ゴルフスイングQ&A|第19回「厄介なチーピンを直す」
長年ゴルフをやっててもうまくならないあなたへ!
ティーチングプロの三浦氏が、長年ゴルフをやっててもうまくならないあなたのために、即効&簡単な解決法をレクチャー。第19回のテーマは「厄介なチーピンを直す」。一度出だすとなかなか修正できないチーピン。距離も出てしまうためセカンドOBなんてケースも……。即効で修正できる素振りを紹介!
●第 1 回:スイングの順番と手の通り道
●第 2 回:迷路にハマらないスイングの考え方
●第 3 回:発想の転換で上達の道を探そう
●第 4 回:ヘッド中心のスイング作り
●第 5 回:アドレスでのよくあるカン違い
●第 6 回:体の開きを止めよう
●第 7 回:振り遅れの原因と対策
●第 8 回:チーピンの意外な原因とは?
●第 9 回:正しい頭の残し方
●第10回:飛ばしのカン違い
●第11回:ドライバーの苦手克服術
●第12回:上達のカギは切り返しにあり!
●第13回:一番大事なのはインパクト!
●第14回:スイングの良し悪しを知る
●第15回:シンプルなクラブの振り方
●第16回:迷わないクラブの上げ方
●第17回:腕とクラブの理想の角度
●第18回:オーバースイングを修正
●第19回:厄介なチーピンを直す
●第20回:頭はどこまで残すのか?
第19回 テーマ「厄介なチーピンを直す」
Q.チーピン防止のドリルを教えて!
A.クラブを2本持って、均等に振ってみよう。
チーピンが直らないのは、左右の手のバランスが悪いという可能性があります。そこで、2本のクラブを左右それぞれの手で持ち、クラブの間隔を15センチ前後にセット。その間隔が変わらないようにハーフスイングしてみてください。
インパクトはもちろん、バックスイングでもフォローでも、均等に振って、一定の間隔をキープすることがポイント。こうすると左右の手のバランスが整い、体とクラブが一体となって動くようになります。
チーピンが出る人は右手の力が強いため、最初はクラブの間隔が狭くなると思いますが、このドリルを繰り返せばそれが修正できるはずです。
間隔が狭くなったりクロスするのはNG
インパクトでクラブの間隔が狭くなったり、クロスしたりするのは、右手の力が強い、もしくは右手を使いすぎている証拠。チーピン持ちの人はこの動きになりやすい。
体の回転と腕の振りを揃えよう。
クラブの間隔が変わらないように、体の回転と腕の振りを揃えてバランスよく振る。こうすれば体とクラブを一体化させて振ることができ、チーピンを防止できる。
ティーチングプロ
三浦辰施
1975年生まれ。「ゴルフでやせる」方法を独自に編み出し、2年で約60キロのダイエットに成功した異色のプロ。上達と健康を両立させたレッスンが注目を集めている。
取材協力/井山ゴルフ練習場
GOLF TODAY本誌 No.540 164ページより
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