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ゴルフスイングQ&A|第13回「一番大事なのはインパクト!」

長年ゴルフをやっててもうまくならないあなたへ!

2019/05/24 ゴルフサプリ編集部

ティーチングプロの三浦氏が、長年ゴルフをやっててもうまくならないあなたのために、即効&簡単な解決法をレクチャー。第13回のテーマは「一番大事なのはインパクト」。クラブをどう上げてどう下ろすか、ではなかく、ボールにどう当てるのか。スイングよりもインパクトを最優先に考えれば、ゴルフは絶対うまくなる!

●第 1 回スイングの順番と手の通り道
●第 2 回迷路にハマらないスイングの考え方
●第 3 回発想の転換で上達の道を探そう
●第 4 回ヘッド中心のスイング作り
●第 5 回アドレスでのよくあるカン違い
●第 6 回体の開きを止めよう
●第 7 回振り遅れの原因と対策
●第 8 回チーピンの意外な原因とは?
●第 9 回正しい頭の残し方
●第10回飛ばしのカン違い
●第11回ドライバーの苦手克服術
●第12回上達のカギは切り返しにあり!
●第13回一番大事なのはインパクト!
●第14回スイングの良し悪しを知る
●第15回シンプルなクラブの振り方
●第16回迷わないクラブの上げ方
●第17回腕とクラブの理想の角度
●第18回オーバースイングを修正
●第19回厄介なチーピンを直す
●第20回頭はどこまで残すのか?

第13回 テーマ「一番大事なのはインパクト!」

Q. うまくならない人の共通点は何?

A. ゴルフスイングは「回転運動」ではない。体もクラブも直線運動!

 うまくならない人の共通点は二つ。一つは、打ち方ばかりを気にして、「当て方」を考えていないこと。発想を転換し、どう当てるかを最優先に考えれば、スイングは自然と決まります。
 もう一つは、回転運動で打っていることです。テークバックで体を右に回すほど、クラブがヨコに倒れてねてしまう。ダウンスイングで左に回すほど、体が早く開いて振り遅れるになる。回転運動ではインパクトゾーンが短くなるため、ゴルフが難しくなってしまうのです。
 スイングを大きく変える必要はありません。回転という意識を捨てて、「直線運動」をイメージしましょう。テークバックで体重を右に乗せたら、ダウンで左に乗せる。クラブはバックスイングでもフォローでも立つように、「タテ回し」の感覚を持つ。こうすれば結果的にインパクトゾーンが長くなり、ミート率が向上します。

直線運動なら長いインパクトゾーンでナイスショットに!

クラブは寝かさず「タテに回す」という感覚が必要! 直線運動をイメージすると結果的にインパクトゾーンが長くなってナイスショットの確率が上がる。

回転運動はインパクトが1点になってしまう。

体もクラブも大きく回転させてしまうと、インパクトが1点になり、ショットがバラついてしまう。これがうまくならない最大の原因。

ティーチングプロ
三浦辰施
1975年生まれ。「ゴルフでやせる」方法を独自に編み出し、2年で約60キロのダイエットに成功した異色のプロ。上達と健康を両立させたレッスンが注目を集めている。

取材協力/井山ゴルフ練習場

GOLF TODAY本誌 No.547 134、135ページより

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