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ヨコシン(横田真一)と小技は遊びながら上手くなる vol.10

2020/02/20 ゴルフサプリ編集部

子供が何でも遊びから覚えていくように、ゴルフも遊び感覚で覚えるのが上達への近道。奇才・ヨコシンのショートゲームの“遊びの流儀”を大公開!

横田真一

1972年生まれ。
ツアー2勝。専修大学卒業。順天大学医学部研究科の都内の修士号を取得。
自ら監修の都内の練習場『YOKOTA GOLF BASE』では、レッシュ4スタンス理論に基づくタイプ別レッスンを行っている。

ヨコシン(横田真一)と小技は遊びながら上手くなる|傾けて遊ぶ

絶対にダフりもトップもしない打ち方ってあるのか?

被せるトップしにくい

フェースを被せてセットすると、ヘッドが下降の途中でインパクトをするのでトップしづらくなる。

開くダフリにくい

フェースを開くことでソールのバウンス部分を接地。このバウンスを滑らせる感覚を覚えれば、あまりダフらなくなる。

クラブを閉じたり開いたり、傾けて

──アプローチショットで、絶対にダフりやトップをしない打ち方って無いですか。

横田 それは、クラブを被せたり開いたり傾ける遊びをしてみて、どうしたらダフらないか、トップしないかというポジションを探してみるのがいいと思いますよ。

──開くとどうなるんですか。

横田 基本的には、ソールのバウンスを滑らせるように使えればダフりにくくなりますよね。

──確かに、フワッとした球を打つ時は、ソールを滑らせる感じでやるからダフリにくい感じはします。

横田 逆に、開いた時にリーディングエッジが浮くとトップしやすいじゃないですか。だからトップの場合は逆にフェースを被せてみるといいんですよ。

──でもフェースを被せたらトップもダフリも出そうですけど。

横田 そう感じるなら中途半端に被せずに、思い切り被せてみたらいいんですよ。ボールを右足の前にセットして、バウンスが地面につかないくらい超ハンドファーストにして被せて打ってみてください。ダフらないし、トップもしない球が打てます。

応用編|トップもダフリもしない構えは?

ボールは右足の前から外にはみ出るくらい“超”右足寄りにセットする。クラブが下降の途中でボールをヒットするのでダフらない。

クラブのソールのバウンスの部分が地面に接地しないくらいに被せることで、バウンスが跳ねてトップをするということが避けられる。

ボールを超右に置くので、かなりのハンドファーストの構えになる。この構えから『上げて下すだけ』のスイングをする。

ヨコシン(横田真一)と遊んで分かったこと|被せてトップさせる

ゴルフにまつわる“遊び”にヨコシンがレッスンを加えることで小技が学べる、この連載。今回は、トップもダフリもしない打ち方をゲットする!

フェースを被せて、赤道の下を叩けばトップもダフリもしない

普通に構えてボールの横っ腹を打とうすると上昇軌道で当たってトップする。

ヘッドを被せておき、ボールの赤道よりも下あたりを目がけて打つと、下降軌道の途中で当たるのでトップしない。

フェースを被せてハンドファーストのままで打つ

──ハイパー・ハンドファーストにすると、どうしてダフリもトップも出ないんですか。

横田 ダフッたりトップをする時の状況は、『ボールと地面の小さな隙間』にヘッドを入れようとする時に起きます。この時、ヘッドが上昇軌道でボールに当たるとトップし、下降軌道でボールの手前にヘッドが落ちるとダフります。練習量が少ないアマチュアが、ボールと地面の間の隙間という「点」にヘッドを入れようなんて、難しいことをやろうとしてはいけません。
そこでハイパー・ハンドファーストが出てくるわけです。ボールを超右足寄りにセットして、超ハンドファーストに構えます。そして、ボールの赤道の下あたりを目がけてトップをするつもりでヘッドを下ろしていきます。

──それではトップしちゃうじゃないですか。

横田 いや、超ハンドファーストでヘッドを被せてあるので、クラブが
下降の途中で当たるので、トップめに当ててもヘッドがボールの下に入って行くのでトップしないんです。それに、ボールの赤道より下半分という広い『面』を目がけていくので、手前をダフることもありません。
気を付けるポイントは一つだけ、超ハンドファーストで構えた時の左手の甲の角度を変えずに打っていければ、クラブの軌道が変わらず、赤道の下を下降軌道で打てるのでトップもダフリも出なくなります。

ハイパー・ハンドファーストに構えたら、あとは左手の角度を変えずに上げて、下すだけ。フォローでは左ヒジを抜いていく感じになる。

超ハンドファーストにしてヘッドを被せて状態で、左手の角度を変えずにダウンしてくるとヘッドが下降の途中でボールに当たるので、トップもダフリも無し!

ハイパー・ハンドファーストに構えても、ダウンに入った時にボールをヒットしようと左手首を甲側に折ると、ボールので手前で落ちる。

左手が甲側に折れると、ヘッドがボールの手前で落ちてダフッたり、ボールに上昇軌道で当たってトップしたりする。

ヨコシン(横田真一)コラム|ウェッジのバウンスはいろんな局面で効果を発揮する

ウェッジのソールにある出っ張りを『バウンス』と言いますが、この出っ張りは何であるんでしょう? 

まず大きな役割の一つが、バンカーでボールを砂ごと出すエクスプロージョン・ショットを打つ時に、砂を爆発させる時に威力を発揮します。バウンスはボールにスピンをかけるときにも有効です。

ウェッジを打ち込んだ時に、バウンスがあることでヘッドは被る方向に微妙に回転しながらインパクトを迎えます。インパクトではボールはヘッドが動く方向と逆に回転がかかりますから、ボールにはバックスピンがかかることになります。

あとは、アプローチで芝の上を滑らせるように使うことでダフることなく
アプローチをする時も有効なのがバウンスなのです。

GOLF TODAY本誌 No.571 120~123ページより


ヨコシン(横田真一)と小技は遊びながら上手くなる

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