレーの強い味方です。
フェアウェイに乗り入れ可能なコースであればかなり活用できますが、残念ながら乗り入れ可能なコースはそんなに多くないですよね。乗り入れできなくても、カート道路沿いであれば多少の距離の違いかもしれませんが、カートと反対側のラフから打つ場合は1番手ぐらい距離が違うこともあります。
ゴルフ場にはヤード杭で残りの距離が表示されています。ヤード杭の見方はこの後説明しますが、ゴルフ場によって表示方法が違っているのが難点です。昔はスタート前にゴルフ場の方が見方を説明してくれましたが、カートナビが導入されてからは説明されないゴルフ場も結構あります。
どのゴルフ場やプレイスタイルにも対応できるのが距離計測器での計測になります。ただ、消去法的ではなく、スコアアップにも有効であることを最後に説明させていただきます。
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ヤード杭の見方は?
ヤード杭の距離の表示の仕方はゴルフ場によって違います。主な表示の仕方は下記の通りかと思います。
● 残り距離を数字で記載
● 残り距離によって線の本数が違う
● 残り距離によって色が違う
● 50ヤード刻みで苗木が植えてある
上の3つは表示方法であればスタート前に確認すれば良いだけですが、苗木のコースはそもそもどの苗木がそうなのかを判別することが難しいです。
さらに、ゴルフ場によってヤード杭が示す残り距離がグリーンセンターのところと、グリーンエッジ(カラー)までのところがあります。ヤード杭がグリーンエッジ表示のゴルフ場で、グリーンセンターまでと知らずにラウンドしていたら、ショートばかりになってしまいます。スタート前にどこまでの距離が表示されているかを確認する必要があります。
もう一つの注意点は、1グリーンと2グリーンのゴルフ場では見方が違います。1グリーンのゴルフ場では、左右のヤード杭を見ながら残り距離を推測することができます。ただ、日本では2グリーンのゴルフ場が多く、右グリーンの場合には残り距離を右のヤード杭が示し、左グリーンの場合には残り距離を左のヤード杭が示します。右グリーンなのに、左のヤード杭を見てショットすると全然距離が合わなくなります。
ゴルフ場によってはヤード杭の他に、フェアウェイのスプリンクラーに残り距離が表示されていることもありますので参考にしてください。
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スコアアップを目指すなら距離計測器は、持つべきアイテム
これまで読んでいただくと消去法的に距離計測器を持つことを勧めているように感じられるかもしれませんが、私はスコアアップにも役立つので距離計を持つことをオススメします!ちなみに、私は過去の記事でゴルフのラウンド中に持っていて良かったアイテムの1位としてレーザー距離計測器をあげています。
私はレーザー距離計測器をオススメしますが、手軽なGPS計測器でも持つメリットは大きいです。
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レーザー距離計測器は、焦点を合わせることができる対象物であれば距離計測することが可能なので、ピンフラッグだけでなく、グリーンのフロントエッジ、バンカー、樹木など目標物までの距離を把握することができます。ゴルフはいかに少ない打数でホールアウトするかを競うスポーツです。そのためには残りの距離やハザードまでの距離を把握し、適切にクラブを選択する必要があります。
最も効果があるのが、グリーン周りからのアプローチです。もちろんGPS計測器でもグリーンエッジやグリーンセンターまでの距離を把握することができますが、ピンまでの距離を正確に把握することはできません。グリーン周りからのアプローチで、距離を間違えて大きくショートやオーバーしてしまうと、スコアの悪化に直結してしまいます。
レーザー距離計測器で正確な距離を知っても、その通りに打てないという意見もあります。実際、私も距離を把握しても、その通りに打てることの方が少ないです。
ただ、打てないから不要ではなく打つ距離を意識してショットをすることで、だんだんと距離のブレが小さくなってきます。加えて、ターゲットまでの距離を把握し、打ってはいけない場所、外しても良い場所を考えてコースマネジメントをすることが上達への近道だと思います。
まだ距離計測器をお持ちでないゴルファーの方は、同伴者で持っている方がいたら、自分がショットをする時にまずは残り距離を考えたうえで、同伴者に確認してみてください。ご自身で思っている距離と実際の距離には誤差があることが確認できると思います。
100ヤード以内のアプローチで10ヤードぐらい誤差があると、クラブの選択を間違えて1打損する可能性が高まってしまいますよ。何度か確認していただくと、距離計測器の必要性が実感できると思います。
それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。
- もう少しでシングル(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGA/USGAハンディキャップは7.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。
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