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ドライバー飛距離アップ!曲げずに飛ばすには無理な飛距離は求めない

Q&A 大特集 ドライバー編

2020/06/01 ゴルフサプリ 編集部

もっと飛ばしたい…。OBさえ打たなければ…。
ドライバーショットはスコアを左右してしまうだけに悩みは尽きない。飛距離も欲しいけど曲げたくない! そんなアナタの質問にトッププロ18名が答えます。練習場でも実践できるドリルも盛り沢山。今のうちにライバルに差をつけよう!

ドライバー上手の3ポイント

  • ポイント1:無理な飛距離は求めない
    大事なのは自分のスイングにおける最大の飛距離を求めないこと。無理に飛ばそうとして曲げていては意味がない。7、8割のパワーで飛ばして曲げないスイングを身につける。

  • ポイント2:クラブの動きに身を委ねれば曲がらない
    昨今のクラブは、そのほとんどが『飛んで曲がらない』ようにできている。極端に言えば、曲げないように意識的にクラブを動かそうとするから、曲がるのだ。大事なのはクラブの動きを妨げないこと。

  • ポイント3:アマチュアのミスの9割はアドレスにあり!?
    ターゲットに正しく構えられていない。猫背すぎたり、右肩が前に出すぎていたり……。スイングではなく、そうしたちょっとしたズレを見逃さなくなるだけで、ミスの確率は大幅に減るのだ。

【関連】小柄でも飛ばせる!ドライバー飛距離アップの工夫を女子プロゴルファー5人が解説

Q.体の軸を安定させて飛ばしたい!

河本結(リコー)1998年8月29日生まれ愛媛県出身ツアー通算1勝。

A.「腹圧」をゆるめず体を回転させよう

飛ばしたいなら、お腹に力を入れるのがポイント

効果的なのが、「腹圧」(お腹の力)をゆるめないこと。アドレスからフィニッシュまで、お腹に入れた力を変えないことで体が泳いだり、起き上がったりすることを抑えられます。

また、左右に体がブレなくなり、タテの動きもしやすくなります。私は、スイングする際に腕を振るという意識は、まったくありません。腕とクラブは体の回転に付いてくる、くらいのイメージでスイングをしています

左右の体の側面を収縮させてスイング

バックスイングでは体の右側を伸ばして、ダウンスイングでは体の左側を伸ばすイメージを持つと体の軸を感じることができる。

お腹に力が入っていないと、前傾角をキープできない

お腹がゆるむと、体が起き上がったり軸がぐらついてしまうため飛距離につながらない。

Q.ヘッドをもっと加速させて飛ばしたい

A.切り返しで右足を地面に踏み込もう!

体の回転が主体だから遠心力が生きる

ヘッドスピードアップに大切なことは切り返しからフォローにかけての動き。切り返しと同時もしくは切り返す前に、右足を地面に向かって踏み込みます。踏み込むことで、地面から圧が跳ね返ってきます。よく地面反力という言葉で表現されるもののことですね。この圧を利用して、体を回転させているのです。結果的に、体主体のスイングができ、回転力が高まりました。タメも生まれ、インパクトゾーンでヘッドが最大加速を迎えるようになって、飛距離も伸びるようになりました

踏み込む感覚がわかるジャンプスクワット

右足だけで立ったら体を沈み込ませて、そのまま ジャンプ。その時にフォロー方向に体のひねりを 加えるこの感覚が、私のスイングイメージです。

Q.アゲンスト対策を教えて!

吉本ひかる(マイナビ)1999年2月25日生まれ。滋賀県出身。

A.バックスイングで背中を目標に向ける

速く振るより芯に当てることを優先する

打球が弱くなるのはバックスイングで体の回転が浅いから。クラブが早く下りて体が起きるためフェースが開く。芯に当たっても右に曲がります。

これを防いで強い球を打つには、ゆっくりでもいいのでバックスイングで体を深く回すこと。トップで背中を目標に向けるように背中を意識して動かす。あるいは左肩をアゴの下に入れるなどして、上体をしっかり回しましょう。

回りづらければクラブを短く持ったり、スタンス幅を少しだけ狭めると動きやすくなります。

芯に当てることが目標なので、速く振る必要はありません。スピードアップよりも、芯に当てることを優先した方が断然強い球が打てるんです。

クラブは短く持つ

クラブを1インチほど短く持つことで振りやすくなり上体が大きく捻れる。

左肩をアゴの下に入れる

左肩をアゴの下まで回すのもバックスイングの目安のひとつ。

バックスイングが浅いと肩が開く

上体の捻りが不十分だとクラブが早く下りて肩が開く。フェースも開くのでフケ球の風に弱い球になる。

Q.ボールをつかまえるには?

大槻智春(真清創設)1990年1月26日生まれ。茨城県出身。ツアー1勝。

A.テークバックでフェースを開く

フェースの開閉を意識してスイング

ボールをつかまえるにはフェースをターンさせないといけません。ロフトが立ったドライバーはつかまりづらいので、意識的にフェースの開閉を使うべきです。

ポイントはテークバック。ハーフウェイバックで左手の甲が正面を向くように動かし、フェースを正面に向けます。バックスイング以降で開いたフェースを閉じながらインパクトに向かえばOKです。

テークバックでフェースをシャットにすると、そのまま下ろすことになりますが、それだとインパクトでロフトが立ちます。つかまってもチーピンになる確率が高いのでオススメしません。

シャットに上げるとフェースターンが入らずつかまらない。

シャットに上げるとフェースがかぶる

シャットにテークバックするとインパクトでロフトが立つ。このまま打つとチーピンに。

テークバックで左手甲を正面に向ける

左手の甲が正面を向くようにテークバックするとフェースターンがうながされてボールがつかまる。

Q.球を押し込んで飛ばしたい!

淺井咲希(小杉CC)1998年6月13日生まれ。兵庫県出身。ツアー通算1勝。

A.〝右肩を下げない〟を意識しよう

右足前からヘッドの向きを変えない

私は力強い球を打つためにインパクトを意識しています。インパクトは「パンッ」と当てるイメージではなく、私の場合はインパクトの手前30㎝から、フォロー30㎝までヘッドを「ググーッ」と押し込むまでがインパクトです。

インパクトでボールを押し込む時に特に意識しているのは、トップから右肩を下げないようにインパクトを迎えることです。正しいインパクトができていても、右肩が下がってしまうと、インパクトで球には力が伝わらないので、押し込むことができません。

球の手前から目標方向の目印に向かってインパクト

練習では、フォローを押し込むイメージを出すために、30㎝先にマークを置いて、そこまでフェースの向きを変えずに押し込むようなイメージを出す練習をします。

押し込むことだけを意識して右肩が下がらないように注意

飛ばそうと思ってインパクトを意識すると、右肩が突っ込んでしまったり、下がってしまいます。そうすると球に力が伝わらないので注意しましょう。

Q.つかまる強い球が打ちたい!

エイミー・コガ(フリー)1995年8月26日生まれ。米国ハワイ出身。

A.9時で作る右手首の形を変えない!

右手首の形がポイント

ドライバーでつかまる球を打ちたい時は、ヘッドが腰の高さ、ちょうど時計盤の9時を指す位置で一度スイングを止めてみてください。ここでのポイントは右手の形を確認すること。

私はその9時のポジションから、インパクト、フォローにいたるまでこの時の手首の形を変えずに振り切るようにしています。そうすることでフェースが開いてインパクトすることがなくなるので、つかまった、力強いドローボールが打てます。

右手親指の付け根を飛球線方向に押し込むイメージ

インパクトでは、手元の形を変えないまま、右手親指の付け根を飛球線方向に真っすぐ押し込むことで、インパクトでフェースが当たり負けしなくなります。

Q.体の動きを安定させて飛ばしたい

横山明仁(国際スポーツ振興協会)1961年1月12日生まれ。東京都出身。ツアー通算3勝。

A.肩幅スタンスで軽やかに振ろう!

体の動きが安定すると、スイングの再現性も上がる

スタンスを広くして大きく体重移動するとヨコの動きが入り、フェースが開きやすくなります。効率よく飛ばすにはヨコの動きをなくすこと。すなわちスタンス幅を狭めて軸がヨコにブレないようにする。体重移動は考えず、その場で軽やかにクルッと体が回ればミート率が上がって効率よく飛ばせます。動きが安定するのでインパクトの再現性も高まりますよ。

右に体重移動しすぎると、左に戻せないから不安定なインパクトになる。
体重移動は考えず、その場でクルッと回るだけでOK。

Q.アッパー軌道でインパクトするには?

日下部光隆(長谷川トラストグループ)1968年11月10日生まれ。神奈川県出身。ツアー通算3勝。

A.右肩を下げて構えちゃおう

右体重にして下から上に振り抜く

アッパーブローとはインパクトでヘッドが上昇する過程でボールをとらえることですが、それにはアドレスを工夫するのが近道です。

やや高めにティアップし、ボールの位置が内側すぎないようにセットしたら、左腰を高くして右肩を下げ、やや大きめに体を右に傾けて構えましょう。これができたらボールを右から見ながらスイングします。右体重のままでもいいので、下から上に振り抜くイメージでインパクトすればOKです。

ロフトを寝かさずにアッパーにインパクトすることで飛距離アップが期待できる

Q.ヘッド軌道を安定させたい

A.両ヒジの間隔を変えないことを意識しよう

手を使うとヒジの間隔がバラバラになる

スイングで右手を使うと手首の角度がほどけてヘッドが先に下り、インパクトで詰まったりヘッドが外から入ります。これを防ぐには、左右両ヒジの間隔を保ってクラブを下ろすこと。右手を使って手首がほどけると、もれなく右ワキが空いて両ヒジの間隔が開きます。間隔が開かないようにしておけば右手首の角度がキープされる。手首がほどけないので、ある程度一定のタイミングでヘッドが遅れて下りてくるようにもなりインパクト効率がよくなります。

両ヒジの間隔が広がると手打ちに。ヘッドの軌道が不規則になって当たらない。

手を使って手首がほどけるとヒジの間隔が広がる

手を使うと右手首が伸びて手元とヘッドはバラバラに動いてしまい、両ヒジの間隔が広がる。

撮影トーナメント/日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills、ブリヂストンオープン、NEC軽井沢72ゴルフトーナメント、スタンレーレディスゴルフトーナメント、富士通レディース 2019
※2019年に取材したものも含まれます。

GOLF TODAY本誌 No.576 14〜23ページより

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