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数字で振り返るOlympic|東京五輪男子ゴルフ視聴率20%の衝撃!女子も16%!

国内ゴルフ中継の歴代最高記録を達成!

2021/09/04 ゴルフサプリ 編集部

女子ではリディア・コーとのプレーオフを制した稲見萌寧が、日本ゴルフ界初のメダリストとなった。

歴代最多となる27個の金メダルを獲得し、連日のメダルラッシュで盛り上がった東京五輪。野球、サッカーなどの人気競技で高視聴率をマークしたのは、もちろん、ゴルフ競技でも予想を超える視聴率を記録。その要因とは?

昼の放送時間でも高視聴率だった要因とは?

東京五輪で最も視聴率が高かった競技が37%を記録した野球の決勝戦(日本│アメリカ戦)で、金メダルを獲得した卓球の混合ダブルスなども24.6%をマーク。そんな中、松山英樹がメダルまであと1歩に迫った男子ゴルフの最終日が平均視聴率20.7%をマークし、瞬間最高視聴率は23%。実はこれは日本のゴルフ中継として歴代最高の視聴率で、これまでの最高だった18.7%(1987年の全米オープンジャンボ尾崎、青木功などが出場)を34年振りに更新した。

しかも、今回の東京五輪で高視聴率をマークした競技のほとんどがプライムタイム(午後7時から午後11時)の放送時間帯だったが、ゴルフ競技の20.7%は15時5分から16時56分の時間帯でそういう意味でも予想を上回る注目度だった。ちなみに女子競技でも稲見が銀メダルを獲得した最終日は平均視聴率16.4%と高視聴率を記録した。

開幕前はそれほど注目度が高いと思われていなかったゴルフ競技だが、やはりコロナ渦以降のゴルフブームの影響や今年の「マスターズ」で勝った松山英樹の注目度によって“お昼でも20%”を記録したのだろう。

金メダルは男子がザンダー・シャウフェレ、女子がネリー・コルダとどちらも米国代表チーム。男女とも2位と1打差の大接戦で最後まで盛り上がった。

飛ばし屋No.1 男女とも意外な国だった

フィリピンには笹生を超える飛ばし屋がいた

ゴルフ大国と言えば男子は米国や英国圏、女子では米国や韓国、タイが強いが部門別データを見ると意外な国の選手が上位に来ている。男子では平均飛距離1位がベネズエラ出身のジョナサン・ベガスで、パーオン率1位がコロンビア出身のセバスチャン・ムニョスだった。

女子の平均飛距離では今年のメジャー王者であるタイのパティ・タバタナキット、米国のレキシー・トンプソンを抑えてメキシコのマリア・ファッシがトップ。また、日本ツアーで平均飛距離トップを独走する笹生優花はフィリピン代表で出場したが、同じフィリピン代表のビアンカ・バクダンガナンは笹生を超える飛ばし屋だった。

意外な国の選手として注目を集めたのはインド代表のアディティ・アショク。アショクは世界ランキングでは200位だったが、3日目を終えて単独2位。最終日も最後までメダル争いを演じて好プレーを続けたが、銀メダルをかけてプレーオフを争った稲見萌寧とリディア・コーに1打届かず4位でフィニッシュ。メダルは逃したが4日間とも60台で回り、世界的にも注目を集めた。

ゴルフ界では海外メジャーやPGAツアーに注目が集るが、そこに出場できない国の選手が活躍するのもオリンピックゴルフの醍醐味だったと言えるだろう。

インド代表のアショクは16年のリオ五輪にゴルフ競技で最年少の18歳で出場。今回はプロに転向して2大会連続でオリンピックに出場。

稲見はFWキープ率1位が銀メダルにつながった 畑岡は鮮度セーブ率が1位だった

開催コースの霞ヶ関カンツリークラブはアリソンバンカーといわれるアゴの高いバンカーが有名だが、畑岡はロブに近い高く上げるバンカーショットで攻略。

2位の選手とは10%の大差。最終日は90%超

男子ではダスティン・ジョンソンなど数名の出場辞退者がいたが、女子は世界ランクトップ10の全選手が出場。女子の最終日は世界のトップ選手によるメダル争いになったが、稲見萌寧はそんな選手達を驚異的なフェアウェイキープ率で圧倒。4日間トータルのフェアウェイキープ率は85.71%で、2位の選手より10%以上も高い数字をマーク。さらに9バーディを奪った最終日だけを見るとフェアウェイを外したのは1回のみで、フェアウェイキープ率は92.86%という数字を残した。
本人は銀メダル獲得後のリモート会見で「世界で通用するにはドライバーの飛距離をもっと上げないといけないと感じました」と語っていたが、逆にドライバーの精度は世界のトップレベルといえるだろう。

また女子では9位タイに終わった畑岡奈紗がサンドセーブ率1位。粘りのプレーを見せていた畑岡は5回バンカーに入れていたが、すべてパーセーブでしのいでいた。一方、男子では松山英樹がプレーオフの末に銅メダルを逃して4位タイ、星野陸也が38位タイだったが、主要な部門別データを見ると平均飛距離もフェアウェイキープ率もパーオン率も全て星野が松山より上だった。

松山英樹は新型コロナウィルスに感染してからの休養明けということもあり、フェアウェイキープ率が44%。得意のアイアンでもパーオン率が69%と調子ではなかったが、ピンチの場面でもアプローチで凌いで最後までメダル争いを展開。マスターズ王者の地力をみせた。

平均飛距離もフェアウェイキープ率もトップ15位に入っていた星野。3日目に「73」と苦戦したが、最終日は5アンダーボギーなしの好スコア「66」をマーク。
※SGパッティングはストロークゲインドパッティングのことで、パッティングがどのくらいスコアに貢献したかを算出した数字。

GOLF TODAY本誌592号/65〜67ページ

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