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2019全英オープンゴルフ レポート|カップを行ったり来たり。大乱調のマキロイの横で、ウッドランドは奇跡のパー

ゴルフライダーKの全英オープンレポート【その6】

2019/07/20 ゴルフサプリ 編集部

北アイルランド・ロイヤルポートラッシュにて開催の“全英オープン”レポートをお届け。

朝イチのティショットをOB。スタートから大きくつまづいた地元出身の優勝候補に暗雲

地元開催の全英出場。期待に応えたいという気持ちが、プレッシャーとなったか?

小雨が降ったり、激しいスコールのような雨になったり。かと思えば、肌を焼く強い日差しが降り注いだり。ポートラッシュの天候は、かくも変わりやすいものなのか。この原稿を書いている最中も、今の今まで静かだったメディアセンターの中に、屋根を強く叩く雨音が響き渡る。と、思ったら、唐突に止まる。さて、天候のことはさておき。

全英オープン初日は、地元の大声援を受けるマキロイ がまさかの大乱調。考えれば、朝の練習場からおかしかった。アイアンで、右にやけに大きく打ち出し、ドローで戻すボールを打っていたのだ。普段は軽く右に打ち出されるドローボールなのに?

そんな違和感を感じながらマキロイの全英が始まった。そして、1番・パー4(421ヤード)、ティショットでアイアンを手にしたマキロイだったが、いきなり左サイドに大きく曲げてOB。打ち直しの3打目もフェアウェイ左のラフへ。さらに、そこから打った4打目はラフが深過ぎてアンプレヤブル。最終的に、スタートホールを8とし、4打ビハインドを負っての予想外の出だし。

次のホールをパーとしたが、3番でボギー。その後は7番と9番でバーディーを奪い、前半をなんとか3オーバーで折り返す。ラウンド後進むごとに、ギャラリーの歓声は途絶えていった。

同組ウッドランドの16番ホールの奇跡に、この日が“マキロイの日”ではなかったと痛感

ショットを打ち終えるたびに首を傾げる仕草が目立つようになったマキロイ。グリーン上では、パターフェースを上に向けて、ボールを“コンコン”と弾ませている。集中力が途切れた時の、マキロイの仕草だ。

そうして訪れた16番・パー3(236ヤード)。ここまでパーを重ねて耐え忍んできたマキロイ。ここでも無難にワンオンさせたのだが、バーディパットを外してしまう。ここまでは仕方ないと思えるのだが、さらに上りの1メートルのパーパットまで外し、さらにカップの上についた30cmのボギーパットまで外してしまったのだ。さすがにボギーパットを外した時には、ギャラリーからどよめきが起こっていた。結局、このホールをダブルボギー、さらにスコアを後退させてしまった。

さて、そんなマキロイと同組で回っていたのが、ゲーリー・ウッドランド。ウッドランドは、16番までを1バーディ、3ボギーの2オーバーと無難なプレーをこなしていた。そんなウッドランドが、16番のティショットをグリーン左サイドに打ち込んだのだが、打った本人はおろかその場にいたギャラリーも球の行方を見失ってしまった。「どこに行ったんだろう?」という空気が流れた直後、グリーン左サイドのギャラリーから大きな笑いが爆発した。

ギャラリーのバックパックの上にウッドランドのボールがすっぽり

誰もが行方を見失うはずである。なんと、ギャラリーの男性のバックパックのへこみに、ウッドランドが打ったボールがすっぽりとはまって乗っかってしまっていたのだ。周囲は、この珍しい光景に大喜び。自分のバックパックにボールがはまっているため、振り返ることもできず、その場で固まる男性。その姿に周囲は、笑いが止まらない。

ウッドランド自身も「アンビリーバブル」といった表情で、状況を確認。バックパックからボールをピックアップし、ルールに則ってプレーを再開。そして、アプローチをきっちりと寄せて、このホールをパーとしたのだ。ウッドランドは、この珍妙な事態に遭遇した男性にボールをプレゼントしていた。

こんなハプニングが起こってもパーを堅持したウッドランドに対して、ワンオンさせたにも関わらずダブルボギーとしてしまったマキロイ 。この16番での出来事が、マキロイの現状を如実に物語っているように思えてならない。

この後、最終の18番・パー4(474ヤード)もトリプルボギーとし、初日を8オーバーの79で終えたマキロイ。予選通過は、かなり厳しい状況だが、どのように地元開催の全英を締めくくることになるのだろうか。

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