ツアー屈指の飛ばし屋!竹田麗央は271.3ヤードを記録してドラコン女王に!なんでそんなに飛ばせるのさ?
進化する技術「私流」トーナメントにおけるプロのコメントからテクニックを深掘り!VOL.14
今季はメルセデス・ランキングでも上位をキープし、来季の初シードもほぼ手中にしている竹田麗央。ツアーでも屈指の飛ばし屋であり、今年の「住友生命Vitalityレディス東海クラシック」では、2日目終了後に行われたドライビング女王コンテストで見事優勝した。そこで、竹田自身が考える飛ばしの秘訣を聞いてみた。
GOLF TODAY本誌 No.618/132〜133ページより
撮影/相田克己、圓岡紀夫
取材トーナメント/2023ヤマハレディースオープン、パナソニックオープンレディース、サロンパスカップ
フォローは小さめでも素早く振ることが大切。下半身で打つイメージ
下半身に力を入れ、腕や肩の力をできるだけ抜いてクラブを振り切る
無理にクラブヘッドを目標に向かって出すことはしない。体の回転に伴い、自然な位置にヘッドを振り抜く。その結果、フォローは小さくなるが、ヘッドスピードは増す。
ドライビングディスタンスは256.90ヤードで5位(富士通レディース2023終了時)にいる竹田麗央。
今年のドライビング女王コンテストでは、無風状態でありながら、271.3ヤードを記録して見事優勝を飾った。その際、飛ばしのコツについて次のように語っていた。
竹田麗央 「一番は、クラブフェースの芯でボールをヒットすることです。あとは、力を入れずにしっかり振り切るようにしています」
飛距離を稼ぎにいくと腕や肩に力が入りがちだが、クラブを素早く振るためにはその力みは禁物。上体に力を入れないようにするために、竹田はあえて下半身に力を入れるようしている。
その結果、土台が安定し、体を素早く回転しても、確実にフェースの芯でボールをヒットできるというわけだ。
飛ばしたいからといって、ティアップの高さを変えず、バックスイングもあえて大きくすることはない。インパクトからフィニッシュまでは加速しながら振り抜くイメージを持つだけだ。
竹田麗央「フォローでは、スイングスピードを上げることだけを考えています。スイングアークを大きくする意識はありません。むしろフォローを小さくしてスピードを上げていく感じです」
インパクト後はクラブに引っ張られるように腕が伸びていき、そのままフィニッシュまで振り抜くことが、竹田流のスイングスピードを上げる方法だ。
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ティアップはいつもと同じでいいんです!
ティアップの高さは通常と同じ。ルーティンも変えずにアドレスに入る。腕や肩に力が入らないように注意しながら、下半身にパワーを集中してどっしり感を出す。飛ばしたいからといって、スイングアークは大きくせずに、いつもと同じトップの位置をキープする。
フィニッシュまで一気に振り抜きましょう!
バックスイングで蓄積したパワーをダウンスイングからフォローにかけて一気に放出。体の回転に伴いクラブを下ろす。ダウンスイング以降も腕に力を入れない。
インパクト後はできるだけスイングスピードを加速していくことを重視。スイング軸が傾かないように頭の位置をキープしたままクラブを振り抜く。クラブに腕が引っ張られることで自然と腕が伸びていく。フォローを大きくする意識はない。
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フィニッシュまで振り抜くことが大切。特にフェアウェイが広いときは必ず振り抜くように心がけている。
前傾角度に注目
クラブフェースの芯でボールをとらえたいので、スイング中はなるべく上体の前傾角度を変えない。その結果、スイングプレーンに沿ってクラブが下りてくるのでミート率も自然と上がってくる。
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