「Mizuno Pro 243」は使えば使うほど好きになるアイアンだ!新時代のツアーキャビティバックの基準になるはず
ツアーキャビティ「Mizuno Pro 243」をロマン派ゴルフ作家が検証する!
「Mizuno Pro 243」は歴代最高飛距離を誇り、完成度の高さでゴルファーを助ける!
打ってラウンドして、わかったことを挙げる。
● 打音打感:音量はちょうど良く、濡れた鞭系の残響が少ない音。軽く弾く打感で敏感。
● 弾道球筋:高めの中弾道。少しだけとらえる挙動あり。曲がりには敏感。スピンはまあまあ。
● 飛距離:クラシックロフトの1番手アップ。慣れてくればもう少し飛ぶ。
「Mizuno Pro 243 アイアン」はツアーキャビティアイアンとしての性能は、文句なしだ。きれいで伸びがある球筋とその場で止まろうとするスピン性能は、ここに止めたいという狙いを決めて打つアイアンとして十分に機能する。
そして、新しい時代のツアーキャビティアイアンはこのレベルに達していることが必要です、というお手本的な部分も強く感じた。いろいろな要素があるが、最も強いのは飛距離性能だった。
アイアンに余計な飛距離は要らない、という考え方もあるが、飛ばないことでスコアの壁が生まれるのも事実だ。飛ぶことでその壁を越えることが可能になる。飛ぶけれど、それがマイナスになりにくいアイアンであれば飛ぶに越したことはないし、購入動機として飛距離性能が優れている点は麻薬的な魅力がある。
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個人的感想
「Mizuno Pro 243 アイアン」は、ハードヒッターや競技ゴルファーが求める精度の高さは楽々クリアしている。ツアー用のアイアンなのだと諦めてしまう人も多いと思うが、そんなことはない。シャフトの設定が2種類あるのが、その証拠だ。
「ダイナミック ゴールド 120」は王道のツアー用として、もうひとつの「N.S.PRO MODUS3 TOUR105」は一般のアマチュア、それもかなり広い範囲のゴルファーまで使えるシャフトである。
個人的には、やさしさを全面に出している「Mizuno Pro 245 アイアン」よりも打ってみたらやさしかった、というゴルファーがたくさんいると思う。ミスヒットに対する許容範囲が、番手によっては「Mizuno Pro 243 アイアン」のほうがやさしいと感じたのだ。
気軽に購入して、努力なしに機能させることは難しい。だが、ちゃんとクラブを信じて使い熟そうと努力したことには報いてくれるアイアンである。使えば使うほど、スコアアップできるという夢を見せてくれるのだ。
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篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年生まれ。東京都文京区生まれ。板橋区在住。中一でコースデビュー、以後、競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れる青春を過ごして、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、2000年にメルマガ【Golf Planet】を発行し、ゴルフエッセイストとしてでビュー。試打インプレッションなどでも活躍中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。
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