迷わず「フレックス・S」を選んでいるアナタ!その決めつけが、レベルアップの可能性を狭めているかもしれません
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第109回
自分にピッタリのフレックスと思っていたら、間違っているかも?!
T島 フジクラさんの「ベンタス TR レッド」は、アメリカ発信のシャフトなので、フジクラさんの通常のスペックよりも少ししっかりしていることは私も理解しているし、RやR2を勧められても僕は気にならないんだけどなぁ。
金子 意外と気になさる方が多いと思うんですよ。逆にXシャフトをオススメすると『分かっているなコイツ』みたいな。
T島 そうだね。その場限りで売るなら、『お客様ハードヒッターですね、9度のSでは物足らないかもしれませんね』なんて言って、ご機嫌にして買っていただく、という技も通用するよね(笑)。
金子 そんなこと、絶対ダメです(笑)。本当に。大蔵ゴルフスタジオでは、やっぱり長く納得して使って頂きたいので、Rをオススメする際にもしっかり説明しますし、お客様とじっくり話しして一緒に選んでいきます。
T島 ロフト角は11度以上じゃダメ、Rシャフトは選ばない!ということだと、自分の可能性に気付かないまま過ごしていくことになるよね。
金子 それにしても、メーカーさんの純正シャフトは、この20年でかなり軟らかくなりましたよね。
T島 そうなんですよ。それは外ブラさんの日本仕様も同じ傾向です。ヘッドは米ツアーと同じ選手のスペックなのに、シャフトはSって書いてあるけど、20年前のレディースドライバーぐらいの硬さとか。
金子 T島さん、暴走してきましたね。20年前のレディースはオーバーですが、Rよりは軟らかい場合が多くなりました。
T島 いや、正直軟らかくてもタイミング取りやすかったら良いんです。デザインチューニングの『メビウス』や、シンカグラファイトの『ジンガー』など、ワンフレックスで、かなり軟らかいシャフトが市民権を得てきました。
金子 そうですね。以前、この連載では「〇〇調子にこだわるな!」って書きましたが、フレックスも同じです。SとかXとかにこだわることなくシャフトフィッティングを受けてもらえると、ホントに楽しんでもらえると思います。
T島 はい。S(なるべく硬いフレックス)にこだわると、ご自身の可能性をどんどん狭めていきますよ。大蔵ゴルフスタジオでシャフト探検の旅に是非。
金子 ご予約お待ちしております!
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文・T島
T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。
大蔵ゴルフスタジオ
上記動画はT島氏が特派員ブログを勤めている東京都世田谷にあります大蔵ゴルフスタジオの説明。大蔵ゴルフスタジオ世田谷のクラブフィッティングの流れを説明しています。
取材協力/大蔵ゴルフスタジオ世田谷
住所:〒156-0053 東京都世田谷区桜3-24-1 オークラランドゴルフ練習場内
営業時間:11:00〜19:00
定休日:毎週月曜日
TEL:03-6413-9272
https://www.ogs-p.jp/
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