ゴルフスイングQ&A|第11回「ドライバーの苦手克服術」
長年ゴルフをやっててもうまくならないあなたへ!
ティーチングプロの三浦氏が、長年ゴルフをやっててもうまくならないあなたのために、即効&簡単な解決法をレクチャー。第11回のテーマは「ドライバーの苦手克服術」。ドライバーがいつまでも上達せず、右にも左にも曲がってしまうという人は、スイングの「イメージ」を変えてみよう、これなら簡単かつ効果テキメンです!
●第 1 回:スイングの順番と手の通り道
●第 2 回:迷路にハマらないスイングの考え方
●第 3 回:発想の転換で上達の道を探そう
●第 4 回:ヘッド中心のスイング作り
●第 5 回:アドレスでのよくあるカン違い
●第 6 回:体の開きを止めよう
●第 7 回:振り遅れの原因と対策
●第 8 回:チーピンの意外な原因とは?
●第 9 回:正しい頭の残し方
●第10回:飛ばしのカン違い
●第11回:ドライバーの苦手克服術
●第12回:上達のカギは切り返しにあり!
●第13回:一番大事なのはインパクト!
●第14回:スイングの良し悪しを知る
●第15回:シンプルなクラブの振り方
●第16回:迷わないクラブの上げ方
●第17回:腕とクラブの理想の角度
●第18回:オーバースイングを修正
●第19回:厄介なチーピンを直す
●第20回:頭はどこまで残すのか?
第11回 テーマ「ドライバーの苦手克服術」
Q. ドライバーが苦手。真っすぐ飛びません……。
A. 大きな平面をイメージすると体の正面で正確に打てる!
ドライバーが苦手で、いつまでたっても上達しないという人は、発想の転換を図って、スイングのイメージを変えてみましょう。上の写真のように、ドライバーを大きな長方形の板(平面)だとイメージしてください。やることは「コレだけ」。
仮に、この大きな板でボールを打とうとすると、インパクトで板を体の正面に戻し、その平面を目標に向けますよね。すると、左ワキを締める、右ヒジを伸ばす、といった正しい動きが自然にできるうえに、手首をコネず、体の回転を使って正確にミートできるようになるのです。こうやって「面」の意識を高めて、その面をどう動かすかを考えれば、真っすぐ飛ばせるようになりますよ。
面をイメージすれば、クラブは体の正面に正しく戻ってくる。
切り返しで下半身を先行させるため、インパクトで腰はやや開くのが正解。右ヒジを伸ばして、体(胸)の正面でボールをとらえることによって、真っすぐ飛ばせる。
体が早く開いて振り遅れると、フェースが開いて飛ばないスライスに。
ドライバーが苦手な人は「面」の意識が不足しているため、インパクトでクラブが正しく戻ってこない。結果、フェースが開いてしまい、そのまま当たるとスライス、手首をコネるとヒッカケのミスが出る。
ティーチングプロ
三浦辰施
1975年生まれ。「ゴルフでやせる」方法を独自に編み出し、2年で約60キロのダイエットに成功した異色のプロ。上達と健康を両立させたレッスンが注目を集めている。
取材協力/井山ゴルフ練習場
GOLF TODAY本誌 No.545 102、103ページより
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