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ゴルフスイングQ&A|第18回「オーバースイングを修正」

長年ゴルフをやっててもうまくならないあなたへ!

2019/06/02 ゴルフサプリ編集部

ティーチングプロの三浦氏が、長年ゴルフをやっててもうまくならないあなたのために、即効&簡単な解決法をレクチャー。第18回のテーマは「オーバースイングを修正」。オーバースイングになると振り遅れを招き、さまざまなミスを誘発してしまう。スプリットハンドグリップで正しいトップの形をマスターしよう!

●第 1 回スイングの順番と手の通り道
●第 2 回迷路にハマらないスイングの考え方
●第 3 回発想の転換で上達の道を探そう
●第 4 回ヘッド中心のスイング作り
●第 5 回アドレスでのよくあるカン違い
●第 6 回体の開きを止めよう
●第 7 回振り遅れの原因と対策
●第 8 回チーピンの意外な原因とは?
●第 9 回正しい頭の残し方
●第10回飛ばしのカン違い
●第11回ドライバーの苦手克服術
●第12回上達のカギは切り返しにあり!
●第13回一番大事なのはインパクト!
●第14回スイングの良し悪しを知る
●第15回シンプルなクラブの振り方
●第16回迷わないクラブの上げ方
●第17回腕とクラブの理想の角度
●第18回オーバースイングを修正
●第19回厄介なチーピンを直す
●第20回頭はどこまで残すのか?

第18回 テーマ「オーバースイングを修正」

Q.「オーバースイングで振り遅れ」を直すには?

A.スプリットハンドで左手より右手が上になる感覚をつかもう!

 オーバースイングでも自分なりにタイミングを取ることができ、しっかりインパクトできるなら問題ありません。が、オーバースイングによって腕が体から外れて、インパクトでクラブが体の正面に戻ってこない「振り遅れ」状態になってしまう人は修正の必要があります。
 こういう人は右手と左手を離して握る「スプリットハンド」で、トップの形を作ってみてください。このグリップなら必然的に右手が左手よりも高い位置に収まり、オーバ―スイングになることがないので、正しいトップの形を体感することができます。
 このときの「右手が左手よりも上」という感覚をトップからインパクト、そしてフォローまで持ち続けることによって、振り遅れのミスを解消できるはずです。

左手が右手より高い位置にきてはダメ!

左手が右手より上になると、ダウンスイングでクラブが寝てしまい、振り遅れのミスが出やすくなるので注意しよう。

「右手が上」の感覚を保てば振り遅れない。

前傾をキープしたままスプリットハンドで振れば、トップだけでなく、ダウンスイングもフォローも「右手が左手よりも上」という正しい感覚がつかめる。振り遅れの解消には、このシャドースイングがおすすめ! 

ティーチングプロ
三浦辰施
1975年生まれ。「ゴルフでやせる」方法を独自に編み出し、2年で約60キロのダイエットに成功した異色のプロ。上達と健康を両立させたレッスンが注目を集めている。

取材協力/井山ゴルフ練習場

GOLF TODAY本誌 No.539 170ページより

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