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フェアウェイウッドで飛ばす!コツと練習方法を女子プロ5人がレッスン

ロングホールが簡単になるレッスン集めました!Q&A大特集・フェアウェイウッド編

2020/06/05 ゴルフサプリ 編集部

セカンドショットは、スコアをまとめるうえでとても重要な意味を持つ1打だ。その1打のために持つことの多いフェアウェイウッドとユーティリティを打ちこなせるようになることは、スコアアップに直結すると言っても過言ではない。

そこで、フェアウェイウッドの打ちこなしのコツと効果抜群のドリルを集めた。ぜひ参考にしていただき、スコアアップに役立ててほしい。

Q.フェアウェイウッドでもっと飛ばしたい!

バックスイングでヘッドが腰の高さになるまではアドレス時の両腕と手首の形をキープしてお腹を回す!

A.「左腕」を伸ばしっぱなしで振ろう

渋野日向子 (サントリー) 1998年11月15日生まれ。 岡山県岡山市出身。 ツアー通算4勝。 海外ツアー1勝。

腕でクラブを上げてしまうことが、体の伸び上がりを誘発する。お腹を回すことで伸び上がりにくくなり、体が上下する不安定なスイングになりにくい。

左腕が伸びているとシャフトのしなりを使える

飛距離を伸ばしたいなら、シャフトのしなりを使えるようになるのが一番です。

その方法ですが、スイングの始動からフォローまでは左腕をピーンと伸ばしっぱなしにしてみてください。ダウンスイングで左腕が伸びていると、切り返しの瞬間にシャフトがしなって、いわゆるタメもできます。ダウンスイングでは、しなったシャフトが立って下りてきて、インパクトゾーンでパーンと解放されてスピード感のあるインパクトになります。

「かくいう私も、シャフトのしなりを使えるようになってフェアウェイウッドの弾道の高さが2倍くらいになりました」

Q. ダフッたり、トップしたりうまく当たりません!

A. フォローまでしっかり『お腹』を回そう

頭の高さを変えないためにお腹で回す

ボールを正確にとらえられない原因のひとつとして、体が上下動してしまっていることが考えられます。

体の上下を抑えるには、頭の位置を動かさないことがポイント。そして、その頭を動かさないコツが、お腹を回すことです。お腹を回してスイングをすると、体が伸び上がりにくくなり、重心を低くキープしやすくなります。その結果、頭の高さも変わらなくなって、打点が安定するんです。

バックスイングもフォローもしっかりお腹を回してクラブを振ってみましょう。

フォローで両腕がピーンと伸びればお腹で回れている証拠

腕を使ってクラブを振っていたり、体が伸び上がっているとフォローで両腕がピーンと伸びない。両肩とグリップで形成された三角形の頂点の延長線上にヘッドが出ていくフォローを意識しよう。

Q. ショートウッドなのにボールが上がらない

A. 体主導で前傾角をキープしよう

林 菜乃子(ユピテル)1997年5月17日生まれ。神奈川県出身。ステップアップツアー1勝。

前傾角をキープできれば入射角が安定する

ボールが上がらないのは、腕の力でクラブを動かしているから。そうすると、上体が起きたり突っ込んだりしてしまい、ヘッドのボールへの入り方が安定せずに、本来のロフト角でインパクトできなくなってしまいます。

だから、私は体主導のスイングを心がけています。特にダウンスイングではお腹を回してクラブを下ろしてください。前傾角度がキープできて、入射角が適正になり、ロフト通りの高さを出せるようになりますよ。

体主導のダウンスイングなら前傾角をキープしやすい

体主導のスイングをすれば、体の動きとクラブの動きが同調しやすく、その結果体が起き上がったりせず、前傾角をキープできる。
  • 手でクラブを動かすと、体の動きとクラブの動きのタイミングが合わず、当てるために上体が起き上がったりする。

  • 腕の力でクラブを動かそうとすると、ダウンスイングで上体が突っ込みやすくなりミート率も下がる

Q. ショートウッドで球がフケ上がります

A. ヘッドを遠回りさせるイメージで下ろそう

前田陽子(伊藤園)1984年11月26日生まれ。徳島県小松島市出身。ツアー2勝。

ショートウッドは振り急がずに体主導でゆったりと

上から叩いてフケ上がってしまう人は、振り急ぎが原因の場合もある。振り急ぐと手でクラブをむりやり下ろすことになるので、上体が突っ込んで、ボールを上から叩くことになってしまう。

ショートウッドはヘッドを上から入れなくても上がる

私がショートウッドで気をつけていることは、ダウンスイングで大きな丸を描くようにしてクラブを下ろすことです。ヘッドを遠回りさせるようなイメージのダウンスイングですね。

ショートウッドはヘッドを上から入れてスピン量を得ようとしなくても、ロフトと重心深度の深さで十分にボールが上がってくれます。

だから、フケ上がってしまうという人は、ソールを滑らせてボールにアタックするイメージで、大きな丸を描くダウンスイングを心がけてみてください。

ショートウッドは上からヘッドを入れなくてもいい

ボールを必要以上につかまえようとしたり、ヘッドを上から入れるとスピン量が多くなりすぎて球がフケ上がってしまう。

タメを作ろうとして手元を引きつけないこと!

ダウンスイングでは手元を引きつけない。体の回転に合わせてクラブが下りてくるように、肩と腕をリラックスさせてスイングしよう。

Q. 左足上がりだとヒッカケるんです

A. 右ヒザを伸ばしてヘッドを解放しよう

福田真未(安川電機)1992年6月15日生まれ。福岡県福岡市出身。ツアー2勝。

左足上がりでは体重移動を積極的にしないほうがいい

私は、左足上がりの傾斜ではアドレス時から右足8:左足2という体重配分で構えます。そして、その体重配分は、インパクト時にはほとんどの体重が右足に乗っているイメージです。

なぜかといえば、ほとんど右足軸で振ることによってフォローでヘッドをアウトサイド方向へ振り抜きやすくなるので、左への巻き込みがなくなり、ヒッカケることがないからです。

それに積極的に体重移動をしようとすると、フォローでヘッドの行き場がなくなって、ヘッドを左方向へ巻き込みやすくなり、ヒッカケてしまいます。

左足上がりでの体重配分は右8:左2です

切り返し直後から体の回転に合わせて右ヒザを伸ばす

ダウンスイングからインパクトは“右足体重”と意識しよう。意識的にベタ足というわけではなく、右ヒザを伸ばすと自然とカカトは上がらない。

Q. 左足下がりでトップしちゃいます

A. ヘッドを低く出してフィニッシュは小さく!

ダウンスイングは、ヘッドがボールに向かって一直線に下りてくるようなイメージを持つと体重が左に乗ったまま、ヘッドを低く出しやすくなる。

フォローとフィニッシュをイメージしながら振る

左足下がりでトップしてしまうという人は、ダウンスイングで体重が右足に残ってアッパー軌道になっているかもしれません。

そんなときは、私のように左8:右2の左足に偏った体重配分で構えて、その体重配分をキープしたままスイングしてみてください。そして、フォローでヘッドは低く、フィニッシュは肩の高さでピタッと収める。コンパクトなスイングを心がけてください。クラブを短く持つことで、クラブの動きはよりコントロールしやすくなります。でも、腕の力で振るのではなく、しっかりとお腹を回して振ってくださいね。

クラブを短く持ってコントロールしやすくする

ヘッドを低く、そしてフィニッシュを小さく収めたい。そのためには、指2本分くらいクラブを短く持ってコントロールしやすくしよう。

左8:右2の体重配分をキープして体重移動は控えめに

傾斜にさからわず、左8:右2の体重配分をキープしたままスイングすると、アッパー軌道になりにくいので、ヘッドを低く出していける。

ボールを上げようとするとアッパー軌道になる

ボールを上げようとすると、体重が右足に乗って右肩が下がり、ダフりやすくなったりアッパー軌道になってボールをうまくとらえられなくなる。

Q. 打ち込みグセをすぐに直したい!

A. 左足でボールを踏んで練習しよう!

照山亜寿美(サザンヤードCC)1994年8月6日生まれ。茨城県水戸市出身。ステップアップツアー1勝。

ゆるやかな入射角でボールをとらえる

フェアウェイウッドのショットでは球を上げようとしてすくい打ちになる人もいますが、飛ばそうとして上から打ち込んでしまう人が多いのではないでしょうか。私も鋭角には打ちたくないので、よく左足でボールを踏んで練習しますね。こうすると軽い左足上がりの斜面で素振りするのと同じように、ゆるやかな角度でクラブを振り下ろしてくる感覚がつかめます。

注意したいのはボールの位置。ボールを右に置きすぎると入射角がどうしても鋭角になってしまいますから、左カカト内側の前よりもボール1個ぶん中に置くようにしましょう。

鋭角に打ち込むとヘッドが抜けない

上から打ち込もうとするとインパクトが詰まってダフリになりやすい。

左足の土踏まずでボールを踏む

Q. ソールを滑らせて打てるようになりたい!

A. マットの左端にボールを置いて打とう!

ヘッドがきれいに抜ける感覚を知る

フェアウェイウッドはアイアンよりもソールが幅広いので、ソールを芝の上で滑らせるように打つのが適しています。私の場合、ボールの10センチくらい手前からヘッドを真っすぐ出していくイメージ。そうするとクラブの入射角がゆるやかになり、ヘッドがスムーズに出ていくんです。

私がよくやる練習の一つにボールをマットの左端に置いて打つドリルがあるのですが、これもオススメ。ボールの先が空間ですからヘッドがきれいに抜けていくイメージが生じやすい。ソールの滑りを使って打つ感覚のマスターにも役立つと思います。

ボールを左端に置くとクラブヘッドの加速感も体感できる。

10センチ手前から真っすぐ出す

ボールの10センチ手前からソールを滑らせるイメージを持つといい。
クラブが気持ちよく振り切れないという人はボールを左端に置くと効果的。

撮影協力/サザンヤードカントリークラブ
撮影/相田克己
撮影トーナメント/スタンレーレディスゴルフトーナメント、富士通レディース 2019
※2019年に取材したものも含まれます。

GOLF TODAY本誌 No.576 36〜45ページより

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