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売れ筋No.1に追加モデル「TRI-BEAM #7CS」と「TRI-BEAM TWELVE」はドンピシャで狙い通りに打ててとにかく入った

売れ筋No.1に追加モデル「TRI-BEAM #7CS」と「TRI-BEAM TWELVE」はドンピシャで狙い通りに打ててとにかく入った

オデッセイの「TRI-BEAM #7CS パター」「TRI-BEAM TWELVE パター」の2本をロマン派ゴルフ作家が検証する！

2023/10/31　ゴルフサプリ編集部　篠原嗣典

（1）「TRI-BEAM #7CS パター」

とにかく入った。ストレートなラインはもちろん、やや曲がるラインも5ホール連続1パットというシーンもあった。結果には運も関係するので機能とは関係ないかもしれないが、僕は#7のツノ型のヘッドが不得意であることを考えると、これはすごいことだ。

とにかく、構えたときにホーゼルの歪みや違和感を一切感じず、ノーストレスで狙い通りに打てるのだ。良いパターは、シンプルに打つことに集中できることを思いださせてくれた。

過去にオデッセイの「ホワイト・ホットインサート」を使用して、タッチを出せたゴルファーであれば、（1）「TRI-BEAM #7CS パター」の距離感に悩むことはない。同じ要領で良いからだ。この部分は、もう1本の（2）「TRI-BEAM TWELVE パター」も、全く同様である。

（2）「TRI-BEAM TWELVE パター」

試打ラウンドで安定した結果を残した。むずかしいラインもあったが、3パットは1回もなく、タッチを合わせて寄せて入れるとい戦略が上手くいったのだ。

想像と違ったのが、ショートパットだ。過去に打たせてもらったクランクタイプのネックの多くは、短いパットになると方向性に自信がなくなるという現象が起きた。狙っている線の平行に違和感がある歪みがあると、そうなるのだ。

このパターは短いパットでも長いパットでも、全く違和感がなかった。ちょっといやらしいラインもあったが、ドンピシャで狙い通りに打てて入った。大型ヘッドでありながら、前重心の傾向が強い。個人的にはそこが好きで合っていると感じたし、途中から自信もついたのだと思われる。

「TRI-BEAM #7CS」と「TRI-BEAM TWELVE」の試打まとめ

（1）「TRI-BEAM #7CS パター」も（2）「TRI-BEAM TWELVE パター」も、準備万端で追加発売されたのだと強く感じた。最初に書いたが、丁寧な職人的な仕上げ感があるのだ。半年前の「TRI-BEAM シリーズパター」は、仕上げにやや雑な部分があって気になっていたので、余計に目立ったのだ。

試打ラウンドを終えて、（1）「TRI-BEAM #7CS パター」は購入を考えた。それほど良かった。小さなヘッドのパターが好きなゴルファーにオススメである。

大型ヘッドが好きなゴルファーには（2）「TRI-BEAM TWELVE パター」をオススメする。オデッセイが色々なトレンドまで機能として詰め込んだパターは、ゴルファーを裏切らない。

「ラケットホーゼル」を打ったことがないゴルファーは、この2本のパターを始めとした「TRI-BEAM シリーズパター」を打ってみて欲しい。パットがやさしくなる感覚を楽しんでほしいのである。

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篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年生まれ。東京都文京区生まれ。板橋区在住。中一でコースデビュー、以後、競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れる青春を過ごして、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、2000年にメルマガ【Golf Planet】を発行し、ゴルフエッセイストとしてでビュー。試打インプレッションなどでも活躍中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。

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