どんな距離計がおススメ?!

最近の距離計測器はめちゃくちゃ高性能!正直、どれを使ってもそんなに変わらないんじゃない?!と思ってしまうほどです。

まずはどのタイプを使うかをニーズによって決めるのが良いでしょう。

(1)腕時計型
・腕時計としても使いたい
・他のスポーツに使える機能も欲しい
・スコア計測アプリと連動したい

それなりに色々なニーズに応えやすいのが、腕時計型の距離計です。なんせ気楽に使えるというのは素晴らしいですし、アプリと連携して各ショットがどこに行ったか履歴を取れる機能がある機種などもあるようで、自分の飛距離の平均値などもわかりやすくなりそうです。

こういう便利機能を使って、プレーのフィードバックをしてもらうことで、上達のお手伝いをしてもらうと良いですね。逆にフィードバックをしていない人は、ぜひ腕時計型を検討してみてはいかがでしょうか。

(2)レーザーポインター型
・スコアにこだわってプレーするので細かい計測がしたい
・アプローチの距離感を養いたい
・打ち上げ、打ち下ろしの距離を正確に把握したい

レーザーポインター型は、細かい計測に便利です。腕時計型で出る距離に「ホントか?」と疑念を抱いてしまう人は、迷わずレーザーポインター型を利用しましょう。(近頃のGPS距離計測機はすごい正確ですけどね)

また、レーザーポインター型はコース外でも利用できるので、アプローチ練習でキャリー〇〇ヤード、ラン〇〇ヤードなど細かい計測をして練習をするのに役立ちます。また、機種や設定によって打ち上げや打ち下ろしの距離をプラスマイナスで出してくれる機能もあるので、自分の目測と計測値から正確な距離感を落とし込むのにも役立ちます。

距離計をいつ使うべきか

これは、レーザーポインター型に特化したお話になりますが「距離計を使うのはどのタイミングが良いか?」という質問を読者の方から頂きました。

「距離計をどう活用したら良いのかよくわかりません。それに、操作に手間取っても周りに迷惑かけてしまいそうで心配です」と、気にされているそうです。

なるほど。では、ラウンドしてるつもりで説明してみましょう♪

練習場にて

コースの練習場で、さっそく距離計の出番です!練習場のボールがコースボール(練習場用の飛ばないボールではなく、ロストボール等)である前提でお話をします。

まず自分が使っているボールに近い種類のボールをいくつかピックアップします。スピン系、ディスタンス系などロストボールの場合は様々な種類が混じっています。自分のボールと似た系統が分からないときは、道具に詳しい仲間に聞きましょう。

ピックアップができたらそのボールは横に避けておいて、いつも通りショット練習をします。身体が十分にほぐれて、ウェッジ⇒アイアン⇒ウッド⇒ドライバーと練習を進めたら、最後にウェッジに戻して避けておいたボールを利用して100ヤード以内のアプローチを本気で狙って打ちます。

その時に、例えばグリーンを模したものが練習場に用意されていれば、そのグリーンの旗を目安にキャリーの距離を正確に距離計で測って打ちます。旗にキャリーさせることがポイントです。

コースの練習場にあるグリーンは硬さもバラバラで、転がりもバラバラなので総飛距離を見るのは意味がありません。キャリーで飛ばす距離を必ず意識して練習することです。練習場によく50・100など表示がありますが、あの距離は当てになりません。
だって、打席が変われば距離も変わりますからね。
そのため、実は練習場では距離計が必須アイテムなのです!

練習場で正確な距離を測って練習していれば、コースでの自信に繋がります。それに、意識高い練習をしている(ように見える)人は、カッコよく見えますよ!練習場でスッと距離計を取ってアプローチの距離測って打ってたら「おぬし、やるな」と周りから一目置かれるかも。

初心者であってもカッコが大事ですからね!まずはやってみてください。

朝イチのティーショットから、さっそく使いましょう!

さて、いよいよラウンドスタートです。緊張のティーショット、左右OBがないかどうか確認をしてスタートです。その時に「どこまで飛ばしていいのか?」を先に計測しておくことがポイントです。

朝イチのティーショットは左右に曲げる可能性がいつもより高い&いつもより飛ばない覚悟をして、どこまで曲げても良いか、どこまで飛ばしていいかをチェックするのに、さっそく距離計が役立ちます。

なんせ、あさイチのOBはテンションが下がるというか、焦ります。今日一日が台無しになっちゃう~!と。そのリスクを減らすためにはまず、どの距離がハザードの入り口なのかをしっかり測っておくことが大事です。

例えば、少し右ドッグレッグのホールで左サイドにOBがあるホール。OB手前に木があるロケーションで木を越えるか否かを測っておきたいですよね。カート等に案内があっても正確な距離を測りましょう!

また、打ち下ろしなどでハザードまでの距離感が掴めないことも多くあります。こういう時こそ距離計の出番です。高低差が測れる距離計を使っている場合は打ち下ろし込みで、実質何ヤードまで打っていいかが分かるので安心してショットができます。

この安心してショットができるというのは、何よりも大事かもしれませんね。知らないコースなどでは、何となくどれだけ打てばいいかの確信が持てないから、知っているコースよりもスコアが出にくいことがあります。ゴルフはメンタルスポーツなので安心=副交感神経優位にしておくと良い結果が出やすいです。

おっと、そしていつ測っておくかも大事でしたね。ティーグラウンドに立って自分の順番が来てからでは遅い!集合して少し雑談タイムがあるのが通常ですので、一番最初に色々気になるところを測っておいて同伴プレーヤーに“嫌みにならないように”伝えてあげるのも心遣いです。

聞きたくないタイプの人には言わないように。この辺は空気を読む練習が必要ですね!

ラウンド中の距離計測器の出番は、毎ショットあります

ほぼ、毎ショット計測OKです。使いまくりましょう!セカンドショット以降で、距離計を使わないのはグリーン周りで歩測ができる距離になったときくらいです。各クラブでキャリー何ヤード打てるかを覚えるためにも、距離計を使いましょう。

池の手前に置くには何ヤードまで打っていいか、アプローチで何ヤードキャリー&ランを出すかなど具体的な距離のイメージを作ることはとっても大事。ギリギリを狙うのではなく、絶対安全と思える距離を狙う癖をつけると良いでしょう。

最も距離計の威力を発揮するともいえるPAR3のティーショット。ピンまでだけではなく、エッジまでの距離、バンカー越えのキャリーに必要な距離などをよく理解しておけば適切なクラブ選びができますね。

他にも、ティーショットをミスした後に林から出すシチュエーションで何ヤードだとフェアウェイに置けるか正確にわかっておけば、打ち過ぎて次もラフ・バンカー等に入ってしまうなどミスにミスを重ねることが減ります。

毎ショット計測を重ねていると、だんだんと体内距離計ができてきてパッと見で何ヤードくらいかがわかってくるようになります。体内距離計と、実際の測った距離が大体合ってくれば、その頃にはきっとショットの距離感も大分でき上がってきているはずです!

距離計はピンまでの距離だけではなく、様々なシチュエーションで距離を測ることによってゴルフ脳を使いまくることが目的の一つだと思っています。

まとめ

距離計は、ゴルフ上手な人のための道具ではありません。

最先端の道具を使うだけでもそれなりにテンション上がりますし、単純にメカをいじる楽しさがあります。ぜひ、手に取って使いながらプレーしてみてください♪

文・名取 確

EndlessGolf公式サイトはこちら
逆上がりできないティーチングプロ(ペンネーム)
世田谷区在住。世田谷区喜多見で<ゴルフのある人生を共に歩もう>をテーマに、インドアゴルフ練習場EndlessGolfを運営しています。ティーチングプロと不動産業のリアル二刀流。一生ゴルフで感動し続けられる仲間をたくさん作りたい想いの溢れる40代です。


逆上がりできないティーチングプロの、ゴルフが上手くなる話

第25回(前回)へ 第27回(次回)へ

シリーズ一覧