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ゴルフの飛距離アップ!ドラコン先生の逆転レッスン 最終回

ドラコン流は「手の位置によって最適なボール位置に変えよう!」

2020/04/07 ゴルフサプリ編集部

ドラコン選手として活躍するだけでなく、PGAティーチングプロA級の資格を持ち、ゴルフアカデミーを主催する“飯塚先生”が、逆転の発想で皆さんを飛ばし屋に変身させます!

 ドラコン記録422Y 
飯塚孝幸
Takayuki Iizuka
1970年6月12日生まれ。180cm、83kg。千葉県出身。2002年にプロ入り。ティーチングプロA級、JPDAツアープロA級。2018年「JAPAN PRODRACON TOUR 2018 in 福岡」優勝。飯塚ゴルフアカデミー主宰

全員が「左足カカト前が正解」ではない!

アップライトならボールは右。フラットなら左

スイングスピードが上がるほど、ヘッドのコントロールは難しくなります。真っすぐ飛ばすには速く振れるようにしながらフェース面を真っすぐキープしなければなりません。かといって当てる意識が強すぎても軸がブレたりします。実は一番大事なのはアドレスです。構えた段階で真っすぐに当てやすい体勢を作っておきましょう。

上体の前傾に対してシャフトが直角になるように構えるのが基本です。手の長さやボールとの距離によって構えたときのライ角がフラットになったりアップライトになったりします。ドライバーではボールを左カカト線上に置くのが基本といわれていますが、その人の構え方によって適切なポジションは変わります。手の位置が低くフラットに構える人が左カカト線上に置くとインパクトでフェースが開いて当たりやすくなります。そこでボールを外側に入れます。逆に手の位置が高くアップライトに構える人はフェースが閉じやすいのでボールを内側に置きましょう。同時にティアップの高さも調整します。ボールを内側に置くときはティを低めに、外側に置くときはティを高くします。

曲がってもいいからここ一番で飛ばしたいときにはボールを左に置いてティアップを高くします。加速する距離が長くなってヘッドスピードが上がります。コツは体を止めず、ボールが左にあっても素直に左方向に振ること。

ボールを左に置くとトゥダウンしてフェースが開いても真っすぐに当たる。またフェース面をスコアライン方向にそって使えるのでスピンが減って飛ぶ。

手元が高い人はボールを右にしてフォローを高くする

トゥダウンでヘッドの先が地面に当たりやすいのでフォローを高くするイメージでOK!

アップライトに構えて振る人は、ボール位置は左足カカトより右にする。

手元が低い人はボールを左にして低いインパクゾーンに!

トゥダウンするとちょうどスクエアになるからそのまま低く振れば真っ直ぐに飛ばせる。

手首の位置が低くフラットに構える人はボールを少し左に。

GOLF TODAY本誌 No.574 76〜77ページより

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ゴルフの飛距離アップ!ドラコン先生の逆転レッスン

 Vol.9(前回)へ

【シリーズ一覧】
vol.1:コンパクトに速くはNG! ゆっくり、大きく振ってフェースに球を乗せるのがドラコン流。
vol.2:ストロンググリップは体の可動域が 広がって、飛ぶ!
vol.3:ドラコン流は「下半身も一緒に回して、体全体をねじる!」
vol.4:ドラコン流は「ツマ先からカカトの足裏で完結!」
vol.5:ドラコン流は「手首を返さず右手で押し出す!」
vol.6:ドラコン流は「体重移動よりも回転力で飛ばす!」
vol.7:ドラコン流は「腰とワキを一緒に回す!」
vol.8:ドラコン流は「パームで握って大きな軌道で飛ばす!」
vol.9:ドラコン流は「インパクトよりもフィニッシュの大きさで飛ばす!」
最終回:ドラコン流は「手の位置によって最適なボール位置に変えよう!」