ゴルフスイングQ&A|第20回「頭はどこまで残すのか?」
長年ゴルフをやっててもうまくならないあなたへ!
ティーチングプロの三浦氏が、長年ゴルフをやっててもうまくならないあなたのために、即効&簡単な解決法をレクチャー。第20回のテーマは「頭はどこまで残すのか?」。ヘッドアップをしたくない意識が強いためか、インパクト後に頭を残しすぎている人も多い。頭はどこまで残せばいいかをレクチャー!
●第 1 回:スイングの順番と手の通り道
●第 2 回:迷路にハマらないスイングの考え方
●第 3 回:発想の転換で上達の道を探そう
●第 4 回:ヘッド中心のスイング作り
●第 5 回:アドレスでのよくあるカン違い
●第 6 回:体の開きを止めよう
●第 7 回:振り遅れの原因と対策
●第 8 回:チーピンの意外な原因とは?
●第 9 回:正しい頭の残し方
●第10回:飛ばしのカン違い
●第11回:ドライバーの苦手克服術
●第12回:上達のカギは切り返しにあり!
●第13回:一番大事なのはインパクト!
●第14回:スイングの良し悪しを知る
●第15回:シンプルなクラブの振り方
●第16回:迷わないクラブの上げ方
●第17回:腕とクラブの理想の角度
●第18回:オーバースイングを修正
●第19回:厄介なチーピンを直す
●第20回:頭はどこまで残すのか?
第20回 テーマ「頭はどこまで残すのか?」
Q.頭はいつまで残せばいいの?
A.イメージしたラインに振り抜いたら上げてOK!
インパクト以降も頭を一生懸命残そうとする人がいますが、無理に残すとフォローが小さくなり、ヘッドが走りません。一番大事なのは「インパクト」であり、クラブが体の正面に戻ってくるまで頭の位置をキープできればOK。左側頭部の位置をアドレス時より左(目標側)に出さないことが大切です。
インパクト後、イメージしたラインにクラブを振り抜いたら、頭を徐々に上げていきましょう。ヘッドアップしやすい人は、腕をしっかり振って、体の回転で胸が左を向いたら頭を上げる。このくらいでちょうどよくなりますよ。
頭を上げるとスムーズに振り抜ける。
頭を残そうとしすぎるとフォローが小さくなりヘッドが走らない。頭を無理に残さないほうがスムーズに振り抜けて、バランスのいいフィニッシュが取れる。
「腕を振って、頭を上げる」反復練習がおすすめ。
ヘッドアップのクセがなかなか直らない人は、腕を振って胸が左を向いたら頭を上げる、という動きを繰り返そう。反復すると胸の早い開きが修正できて、ヘッドアップを防止できる。
ティーチングプロ
三浦辰施
1975年生まれ。「ゴルフでやせる」方法を独自に編み出し、2年で約60キロのダイエットに成功した異色のプロ。上達と健康を両立させたレッスンが注目を集めている。
取材協力/井山ゴルフ練習場
GOLF TODAY本誌 No.172ページより
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