高額ドライバー暴走事件?高級ドライバーの大惨事?ドライバーは人を狂わせる悪魔のクラブ…
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が現場で感じたゴルフエッセイ【毒ゴルフ・薬ゴルフ】第90回
憧れの高級ドライバー大事故!お金でスコアは買えず?
2023年、値上げの嵐が吹き荒れて多くの人たちが苦しんでいます。ゴルフも例外ではなく、さり気なくいろいろなものが値上がりしています。ドライバーもそのうちの1つです。大手メーカーの新製品ドライバーは、軒並み10万円前後になりました。
「高級ドライバーは、やはり飛ぶのですか?」と聞かれることがあります。中古店で購入したドライバーしか打ったことがない人が増えているそうですが、自分たちの知らない世界のことをたずねる感じで聞いてくるわけです。
「お金でスコアを買うのは難しいですが、飛距離はお金で買えます」と答えています。
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ゴルフの虜になってもうすぐ半世紀。年間試打ラウンド数は50回。四六時中ゴルフのことばかりを考えてしまうロマン派ゴルフ作...
先日、高級ドライバーを買って絶好調だという友人と一緒にゴルフをした時のことです。
友人は何を思ったのか、ティーイングエリアのティマーク近くにアドレスをしたのです。本人は、ティマークの上を通そうとしたのだと思いますが、ショットの際、チンッという音がしました。擦ってしまったのです。見せてもらうと、フェースの下部もえぐれたように凹んでいて、ソールには線状の大きな傷がついていました。
彼は動揺して、絶好調だったはずのドライバーショットも、ゴルフそのものも散々でした。過去5年間で、最低のスコアだったそうです。高級ドライバーで大惨事、本人の油断が原因か!という感じです。
ドライバーは、本当に罪なヤツです。人を狂わせる悪魔のクラブだという説もあります。高額のものも高級なものも、買う人がいるから作られているのです。支払った分だけ仕事をしてくれればいいのですが、なかなか商談成立にはならないようです。
そういうところもゴルフの面白さ、です。だからゴルフはやめられません。
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篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年生まれ。東京都文京区生まれ。板橋区在住。中一でコースデビュー、以後、競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れる青春を過ごして、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、2000年にメルマガ【Golf Planet】を発行し、ゴルフエッセイストとしてデビュー。試打インプレッションなどでも活躍中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。
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