オデッセイらしさ全開!インサート技術でパターが進化

キャロウェイが展開するパターブランド「オデッセイ」は、プロアマ問わず、高い人気を誇っています。

人気の秘密はいくつかありますが、最大の理由は性能の高さが挙げられます。その性能の高さを支えているのが、フェースインサートの技術です。オデッセイは、古くからフェースのインサートにこだわったパターを開発しており、ミスへの寛容性、転がりの良さといった性能面から、打感、打音といったフィーリング面まで様々な項目を研究。時代や流行に合わせて開発した数々のインサート搭載パターを世に送り出してきました。

そんなオデッセイから、発売されたのが「AI-ONE」シリーズ。近年、ウッドやアイアンに多く使われているAIによるフェース設計技術をパターにも導入し、芯を外しても転がりの差の少ないインサートを開発。安定感の高いモデルとして、すでにツアーでも多くのプロが手にしています。

打点がズレても転がりの差がとても少ない!

AIに設計された「Ai-ONEパター」のインサートは、アルミと樹脂のプレートで構成され、裏側のアルミプレートの厚みが複雑な形状をしています。そして「Ai-ONE MILLEDEパター」のインサートはチタンを採用しています。プレートの厚みを変えることによって、インパクト時の打点のズレによるボールへ伝わるエネルギーの変化を調節し、転がりの差を極力減らそうという意図があります。

このプレートの形状は、AIによってものすごい数のシミュレーションを行って決定されており、このインサートの効果によって、従来品では10メートルのパットで芯から1センチ打点がズレると2メートルショートするところを、わずか50センチショートまで減らすことに成功しています。

実際に打ってみると、その効果をしっかりと体感することができました。

大げさでなく、無理に芯で打たなくても良いかな?と思えるぐらい打点がズレても転がりが揃います。特に効果を感じたのがロングパット。ストローク幅が大きくなるぶん、打点がズレやすいにも関わらず、多少芯を外しても転がりの差が非常に少なく、タッチが作りやすかったです。

特にマレット系のモデルは、ヘッド自体のミスへの寛容性と相まって、安定した転がりのボールを打つことができました。

打点が安定しないゴルファーは、おおいに試す価値あり!

「AI-ONE」シリーズは、オデッセイらしいインサートの技術でミスに強く、結果につながりやすいモデルに仕上がっていました。ヘッドタイプは「Ai-ONEパター」が5モデル、「Ai-ONE MILLEDEパター」には7モデル用意され、操作性のよいブレードタイプの#1、構えやすさと操作性を両立する#7など、好みに応じて選ぶことができます。

高い性能を持ちながら好みのヘッド形状を選ぶことができるのは、ユーザーとしては非常にありがたいですね。

こんなゴルファーにおすすめ

おすすめユーザーは、パターが苦手なゴルファーすべてですね。特にロングパットの距離感が安定しないゴルファーにはぜひ使ってもらいたいです。ちょっと前に三角ネックのパターの高性能さが話題になりましたが、あの形状が苦手で手を出さなかったゴルファーにもおすすめです。

オデッセイらしい美しいヘッド形状のまま、ミスに強いモデルなのがこの「AI-ONE」シリーズなのです。

■オグさん(小倉勇人・おぐら はやと)
元ゴルフ雑誌編集者のスウィング&クラブアドバイザー。現在は千葉県にあるゴルフ練習場「ユニオンゴルフクラブ」にて「ゴルフフィールズ ユニオンゴルフ店」で店長をしつつ、過去の経験で得た知識を武器にゴルフライターとしても活躍中。飛距離は250ヤード、持ち球はフェード。ベストスコア68。


クラブフィッターでクラフトマン・小倉勇人の試打レポート

Vol.19(前回)へ Vol.21(次回)へ

シリーズ一覧へ