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ゴルフスイングQ&A|第11回「ドライバーの苦手克服術」

長年ゴルフをやっててもうまくならないあなたへ!

2019/05/22 ゴルフサプリ編集部

ティーチングプロの三浦氏が、長年ゴルフをやっててもうまくならないあなたのために、即効&簡単な解決法をレクチャー。第11回のテーマは「ドライバーの苦手克服術」。ドライバーがいつまでも上達せず、右にも左にも曲がってしまうという人は、スイングの「イメージ」を変えてみよう、これなら簡単かつ効果テキメンです!

●第 1 回スイングの順番と手の通り道
●第 2 回迷路にハマらないスイングの考え方
●第 3 回発想の転換で上達の道を探そう
●第 4 回ヘッド中心のスイング作り
●第 5 回アドレスでのよくあるカン違い
●第 6 回体の開きを止めよう
●第 7 回振り遅れの原因と対策
●第 8 回チーピンの意外な原因とは?
●第 9 回正しい頭の残し方
●第10回飛ばしのカン違い
●第11回ドライバーの苦手克服術
●第12回上達のカギは切り返しにあり!
●第13回一番大事なのはインパクト!
●第14回スイングの良し悪しを知る
●第15回シンプルなクラブの振り方
●第16回迷わないクラブの上げ方
●第17回腕とクラブの理想の角度
●第18回オーバースイングを修正
●第19回厄介なチーピンを直す
●第20回頭はどこまで残すのか?

第11回 テーマ「ドライバーの苦手克服術」

Q. ドライバーが苦手。真っすぐ飛びません……。

A. 大きな平面をイメージすると体の正面で正確に打てる!

 ドライバーが苦手で、いつまでたっても上達しないという人は、発想の転換を図って、スイングのイメージを変えてみましょう。上の写真のように、ドライバーを大きな長方形の板(平面)だとイメージしてください。やることは「コレだけ」。
 仮に、この大きな板でボールを打とうとすると、インパクトで板を体の正面に戻し、その平面を目標に向けますよね。すると、左ワキを締める、右ヒジを伸ばす、といった正しい動きが自然にできるうえに、手首をコネず、体の回転を使って正確にミートできるようになるのです。こうやって「面」の意識を高めて、その面をどう動かすかを考えれば、真っすぐ飛ばせるようになりますよ。

面をイメージすれば、クラブは体の正面に正しく戻ってくる。

切り返しで下半身を先行させるため、インパクトで腰はやや開くのが正解。右ヒジを伸ばして、体(胸)の正面でボールをとらえることによって、真っすぐ飛ばせる。

体が早く開いて振り遅れると、フェースが開いて飛ばないスライスに。

ドライバーが苦手な人は「面」の意識が不足しているため、インパクトでクラブが正しく戻ってこない。結果、フェースが開いてしまい、そのまま当たるとスライス、手首をコネるとヒッカケのミスが出る。

ティーチングプロ
三浦辰施
1975年生まれ。「ゴルフでやせる」方法を独自に編み出し、2年で約60キロのダイエットに成功した異色のプロ。上達と健康を両立させたレッスンが注目を集めている。

取材協力/井山ゴルフ練習場

GOLF TODAY本誌 No.545 102、103ページより

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