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全米女子オープン、難易度の高い最終日のセッティングに小祝さくら等、5人の日本人選手が挑戦

最終日、アンダーパーでラウンドしたのはわずか2人!

2022/06/06 ゴルフサプリ編集部

6月2日(木)から5日(日)、米国ノースカロライナ州にあるパインニードルズ・ロッジ&ゴルフクラブ(6683ヤード・パー71)で行われた第77回全米女子オープン。渋野日向子、ディフェンディングチャンピオンの笹生優花をはじめ、計15名の日本人選手が出場したが、予選通過を果たしたのは、小祝さくら、馬場咲希、畑岡奈紗、西郷真央、高木優奈の5名のみ。メジャー最終日らしく、厳しいセッティングに多くの選手が苦しんだ。

PHOTO/USGA®️ 2022 U.S. Women's Open

小祝さくらはスコアを2つ落とすも順位が上がったことに驚き

メジャー最終日らしい難しいセッティングに加え、風のジャッジも難しい状況。多くの選手がスコアを落とし、アンダーパーでラウンドしたのはわずかに2人という、厳しい1日となった。

そんな状況下で、日本勢最上位でフィニッシュしたのは小祝さくら。トータル1オーバー24位タイからスタートし、3日目と同様、2オーバーでのプレーでトータル3オーバーとなった。だが順位のほうは20位タイに上がってのフィニッシュとなった。この結果に小祝は「上がってみたら、意外と順位が下がってなかったので、ビックリしました」と感想を述べている。

さらに、4日間を戦い抜いたことについては「短いようで長かったんですけど、やっと終わりかって感じで、今は寂しさとか一切ないんですけど、それでもまたリベンジというか、全英オープンだったり、全米女子オープンだったり、チャレンジしていけたらいいなと思います」とコメント。「寂しさとかは一切ない」という正直な気持ちを伝えてしまうところに、小祝らしさを感じたが、リベンジしたいという声に力強さも感じた。メジャーの舞台で上位争いをする小祝を、近いうちに見られることに期待が膨らむ。

3日目に1アンダーで回り、トータル2オーバー31位タイからスタートした馬場咲希だったが、最終日はスコアを7つ落とし、通算9オーバー48位タイに終わった。終了後のインタビューでは「今日はメジャーの最終日の難しいセッティングに対応することができなくて、後半はボギーを何回も打ってしまったり、そのあとダボを打ってしまったりしたんですけど、いい経験にもなったし、楽しいラウンドだったので、来年も来られるように頑張りたいと思います」と前向きな声を聞かせてくれた。

最終日は2020年の全米女子オープン覇者キム・アリムと同組。3日目はビアンカ・パグダンカナンとともに回ったが「すごい飛ぶ選手と回ることができたので、次出るときはもっと飛ぶようにして、アプローチもいろんな種類を増やして出たいです」と話した馬場。「体力づくりとご飯を食べて体重増やして」と初々しい受け答えも聞かせてくれた17歳。「自分が将来闘いたい舞台でもあるので、この年で海外メジャーの予選通過をできたのは良かった」とも。この経験を活かし、さらなるステップアップにも期待したい。

昨年は笹生優花とのプレーオフに破れ、今年こそとの思いが強かった畑岡奈紗だったが、最終日も3オーバーとスコアを伸ばせず、トータル5オーバー28位タイに終わった。

「バーディが2つ先行していい流れで回ってきたかなと思うんですけど、後半に入って、風のジャッジのミスがあったりとか、ダブルボギーも2つ打ってしまったので、特にグリーン周りでパーセーブしていかなきゃいけないところでできなかったのがもったいなかったかなと思います」と畑岡。

さらに「4日間プレーできたのは本当に良かったと思いますけど、自分の望んでいた結果とは程遠い成績になってしまって、悔しい気持ちが大きいですし、これだけバーディが獲れていたにもかかわらず、結果オーバーパーで終わってしまったというのは、メジャーのセッティングで拾えるところで拾っていかないと、こういう成績になってしまうんだなということを痛感したので、これを良い学びとして、これからのメジャーに活かしていけたらと思います」と明確に自己分析。畑岡の気持ちはすでに次のメジャーに向かっている。

西郷真央はアメリカに残って次のメジャーに備える

4オーバー46位タイからのスタートとなった西郷真央。「思ったショットを打てる回数は増えましたけど、なかなかグリーン周りで苦戦してしまった。最後までいい流れをつかみきれず、思ったようなプレーができなかった1日でした。ただ、ショットの内容自体は自分が思ったように打てていたので、それ以前のマネジメントであったり、番手選択であったり、そういった部分が自分の中の思ったところとずれてしまっていたのかなと思います。難しいアプローチからでも、寄せワン獲れるようなグリーン周りの技術自体もあげていきたい」と、さらなる技術向上への思いを口にした。

この後は日本に帰らず、アメリカに滞在して、次のメジャーに挑戦するとのこと。技術面はもちろんだが、トレーニングで自分の身体もしっかりコントロールしていきたいと語った西郷。次は万全の状態でいいプレーを見せてくれそうだ。

2日目3アンダーでラウンドし、予選通過をかなえた高木優奈だったが、3日目は6オーバーとスコアを大きく落とし、57位タイに後退。さらに最終日は13オーバー、84とスコアを崩し、トータル19オーバー、69位で4日間のプレーを終えた。

終了後のインタビューでは少し涙目ながらも「すごく楽しかったです。予選は持ってるものだけでうまくいけば予選通過できるということは証明できたかなと思うのですが、メジャーの決勝ラウンドのセッティングはまだまだ私の技術だけでは足りない部分がすごく多いと感じました。でも、決勝ラウンドに進まなかったら、きっとこの難しさを実感することは全くできなかったと思うので、今、自分に足りないものが何かというのと、決勝ラウンドに向けてコースが豹変するというこのメジャーのセッティングを自分で実感することができたので、これはすごく大きな収穫だと思っています」と冷静に感想を話し、最後には画面の向こうにいる視聴者たちに向かい「応援ありがとうございました」と笑顔で締めくくった高木。彼女の次なる目標は日本のプロテスト。今回の貴重な経験を活かし、ぜひ合格をつかみ取って欲しい。

優勝はトータル13アンダーの大会レコードでミンジー・リー。初日、2日目とトップだったミナ・ハリガエはスコアを一つ落としたものの、9アンダーで単独2位でのフィニッシュとなった。

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