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ゴルフ上達関節調律師が解説「スイングが改善するカラダの使い方」|第2回 『胸椎バンザイ』エクササイズ

2019/09/04 ゴルフサプリ 編集部

「もっとゴルフのスコアを伸ばしたい!」と日々練習を重ね、スイングに悩まれているゴルファーの皆様、スイングの時に骨や関節がどのように動いているか、考えたことはありますか?

実は、体の構造や動かし方の「知識」を得て「意識」して動くことで、スイングが変化し飛距離が伸び、痛みなく楽にクラブを振ることができるようになるのです。

スイングが改善する体の使い方の専門家として、個人サロンで「1回で平均15ヤード飛距離が伸びる施術」を行っている「ゴルフ上達関節調律師」の山本優子さんに、スイング改善のためのエクササイズや、日常生活での体の動かし方について連載でレクチャーしていただきます!

第1回:ゴルフ解剖学
第2回:『胸椎バンザイ』エクササイズ
第3回:『胸椎でんでん』エクササイズ
第4回:『頚椎くるくる』エクササイズ
第5回:『仙骨ごろりん』エクササイズ
第6回:目かくしゴルフ
第7回:少しの「知識」と少しの「意識」で体は変わる!

ゴルフの後、腰が痛くなりますか?

ゴルフは腰を捻るスポーツ?

ゴルフの後、なんだか腰が痛い…

こんにちは。ゴルフ上達関節調律師の山本優子です。第2回からは、脱力関節調律®に基づいたスイングを改善するためのエクササイズをご紹介いたします!
私のメソッド・脱力関節調律®についてや、ゴルフをする上で知っていただきたい体の構造については「第1回:ゴルフ解剖学」をぜひご覧ください。

さて、ラウンド後や練習後に「腰が痛い」「腰が張る」という方は多いのではないでしょうか。
どうしてゴルフの後に腰に負担をかけて痛めてしまうのでしょうか。

その理由は「ゴルフ=腰を捻るスポーツ」だと思われている方が多いからだと思われます。

私の脱力関節調律®のサロンにいらっしゃるお客様に
「体を捻る時に腰と胸、どちらの方が捻る動作が得意だと思いますか?」
と質問すると、98%の方が「腰」と答えます。

なぜ「腰は捻る動作が得意」というイメージをもつのか考えてみると、ゴルフはもちろん、野球やテニスでも「腰を捻る」「腰を回せ」といった指導をされ、それがあたかも普通と思われているからではないでしょうか。

しかし、実際のところ腰は捻る動作が得意ではないのです!

腰より捻る動作が得意なのは胸椎

腰とは背骨のうち骨盤の上に乗る5つの「椎骨(ついこつ)」で構成され、解剖学的用語で言うと「腰椎(ようつい)」です。

5つの腰椎の、ひとつひとつの骨の間は2度ほどの角度しか動きません。
腰椎全体でも捻ることができる角度(可動域)は5度ほどなのです。

スイングの際に5度しか可動域のない腰椎を無理に捻ろうとするのですから、痛みが出たり筋肉が張ったりしてしまうのも無理はありません。

腰椎の5度に対して「胸椎(きょうつい)」はどうでしょうか。胸椎は背骨の中でも胸のあたりの位置で、肋骨が付いている部分です。胸椎は35度動きます。
そのため、胸椎の回旋可動域をきちんと出すことで、体幹部を楽に負担なく捻ることができるのです。

胸椎の可動域をきちんと出しましょう

しかし、デスクワークで猫背の姿勢が続いたり、ストレスで呼吸が浅くなったりすると、胸椎の動きが悪くなりやすいです。
胸椎まわりが硬くなると、回旋可動域が出づらくなり動かなくなるので、代わりに可動域の小さい腰椎を使って体を捻ろうとしてしまいます。

胸椎が動けば、腰椎を無理に使うこともなくなります。
ゴルフ未経験の私が初めて打ちっぱなしのゴルフ練習場へ行ってスイングした時、腰が痛くなるどころか腰や体全体が軽くなったと感じました。
それは、体の構造を知り、腰椎ではなく胸椎を意識して正しく関節を動かしたからです。

正しく体を動かすと負担はかかりません。
つまり、ゴルフの後に腰を痛めず、スムーズにスイングするポイントは胸椎を動かすことなのです!

それでは、回旋動作を向上するための胸椎を動かすエクササイズをご紹介します。

胸椎を動かすためのエクササイズ「胸椎バンザイ」

まずは胸椎について知りましょう

胸椎を動かすためのエクササイズをご紹介する前に、効果を実感していただくためにも胸椎について解説します。

体は脳の命令で動きますから、胸椎について知ることで、脳からより正確な動作の命令を出すことができ、体を正確に動かすことができます。知識があるとないとでは効果が全く違うのです。
少しの「知識」と少しの「意識」で体は驚くほど変わります!

背骨は真っ直ぐではなく、S字カーブを描いています。地面からの衝撃を分散させて大切な脳を守るためです。

S字カーブはどのように湾曲しているかというと、

  • 頚椎…前湾
  • 胸椎…後湾
  • 腰椎…前湾

胸椎は後湾していますので、背中が丸くなる方向にカーブしています。

しかし、多くの日常生活動作は前かがみで行います。そうすると、もともとの後湾のカーブよりきついカーブになりがちです。実際に猫背の方は多いのではないでしょうか。

猫背とは反対に、体を反らせるような動作は日常ではほとんどしないと思います。そうすると胸椎の動きは悪くなってしまいます。
胸椎の動きが悪いということは体幹の回旋動作がスムーズに行われなくなり、スイングの幅も小さくなります。

まずはエクササイズで体を丸めたり、反らせたりしながら胸椎の動きを出していきましょう!

ゴルフ上達エクササイズ:胸椎バンザイ

肩甲骨の間に、丸めたタオル、または小さめのクッションなどを入れて、膝を立てて仰向けに寝る。

前ならえをする

鼻から息を吸いながらバンザイをする。この時背骨のカーブを意識する。

口から息を吐きながら前ならえに戻す。

③と④を呼吸に合わせて繰り返しましょう。

●ポイント

背骨のカーブを意識して、③で肩甲骨の間あたりに位置する背骨が反る、④の時に元に戻るイメージし気持ちよく行いましょう。朝起きた時や、1日の終わりの睡眠前などがおすすめです

5〜10回繰り返し行った後で起き上がると、背中や肩、首回りがすっとします。スイングの動きの改善にも繋がるほか、肩や首のコリにも効果がありますのでぜひお試しください。


監修:ゴルフ上達関節調律師 山本優子(やまもとゆうこ)

1992年生まれ、神奈川県出身。大学で医療と運動指導について学び、柔道整復師と日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーを取得。大学卒業後、パーソナルトレーナーなどの経験を経て、脱力関節調律®︎を独自に開発。2018年に個人サロンnaturacaを設立し独立。口コミだけで年間1000件以上の指導実績がある。2019年4月に自著『目かくしゴルフ』を出版し、一般社団法人日本脱力関節調律協会を設立、代表理事に就任。

naturaca

一般社団法人日本脱力関節調律協会

取材・編集/ゴルフサプリ編集部 坂本緑

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