金無いのにパターを新調する
金無いのにゴルフやってるオヤジのはなし 第6話
前回、14年ぶりにラウンド復帰したときに使用したサビサビのスコッティキャメロンを、金無いので当面使っていくことにしたという話を書きました。
しかし、その後、金無いにもかからず、パターを新調することになるのです。今回は、その話をしたいと思います。
「金無いのにゴルフやってるオヤジ」とは?
金無いのにゴルフやってるオヤジ、と申します。50代のおっさんです。 スコアも通常100前後という完全なアベレージゴルファー...
通勤時間に読む古本を買いに行ったところ…
14年ぶりにラウンド復帰し、「金無いのにゴルフやってるオヤジ」になりましたが、その復帰ラウンドから半年くらい経った後のことです。
そのころは、すでにiPhone 6sが普及している時代でしたが、私は金無いので、まだにガラケーからスマホに買い替えることが出来ていませんでした。通勤の電車の中では、みなさんスマホをいじっていますが、私は持っていないので、本を読んでいました。
ある日、会社からの帰り、通勤途中に読む本を買おうと、会社の近くにある全国チェーンの中古書店に向かったのです。店に到着すると、いつもの100円均一のコーナーに行って、何かいい本は無いかと探していました。
その日は、これといった本もなく、仕方なく、何も買わずに帰るかと出口に向かうと、中古ゴルフクラブコーナーが新たに出来ているのを目にしました。こんなコーナーが出来たんだと、何の気なしに寄ってみたのです。しかし、出来たばかりのコーナーで、品ぞろえもイマイチでした。
特に買うものはないかなと思いましたが、そこにパターマットとボールが置いてあるのを見て、ちょっとパターを転がして帰ろうと思いました。値段の高いパターは盗難対策のタグが付いているので、そうではない、安いパターを適当にとっかえひっかえ打っていました。
そして、何本目かに、オデッセイの2-Ballを取って構えたときに、これは?と思ったのです。
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その頃考えていた理想のパター
当時使っていた”サビサビ“スコッティキャメロンですが、2点ほど不満がありました。一つは、構造がシンプルで構え易いのですが、その分ヘッドが軽いことです。
若い頃からシビレ体質であった私ですが、中年以降は、復帰戦のティーショットで手が震えてボールがティーに乗らなかったように、シビレ体質がさらに悪化した実感がありました。
そのため、ヘッドの軽いスコッティキャメロンでは、緊張するパットでシビレた際、テークバックのときにヘッドが波打ちながら動いていくのを見ると、もう少しヘッドが重いマレット型にしたほうがいいのかなと思っていました。
重い分、ヘッドの直進性が良くなることで、シビレによる波打ちを緩和できるのではと考えたのです。
次に不満のもう一点ですが、パターをアドレスしたときに、目の真下にボールが来ないのです。パットの解説を見るたびに、目の真下にボールが来るように構えよと基本中の基本として書かれています。
しかし、使用していたスコッティキャメロンは35インチと長いために、日本人の平均的な身長の私がアドレスすると、ボールは目の真下から3センチくらい外にズレています。
最初に使っていたノンブランドの数千円のパターも確か34インチだったと思うのですが、これも、目の真下にはボールは来ませんでした。
よって、アドレス時に目の真下にボールを持ってこようとすると、33インチくらいの長さのパターが適正だと考えていました。つまり、その当時、私が考えていた理想のパターは、長さ33インチ前後で、ヘッドの重いマレット型というものでした。
理想のパターとの出会いか?
話は戻って、全国チェーンの中古書店の中古ゴルフクラブコーナーでのことです。たまたま並んでいたオデッセイの2-Ballを取ってパターマットで構えてみると、驚いたことに目の真下にボールがあるのです。
長さは明記されていませんが、おそらく33インチと思われました。2メートルのパターマットで転がしても実力は分かりませんが、目とボールとカップが一つの垂直な面に乗るので、少なくとも構え易いことは分かります。
マレット型でヘッドの重さもありますし、まさに理想のパターという様相です。
これは買うかと思ったのですが、一つ、問題がありました。価格は3,980円(税込み)なのですが、グリップ交換必要ですとの注意書きがあります。グリップのゴムが完全に劣化していて、ベタベタしているのは、最初に掴んだときから分かりました。
グリップを交換するとなると、総額で3,980円+グリップ代+交換工賃が掛かります。パターのグリップは普通のアイアンのグリップより高いですし、それに交換工賃を加えた総額となると、独身時代と違い、金無いので躊躇する金額となります。
そこから、買うかやめるか30分くらい悩みました。そして出した結論は、グリップを替えないで頑張って使うというものでした。そして、そのパターをレジに持って行き、購入したのです。
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グリップ問題を解決する
そのパターを1年くらい頑張って使っていたのですが、ベタベタするグリップに慣れなくて、困っていました。
ある日、ラウンドに必要なボールとティーが少なくなってしまったので、買いに行こうと全国チェーンのゴルフ用品店に出掛けました。ロストボールとティーを買って帰ろうと思うと、たまたま、グリップテープというものを見つけました。テニスのラケットじゃないんだからと思いながら、手に取って見てみるとパター用とのこと。
これ巻けばベタベタ問題、解決するじゃんと、数百円だったので、ボールとティーと合わせて購入したのです。不器用者がきれいに巻けるのか心配でしたが、思ったよりきれいに巻くことができ、1年くらい我慢したグリップベトベト問題から解放されました。
こうして、14年前のクラブセッティングから、3,980円+数百円でパターの一本が入れ替わったのです。肝心の使い心地ですが、これでショートパットがボコボコ入るようになったとか、パット数が激減したとかいうような明らかな効果はありません。
しかしながら、アドレス時に目の真下にボールが来るので、構えやすく、自分に合っているパターだと思っているので、今のところはさらに買い替えようという気はまったく起きません。パット数を減らすためには、あとは、練習あるのみです。
これ以降、金無いながらも、14年前のクラブセッティングから徐々にクラブが入れ替わっていきます。それらの話は、また、いずれ書きたいと思います。
最後に、過去に使用したWOSS、スコッティキャメロンと並べた写真を載せておきます。現在使用しているオデッセイの2-Ballは、かなり短いです。
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金無いのにゴルフやってるオヤジ(ペンネーム)
東京都在住の50代のおっさんです。25歳からゴルフを始め、現在はスコア100前後のアベレージゴルファーです。金は無いですが、70台でラウンドできる上級者になるべく、ゴルフを頑張っています。「金無いのにゴルフやってるオヤジの日記」というブログもやっています。こちらもご興味があれば覗いてみてください。
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