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トップアマのゴルフ練習法|サンダルを履いてナイスショットを打つ

頑張っているつもりだけど伸び悩んでいる人必見!

2020/01/12 ゴルフサプリ編集部

大きなミスが出る原因のほとんどは軸のブレ。左右に体が動くのを防いで軸をしっかりキープするために才記さんが実践しているユニークな練習方法を教えてもらった。

才記正明さん
(さいき まさあき)
1970年7月19日生まれ。東京都出身。14歳でゴルフを始める。2010年から10年連続で関東ミッドアマ決勝大会に出場し、18年は4位タイ。日本ミッドアマは今年で8回目の出場。ドライバー平均飛距離250ヤード。

8割くらいの力で振れば軸がブレず、十分距離も出る

足元が不安定だから正しい位置に立てる

練習場に行くときはゴルフシューズを持って行きません。いつもサンダル履きのままでボールを打っているからです。サンダルで打つのはスイングの回転軸を安定させるためです。最近のゴルフシューズはとてもよくできているので多少体がスエーしてもある程度カバーしてくれます。しかし、足元が不安定なサンダルだと正しいポジションに体重を乗せておかないと、足がめくれ上がってしまいきちんと振り切ることができません。

一つ目のポイントは左右両方の内股に力を入れておくこと。全部の体重を内側に乗せ、外に逃げないように意識すれば、バックスイングからフィニッシュまでしっかり立ち続けることができます。二つ目はライン出しを意識して低く長くヘッドを出すようにすること。それだけでインパクト後も頭が残って、体が伸び上がらないようになります。

正しいポジションで立てればサンダル履きでもナイスショットが打てる。

意識して内股に力を入れておくのがポイント

ヘッドを飛球線方向に低く長く出す。頭が最後まで残って体が伸び上がったり開いたりしない。抑えて打ってもつかまって芯に当たるのでかえって距離が出る。

スエーで軸がブレると、トップで右足、フォローで左足がめくれる。

才記流距離合わせ

グリップの長さで距離をコントロール
「長いパター(37インチ)は上体が起きるので周りがよく見えてターゲットに集中できます。ロンググリップは握る位置を変えることで、同じ振り幅で距離を調整できます」

スコアアップアイテム

パターグリップ
「新品の時は雨で濡れるとヌルヌルする材質でしたが、使い込んで表面がガサガサになったら滑らなくなりました。しばらくは交換できませんね」

得意クラブ パター
「ショットでバタバタしてもパターが入ればパーを取れます。ナイスショットした人よりも少ないスコアで上がって驚かれるとうれしいですね」

練習回数 週1〜2回
「球数は100〜200球くらいでSWは必ず1カゴ打ちます。ちゃんとつかまらないと飛ばないので調子のバロメーターにしています」

ラウンド数 年30回
「60〜70ラウンドくらいしていた頃は惰性になりがちでしたが、回数が少なくなったことでゴルフに行くことが純粋に楽しくなりました」

 今季ベスト&ワーストスコア 
9月28日 69 つくばねCC(プライベート)
「試合の翌日のラウンド。プレッシャーから解放されてドライバーが気持ちよく振れました」
9月25日 82 石岡GC(関東ミッドアマ初日)
「ドライバーが曲がりまくって、ダブルボギー2個とボギー7個。ゴルフになりませんでした」

※アマチュアにはボランティアで協力していただいています。

GOLF TODAY本誌 No.571 97ページより


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