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ゴルフルールを深読み|ドロップのボールを落とす位置が膝の高さになった理由・目的は?

2019/02/08 ゴルフサプリ 編集部

2019年のゴルフ新ルールへの改正にともなって、ドロップのボールを落とす位置が肩の高さから膝の高さへと変わった。このドロップルールの変更にはどのような理由・目的があるのだろう?

【規則14−3bより】

  • プレーヤー自身がヒザの高さから放さなければならない。
  • 球は救済エリアに落とさなければならない。
  • 球が地面に落ちる前に体や用具に触れてはいけない。

そもそもなぜ救済なのにドロップする?

2019年、数十年ぶりレベルのルール大改革が断行された。今までルールに精通していたベテランゴルファーでも、かなり戸惑うほど大きく変わった。だが、その“根拠”を知ると、理解してスムーズに切り替えられるはず。そこで、これから気になる新ルールを1つずつ、取り上げていこう。

まずは「ドロップ」から。“あるがまま”ではプレー続行が難しい状況から救済を受ける場合の処置方法だが、これが「肩の高さから落とす」が「膝の高さから落とす」に変わった。

そもそも、なぜ「プレース(置く)」ではなく「ドロップ」 なのか。そこには“過剰な救済を受けさせない”という考え方がある。

「プレース」では、ボールが草に浮いた状態など“良いライ”を作り出せる可能性があり、過剰な救済を受けられることになる。そこで、どこに止まるかはわからない“望ましい不確実性”を得るには「ドロップ」がいい、というわけだ。

だが、それでもなるべく良いライに狙って止めたいのが本音。それを不可能にしようと「肩越しに背中側に落とす」という方法が長年使われてきたが、猫背のプレーヤーから不満噴出。「腕を伸ばし、肩の高さから落とす」に移行したいきさつがある。

だが、今度は“落とす高さ”に疑問が出た。落としたボールが跳ねたり転がったりして、救済の基点から遠ざかったり、再ドロップなどの処置でプレーの遅延につながる、と考えられたのだ。

“救済エリア”に止めることが本来の目的

“救済エリア”の考え方の根本には、なるべく“元の位置に近い”ことが、過剰ではない救済につながる、というのがある。

救済エリアの決定には“基点”が必要で、赤杭などで示される境界線上の1点だったり、障害を避けられる“救済のニヤレストポイント”だったりするが“元の位置に近い”救済エリアの性格を理解すると、当然のことだと分かる。

ところが「肩の高さから落とす」と、球は救済エリアから外れるケースが多い。そこで「着地点から2クラブレングス以内」に止まればいい、とされていたが、これでは基点から最大4クラブレングス離れることを容認することになっており、プレーヤーもそれを利用(悪用?)するケースもあった。

そこで、落とす高さを下げることで、救済エリア内に球が止まるように、と考えられたのが「膝の高さから」というわけだ。考案当初は地面スレスレでもいい、という意見もあったようだが、ラフなども考慮しての結論らしい。

さらに、ボールが地面に落ちる前には体に触れてはいけないのは以前のままだが、着地後に転がったボールが偶然足に当たってから止まっても、再ドロップは不要。救済エリアからボールが出ない限り、そのままプレー続行となる。

これも「救済エリアにボールを止める」、「過剰に良いライにならない」ということから考えれば、再ドロップが必要ないことは納得できるはず。

斜面などでもドロップは1回で済むよう、ゴルファーは心がけてほしい。

GOLF TODAY本誌 No.560 149ページより

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